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ワイドコンバージョンレンズの賭けに出た結末
 本日は諏訪湖の花火だってのに出かけられなかったため、ワイドコンバージョンレンズを付けた試し写りをした。 被写界深度の確認のために少しだけ斜めから撮ったので被写体とカメラが垂直なく左右対称ではないが、画面の鈍り加減がわかれば良しとした。

 厳密に調べる必要もないほど、すぐ使えないと判明。デジイチとレンズで使ってるリポートも見つけましたが、どうやら GW-3 が適合できるレンズは劇的に少ないようです。フィルター径が52mmくらいの入門機種に付属のレンズでしょうか...


リンクされている画像はハイビジョン(1920x1080)サイズでクリックすると新しいウインドウ(タブ)にて表示。尚、望遠側はどうなるかを示しただけで、ワイコンとして重要ではありません。ワイコンつけたまま悲劇的な画質で望遠にする意味がなく、望遠は別のカメラかワイコンをはずすのが基本。

※光源が蛍光灯なので色が変わってますが、面倒なので合わせてません
※室内で照明は暗いため、感度アップしたザラザラした画質は度外視する
※多少ななめに撮影しているため歪曲状態からして画面右側のほうがピントが合いやすくなってる
※全てのレンズにて手ブレ補正はOFF
SONY FDR-AXP35 内蔵レンズのみ、距離約60cm
<29.8mm>
F1.8F2.4F4.0 / F5.6F8.0

<70mmくらい>
F2.4F4.0F5.6F8.0

<298mm>
ピント合わず (望遠時のピントが合う至近距離80cmのため)


SONY FDR-AXP35 GW-3装着、距離約60cm
<29.8mm>
F1.8F2.4F4.0F5.6F8.0

<70mmくらい>
F2.4F4.0F5.6F8.0F9.6

<298mm>
F3.4F4.0F5.6F8.0F9.6

※ 52→49mm ステップダウンリング



SONY HDR-CX500V
<46.3mm>
<100mm>
<555.6mm>※ピント合わず



SONY HDR-CX500V、レイノックス HD-5050PRO装着。これは過去のソニーのフィルター径37mmなビデオカメラで使ってきたもの。
<46.3mm>
<100mm>
<555.6mm>



SONY HDR-CX500V リコーGW-3装着
<46.3mm>
<100mm>
<555.6mm>

※ 37→49mm ステップアップリング



Nikon D2X, AF28/2.8D
ISO400 / 1/180 / F2.8 / AWB
28x1.5 = 42mm


Nikon D2X, AF28/2.8D リコーGW-3装着
ISO400 / 1/180 / F2.8 / AWB
28x1.5 = 42mm x 0.75

※ 52→49mm ステップダウンリング



ついでのテスト。HV20だと主レンズ前玉が筐体から窪んでおり、ワイドコンバージョンレンズとの距離が離れすぎる。
Canon iVIS HV20カムコーダー そのまま
46mm


Canon iVIS HV20 リコーGW-3装着
46mm x 0.75

※ 37→49mm ステップアップリング。HV20のフィルター径は37mmに改造。

他に試したがダメだったもの Canon EF50mm F1.8 II 、SONY HDR-HC1。
ほかの手持ちのレンズは口径が大きすぎて無理でした。


 繰り返し念のため Ricoh GW-3 は同社 GR デジタルカメラ専用のワイドコンバーターです。目的外利用で使えないというのは当たり前のことです。事前に試せる方法がなかったため1万7千円の賭けに出て負けただけです。

この情報を元に同じ失敗を繰り返さないことを祈る。


 中心部だけで比べる限りリコーGW-3は優秀。ほかに色収差はレイノックスより少ないが、ビデオカメラのレンズでは周辺部の流れがひどすぎる(光学設計が合わないから)。歪曲に関してはよさそうだが、同じ倍率のワイドコンバージョンがないため正確には比べられず。
 光学系が変わったのにソニーが新しいワイコンをなかなか発売しなかったから、HDVの時に買ったのをAVCHD時代になって使ってた映像は悲惨なものでした。ソニー純正のワイコンが酷かったんです。当時のカメラはみんな最大広角が50ミリ弱と全然広角じゃなかったから、いま以上にワイコンが必要だった。広角26mmなんて言い出したの最近だもん。

 クチコミをリストアップしてゆくと、デジカメ用をビデオ転用で失敗、ビデオカメラ用をデジタル一眼のレンズで使って失敗という別け方もでき、レンズ径、イメージセンサーの大きさが似通っていても写真とビデオに何か決定的な光学系の違いがあるのかもしれません。


 どうやら広角にする残された道は、画質を捨てて過去よりビデオカメラ用として売られてるワイコンを買うことでしょうか。ケラレが出てるのを考えるとワイコンはかなり大きめである必要がありそうです。どっちかと言えば、望遠が必要なときにテレコンをつけるほうがいいから、20-200mm(10倍ズームの場合)くらいが嬉しかったりする。2倍エクステンダー内蔵ハンディカムなんての発売してくれないかな。空間光学手ブレでは無理か。

空間光学手ブレ補正は止めるから専用ワイコン出して欲しい。


レイノックスはFDR-AX30 / AXP35にて同社製が使えるか公表しています。HD-7062PROがよさそうな感じ。マイク購入もあるし、GW-3の代金がマイナスとしてのしかかってるだけにつらいが、腕が悪い以前にAXP35で出動してからの花火の映像が画角的に悲惨なので、“ゆるい活動”の接近戦も考えると29.8mmは悲劇的です。写真撮影での28mm(または28mm相当画角)レンズで何度も収まらないって嘆いてきたんだから20mm広角が必要なんです。

 こんな条件で失敗と思わないのは、最初から花火写真を撮ることを優先としてないから。肉眼で見ることを第一としており、カメラはファインダーすらのぞいてない。たまにある打ち上げの隙間に確認するくらい。常に映るからビデオカメラの液晶画面のほうが見ることは多いにしても、周辺視野ではみ出てないか確認してる程度。だから向きが違ってることはよくある。肉眼では納得しているので高い旅費を払ってても失敗写真は“ダメだこりゃ”程度で治まっている。加えて計画に掛け持ちを加えることが多いのもある。一つの目的だけで遠征して失敗してきた経験から学んだだけ。







装着感はピッタリなんだけどなぁ 残念でした。
GR専用じゃ売却も無理そう。これはたんすの肥やしかな。

| emisaki | 23:36 | comments (0) | 映像音声::ビデオ機器 |
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