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ぶろぐん

再発見“昭和の底力” フジテレビ スーパーニュース より
2013年10月10日放送 フジテレビ スーパーニュースより

 1964年 東京オリンピックのカヌー競技の会場で知れ渡った相模湖は首都圏の観光地となったそうで、以降には観光客が多かったが娯楽の多様化によって減り続け、平均年間200万人を超えてたのも5年前に60万人を割り込んだとのこと。しかし、その後に上昇に転じ、昨年は124万人に回復と

キーワードは 「昭和レトロ」

 “居心地がいい” ・・・これが東京オリンピック時期に青春を迎えてた方々が言うならわかるが、番組インタビューでは20歳代が答えてる。昭和より更に戻り京都、鎌倉やの客層でも感じることができるから市場調査がしっかりしれてばビックリする回答ではない。もちろん私も客だから毎日確認できるわけもなく行ったとき固有の感想となり、あとは収集した情報によるものだが、休日に集まってくる人たちの傾向として間違ってないだろう。

 この「昭和レトロ」も絶滅危惧である。なぜなら、「汚い」 と 「古い」 は全く違うと訴えてきたように、管理されずに古いから「汚い」へ突き進んでいる。もしくは既に朽ち果てたところが大部分。相模湖においても管理されてきたのではなく放置によって既に汚いに片足突っ込んでるから、上がった客数も下降に転じるだろう。

 客足が遠のくと観光資源であることに気づかず現代風に作りかえるという 大・大的な勘違い をして客を遠のかせたのが多くの観光地であって、そうなったら取り返しがつかない。古いのを守ることは新築するより大変なことだが、新築したら見に行くものがないのだから観光地をやめるしか選択肢がなくなる。そうしたところは人口も減り予算もなく全てを近代化させることすら不可能になった地域である。


 前に取材した「東京都青梅市」の取り組み方は否定しないがもう遅い、街中はレトロであるものの飾ってる映画の看板はレトロを偽装してる新しいものであることが気になった。元から大量にあるはずがないものなので古く見えるものを新しく作るしかない。 別件で語ったことがある「鉄筋コンクリート、エレベーター付きのお城(天守)に用はない」と。前から言ってるが、全員にいい顔するのがお役所的な考え方であって、バリアフリーを歴史的な建造物に持ち込むという筋違いもする。例えば、容易に登れない人がいるからと言って富士山の頂上まで自動車道路を作るような考え方を平気でするのだ(あくまで たとえです)。これがわからないから困る。


 「昭和レトロ」は何年も前に観光・温泉地の成功と失敗を考えたときに出してきた言葉である。そこに加える重要な点は生活感が漂ってないことだ。この当たり前の講義を受けてた観光業者がいましたが、「生活感が漂わない=非日常」である。言葉にしなくても客の当然な欲求。

 観光業者が選んでる「にっぽんの温泉100選」で十年だか1位の草津も、広い目で見ると魔の手が襲っててリゾートマンションという不気味な建物があるが、温泉街中心部は守られているため存続している。近くに及んだら草津も壊滅する。客として考えれば当たり前ですよ、マンションが建ってる温泉街に誰が行きたいと思うんですか。全国的にみると 一儲けされ後は知ったことではない開発によってゴーストタウンと化したところはいくらでもある。中でも越後湯沢は最悪だ。別荘だから人がいないのとは違う。一棟のマンションに大量の部屋が売りに出されてる。報道によると相続人がいなかったり相続放棄された部屋も多数あるようだ。

 日本と外国の特殊な場所を混同している人たちが多くて困る。古臭い何事も欧米かぶれ時代の人たちの考えか?外国人のほうが日本の良さを認めてるのに時代遅れ。 沖縄県とて例外ではなく開発業者によって観光地としての価値が悪くなり人が減るという悲惨な結果もある。本件の「昭和レトロ」というライバルが少ない観光資源を潰すようなズレた考え方を正さなくては悲劇を繰り返す。いつになったら、将来を見据えた考えと、市場調査をしたり客の心を知ろう行動するのだろうか・・・
| emisaki | 22:18 | comments (0) | 大衆媒体::テレビ |
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