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「たけしのニッポンのミカタ!」より
2013年4月19日放送 たけしのニッポンのミカタ!
~流行る観光地にはワケがある!?~

最初に紹介されたのが「SL人吉」で、SLを走らせるだけなら一部の鉄道好きにか受け入れられないがSL人吉はなぜ人気なのか?について、次々と驚きを感じる仕掛けが行われてる。「驚き」については、くまモン観覧に関わってたら1年以上前から目にしていた「くまもとサプライズ」という標語。

 SLの内装もモダン&レトロとなっていた。 番組と関係ないがSL以外でもJR九州には観光用車両が多い。木材を使った車両内装は鉄道界で有名な人のデザインとのことだ。

 前々から言ってるように「汚いと古い」は全く違う。汚いまま放置していたならば、それを見た観光客を通して来てない人にまで大きく負の印象を与えてしまう。そうして「廃墟マニア」がやってくるようでは観光地として終わってしまう。ダメなローカル線ほど汚いという言葉が当てはまる。お金がないという言い訳をした時点で結果が決まっているのである。

 SL人吉では添乗員さんが子供にメッセージカードを書いたり、(各地でやってるが)子供用制服着用させての記念撮影。それよりも現地の人がSLに向かって手を振ってくれる。「観光お客さまが一番喜ぶことは地元の方々が精一杯おもてなしをしてくれてることが目で見て伝わること」だと考えJR九州が市役所を通じてSLに手を振ることをお願いしたとのことだが、これは九州新幹線全線開通のCMがあってのことでしょう。到着すると温泉旅館の女将がお出迎えし、駅では昔ながらの弁当売り。これらが行えるには地方ならではもあるが、方向性としては各地で参考になる。

 こうして同じようなことをするにしても、言われたからやりましたとか、各地でやってるからマネしてるとか心が伴わないお仕事的なノリなら不必要ですので客としてお断りしたい。

 また、私が知り得た事から書くと、観光に直接関わってない現地の方々までもおもてなしの心があることが重要で、観光関係者がちょっと別の事をブログに書いたくらいで他の宣伝してるのか!とか噛み付いてくるような住民がいるようではダメだ。街がそんな空気になってるということだから。


 番組でJR九州の人が「見て伝わること」と言ったが、大部分は見えない感じ取れる点だと私は思ってる。俗に言う「空気」ってやつです。もっと過疎地になるほど地域の人々が閉鎖的であり、昔聞いた事がある「他人(ひと)を見たら泥棒と思え」なる空気や視線を感じるので客としては気持ちが悪い。反対に異様に親切な場合もあり両極端とも言える。親切を受けるには溶け込む才能が必要だが。


 次に番組では清里(山梨県)の繁栄と衰退が紹介されたが、当時を知らない私には番組で紹介された部分で考えるしかなく、ファッション誌に踊らされて客が押し寄せ、何が魅力かわかりもしないうちにバブル崩壊と共に終わってしまったように見えた。今ほどの多様性がない時代だからブームとなってしまったのだろう。今ならそこまでの集中は考えられないが、マスメディアに流されやすい傾向は大きく残ってる。

 ここから同じような危険を感じた。「何が魅力かわかりもしない」と書いた点での「ゆるキャラ」である。全国の多くは集客効果が高いからと追従してきただけで、何がいいだかわかりもしないだろう。そういう関係者に声を大にして言いたいのは、魅力がわからないようなら迷惑なのでやらないで欲しいということだ。清里を例にした番組でも観光地のあるべき姿とはその土地が持つ本当の魅力に気づくことなのかもしれないといったん締めくくってた。
| emisaki | 08:45 | comments (0) | 大衆媒体::テレビ |
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