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ぶろぐん

観光客は増、なのに13ランク下げ
 10月10日に観光経済新聞社の第29回にっぽんの温泉100選が締め切られた。中間集計では2014年の20位から33位に転落と言ってよいほどであるが、これが妥当で20位が上がりすぎていたと思ったほうがよい。今年は順位の入れ替えが激しく、災害で営業できないところを除いても異様な状態になっている。それでも上位は多少入れ替わるだけで大きくは変わらない。

 大幅に下がった理由は予想できる。旅行会社が投票するだけに、観光客の増加により宿の取りにくさや、従業員の減少によるサービスの低下が理由だろう。その件はいくつも報道されたからマイナス転じてテレビが無料で求人募集してくれたとプラスにつながっていれば来年度に変化が見られるはず。

 小耳に挟んでいることからすると1位からの上位が本当に上位に値するのか疑問が沸く。更に旅行会社の投票っても例えば別府と草津と登別では評価が同一人物とは思えないので、よくある飲食の投票みたいに全部食ってないのに決められるかー!となると食う前に選んだ段階で決めてしまってる大問題は残るのである。それと比べると業界紙なので団体客の少ない現代は世間には影響しない。一般のマスメディアのほうが桁違いに影響があるのは熱海のテレビロケ地誘致が功を奏したことからもわかる。受け皿を減らしたのは自業自得なのだから、日帰りで収益を得るための戦略へ変更が急務だろう。

 過去の旅館経営者がロクでもない不動産屋に売却した結果が暗黒の20年となったのだと思うが、コンドミニアム型でもいいし、賃貸物件と宿を情勢に合わせて入れ替えられるようなビジネスは展開できなかったのだろうか? これは結果論だから意味はないが、今後衰退することがあったとすると先に待ってるのは日本の人口減少だから、ご祝儀市場である東京オリンピックあとの日本に観光審判がくだるのではないかと思ってる。
 外国人旅行客(欧米)の動向を探ってると、ちょこまか動いてすぐに帰る日本人と違って長期的に滞在しようとしてるが、1泊あたりのお金はほとどない。民泊やらコンビニが重要な存在になってる。民泊で彼らを受け止めるのは主に都市部だろうが、熱海銀座通りに作ったカプセル風な宿泊施設はそこそこ意味をなすかもしれない。カプセル式は出来た当時と違って値段が上昇しすぎたため千円ちょっと足してビジネスホテルに泊まれるなら俺は嫌だって個人的な問題だから、外国人なら選ぶ。宿ってのは心地よく眠るためのところなので俺なら外国人と一緒は絶対お断りだ。被害に遭ってみれば俺の言うことはわかるよ。


 温泉地のランキングが下がったなんてのはどうでもよくて、下がって嬉しいのが客の平均年齢である。顔見知りの案内所のお姉さんから若い子がぞろぞろ秘宝館に行ったとか聞くと違和感があるけどね。




※ 民事裁判判例を参考にすると、このような複数年で価値を失うマーケットリサーチ情報(データ)そのものは著作権法で保護に値するだけの価値を認めないとある。
平成一一年(ワ)第五一八一号 著作権侵害差止等請求事件裁判所 裁判例情報

| emisaki | 23:58 | comments (0) | 熱海::情報・考察・批評 |
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