サイト内 移動
NEW ENTRIES
Search Box
CALENDAR
S M T W T F S
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30     
<<  2024 - 04  >>


2024 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2023 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2022 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2021 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2020 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2019 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2018 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2017 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2016 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2015 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2014 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2013 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2012 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2011 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2010 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
COMMENTS
    JR東日本「ひたち東京フリーきっぷ」なども9月末にて終了
  • emisaki >10.06
  • 常磐民 >10.05
CATEGORIES
ARCHIVES
Status
現在: ゲストモード
PROFILE
OTHERS
POWERED BY
ぶろぐん

料金改定にて疑問と隠れた改定と不正確報道
 2013年12月12日、JR東海から来年4月の消費税率8%に伴う改訂料金が発表された。申請なので「案」となっているが決まったと考えてよいでしょうね。東京から熱海はJR東海の資料によると運賃1890円から1940円、自由席特急券は1680円から1730円と50円ずつの値上げとなる。切符とICカードでの料金違いのややこしさに加え、同じ乗降駅でも事業者が異なると料金が違うのだろうか?

当初、飛ばし記事かのようICカードのほうが安いとしたテレビ報道はなくなり、最初から全て正しいことを言ってたかのようになった。字幕の誤字はすぐに謝るくせに、こういうのは「当初は~としておりました」みたいに訂正することがない。

 やはりマスコミは広告の操り人形ってことで、いままでいくつもの全国ネットなニュース番組を見てきてもICカードのほうが高くなるという点に触れておらず大都市圏、ようするに東京の近距離区間の料金でしか語ってない。嘘とは言えないのだが断片の真実だけ語るのは事の真相ではなくマスゴミのいつもの誤魔化し手法である。JR東日本の特定区間、地方路線、幹線の料金表にて一目瞭然で、幹線・地方路線の料金表でICカードのほうが高くなるのが約半数ある。

 現行運賃1890円のところを消費税分だけ上げる計算だと1944円でICカードはその額面だが切符は1940円となってる。四捨五入のように1円の桁が4円まではICカードが損、5円以上はICカードのほうがお得となっていた。何も気にせずICカードのほうが安くなるのは「電車特定区間」内を移動するときだけで、大都市から離れれば東京のテレビ局の放送圏内であろうと「地方交通線」になってしまうからマスコミが捨て置くのはおかしい。


 鉄道マニアではないので何か間違っているかもしれないが、「東京近郊区間」っていう広大な範囲は何らかの割引を除外させるために仕組まれた区間だと感じており、「電車特定区間」とは違う。現に東京~熱海は東京近郊区間であるが、電車特定区間だとしたら1890円なる料金設定がないので地方路線ということに。

 調べると拡大をし続けている「東京近郊区間」に比べて「電車特定区間」ってのは狭い。「電車特定区間」が広がるのなら運賃が安くなるのだが、「東京近郊区間」ってのが広がるのはJRが得をするだけの決め事ではないのか!? 現に、ド田舎まで「東京近郊区間」に指定されており来年4月からも拡大される。

 過去より旅をしてきて覚えてきたことだが、「東京近郊区間」だと新幹線から特急への乗り継ぎに割り引きが発生しないだとか、100km過ぎても有効期間が増えず途中下車もできないだとか営業者に有利に働くようになる。以前、スーパーひたちから東北新幹線と乗り継いだが特急料金は別々に乗ったのと同じ。ところが新幹線で名古屋へ行き、特急に乗り継ぐと特急料金に割引がある。普通の人は何も考えないんだろうけど多額消費する旅人は考えるんだな。これだから高速バスやLCCに流れるのも必然といえる。


 多回数の利用者としては、近距離において回数券代わりなイオカード(SFメトロ、バス共通カード)がなくなった時点で期待するものはない!と怒っていた次第で、もうこうなっては円単位増減なんてどーでもいいと思ってる。

 大人としては運賃がいくらであっても毎回10円未満の変動なので使用回数によって平均化されてしまうから労力の無駄となる。消えていった割引カードに比べたら「ちりも積もれば山」とはならない。だから計算して使い分ける奴はいないと思う。

 でも、子供なら考えるでしょうね。消費税ができたとき20円のお菓子を買うのに1個だと、20×1.03(当時3%)=20.6 四捨五入で21円。2個なら20×2×1.03=41.2=41円のお支払いだから2個買うとか、どうせ親のカネだろうとももらったお金からの有効活用には頭を使っていた。



 同時に発表された、疑問な改定が発表された (もっと改悪はいろいろあったから改定とし、この程度だとあっちの思うツボで諦めの範疇)。改定は自由席特急券と急行券の有効期間が2日間から当日限りとなってしまうことで、現状維持しないと何の問題があるのか?

 買ってしまっていたが予定がズレて2日間有効で救われたなんてこともあったが、来年4月以降は当日限りなので紙クズになる前に駅に駆け込んで手数料を取られて払い戻しをしないといけなくなった。決まってないから自由席にしたので、決まってるなら指定席にしてる。

 日程(時間)が決まらないなら先に買うなと言われそうだが、接続の遅れなどで切符を買う時間がなかったことが何度もある。なかでも新大阪駅で最終の新幹線に間に合わないから、瞬時の思いつき入場券で突入してギリギリ乗って車内で買ったことは忘れられない出来事。入場券ならすぐ買えるが、新幹線切符ともなると簡単にはいかないのは知ってるでしょう。夏に花火の予定を組んでいる特急じゃなくても終電ばかりになってしまうし混雑によって時間通り駅に辿り着けないことも。

 昔から何かと改悪に暴れないで受け入れちゃう日本人だが、旅の手段も大多数は決まった一つの計画を突き進むってことでしょう。旅だって条件次第なんだから柔軟に考えたほうがいいと思う。一つにきっちり決めてしまったら「面白いところは時間を割き、つまらないところは早々に」ってことができないじゃないか。長期休暇したら席はないとの恐怖も依然として残ってる理由もあるが、休暇下手の日本人って全く変わってませんね。
| emisaki | 06:09 | comments (0) | 交通::JR |
コメント