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キャッシュバック考察(2)
購入を前提に考えてみた。予備機が古いのと壊れてきたから。

 パナのGH5も海外発表されたことだがフォーサーズにしては高そう。ニコンは夏に創業100周年を迎えるから何か出てくるに違いない。ソニーは独自路線で知り合いにレンズ借りることすらできないから全部揃えないといけない。キヤノンではEOS 7Dが落下にも耐え、ボロになるまで使い倒したもののMark2へ買い換え意欲が湧かなかったし望遠レンズが安物しかもってないのがつらい。

 価格がこなれてきたし画素数にしては高感度だと言われてるからニコンD500が有力候補だったのだが、新しくなるのが目に見えてても ずっとフルサイズ機が気になってた。1年半前にD610をつなぎで買うかと一瞬だけ思ったが、おもちゃっぽかったから4Kビデオカメラを先に買って静止画のほうは後回しになっていた。レンズがタンスの肥やしになってるのがもったいない。新しい機種であるニコンD500がリベート対象にはびっくりした。

それより5020円で買った電気シェーバーの3000円リベートのほうがビックリか。

 昨年12月に「キャッシュバック考察」として投稿したが10月頃から始まった各社のもそろそろ終了する。新製品を初期に購入する財力がないとすると1年以上は先になるわけで、だったらお得な現行モデルで耐えたほうがよい。パソコンほどではないが一歩後からついて行くとものすごくコストパーフォーマンスが高くなる。

 予算がないからって下位機種(デジタル一眼レフ入門機)にするのは損で旧機種でも上位機種のほうが性能が高い。下位機種は毎年新製品が出るため時期によっては1段上の製品と同一販売価格になることもある。
 特にキヤノンなんて、EOS Kiss 8Xi , EOS 8000D , EOS 80D と、「何が違う!?」と言わせる品揃えをしている。まるで過去に政府から新製品を出しまくって指摘されたワープロ市場のようだ。もちろん機能的に上な 80D の売価は8Xi より2万円高いのだが、当初からすると売価は並んでおり 8Xi と 8000D は数千円しか違わない。競争が客のためになればよいが、このような不明瞭な商品は客を混乱させているだけだ。従来なら製品機能と値段は3段階くらいなのが6~7段階になった。特定機種にリベートやプレゼントキャンペーンなんてあると、社内の小さい部署間でくだらん戦いをしているように思えてくる。


 購入を迷ってた隙に価格変動がノコギリの歯のような上げ下げ状態になる販売価格競争の底辺を逃してしまった。4Kビデオカメラのときも時期を逃したが、10万円程度で1.5万円もの差が出るのだから20~30万円の品だと大きくなる。D810のレンズキットは確認した最安値から3万円以上も戻している。これじゃリベート金額が消滅。D500も同様にレンズキットはリベートを相殺する額に上がってしまった。ならばリベート終了後とカメラ展示会前の売れ行きの悪い時期で値下がりを待つ方法も浮かび上がってくる。

 当然、最も安くなったのは一般的なボーナス支給前である11月下旬。ボーナスが支給されると動向をチェックしてない普通の人たちに次々と買われてしまうから値下げ競争が始まらず逆に値上がる。

 その後の正月特需は予想外だった。なぜなら12月頃のボーナス支給から値下がり続け、1月になると毎年恒例のラスベガスの展示会(CES)で何か発表されるから特に日本人は新製品が好きで販売が落ち込むし、今の為替レートから外国人が買う意味もないのだが、格安店が在庫する販売数は潜在的需要に比べると恐ろしく少ない販売数で動いていることがわかる。ようするに1店1台だよ。なのに逆オークション状態な値下げ競争だから1台売れたら次に仕入れても高値からスタート。これで需要が落ち、どこかで誰かが手を出すと短時間で連鎖的に安値の順に商品がなくなるのが見えてくる。

キャッシュバックキャンペーンって販売店を潤すためのものだったっけ?

 メーカーがキャッシュバック(リベート)をしてると販売店もそれに便乗してるから値下がらない。リベート額と同じになるのは何ヶ月も先だから今買えないと使えないだけ損する。4Kビデオカメラのときは値下がりショックがないまま新製品に変わったが、それは珍しい。静止画カメラは値下がり続けるが、中古市場が強い。家庭用ビデオカメラだと買った瞬間から引き取り価格なんてないみたいなものだから古くさくなるまで使い倒すしかない。




現在のD500とD810の売価 ほぼ最安値 <2017年1月13日 18時現在で以下の金額の店はほぼ売り切れ>

・D500カメラボディーのみ 199,800円(リベート額[以下CB] 20,000円)
・D500 16-80mmレンズキット 268,000円(差68,200円、レンズ単体94,600円/CB 30,000円)

・D810カメラボディーのみ 237,000円(CB 20,000円)
・D810 24-80mmレンズキット 269,000円(差32,000円、レンズ単体49,800円/CB 25,000円)
・D810 24-120mmレンズキット 315,000円(差78,000円、レンズ単体109,000円/CB 30,000円)


 同じくリベートがあるD750が全く話に出ないのはD3000番台をフルサイズにしたのがD600番台で、D5000番台をフルサイズにしたのが D750 だと見えるから。D750のオートフォーカス測光センサーや操作系統が中低機種 DX(APS-C)機の使い回し。左上のダイヤルを見れば初心者向けの機種と同じであることがわかる。今までの流れからしたら操作に戸惑うしボタン類が少ないことで操作しにくい。 D810 のほうが少し発売時期が古いことで売価が縮まってるから中途半端な D750 は目立たない。

 いままで使ってきた機種から D810 は何気なく操作できたのだが、D500 は説明なしでは無理になったように D750 もダイヤルやスイッチがなくなってしまい細かい設定となると直感的には無理だった。液晶がタッチパネルになってるから操作系統を増やせるものの、それだとファインダー見ながら操作はできない。撮影することを考えると、単に新しい製品だけでは選べない。D750と比べたらD500のほうが操作(調整)しやすい。

 機動性を捨てれば高いレンズのほうが綺麗に写ることがわかってるので下位機種でもよかったのだが、私の場合はAF-SじゃないDタイプAFレンズを多く抱えているからD5500を買ってもオートフォーカスが動かないのであった。旧AF以外に、アナログ絞りが消え、Eタイプレンズしか使えなくなる日が必ず来るでしょうが、今ではない。


 予算的に D810 がダメなら機動性能でフルサイズをやめても D500 を選ぶ。だが、当方の場合はAPS-Cで望遠と連写に強いカメラは安いから後でも買いやすいからもうちょっとEOS 7Dに頑張っていただく。 D500 が手頃なんだが、DXだと画角が1.5倍になるため、20mm相当だと FX 14mmあたりか DX 12-24mmともっと高額なレンズを買うことになってしまう。ニコンの14mmはD1が出た当時のDタイプで十数年間も新しいのが発売されてない。キヤノンの古いレンズと比べたら信用度は桁違いでも画素数が10分の1以下の時代だから単焦点でも現行のズーム14-24mm/2.8のほうが画質は上では?

 待っても D810 の後継モデルがEOS 5Dsの対抗馬で登場すれば実売60万円にもなりそうですから手が出せない。そこまでになったら高級なレンズを買ったほうが少々古いカメラでも綺麗に写るでしょ。

 何か進化するっても1000万画素を超えたときから1画素のズレがシャレにならないんでイメージセンサーとレンズのハイブリッド手ぶれ補正なんてニコンに期待できるんだろうか? 特機ビデオカメラレンズのブレ補正ならある三脚 微振動対応もなかったと思うし。

  リベート以上に購入意欲が出るのは革新的な機能・性能。
  写真業界って保守派が多すぎて革新的なことが滅多に起きない。

 被写界深度が浅すぎ、高画素でピントも合わなくなっているのに何年もフォーカスブラケット撮影モードがなくソニーにも無視されたが、同じく新参者と言えるパナソニックが「あとからフォーカス」を実装してくれた。保守派と書いたが正確には「分からず屋」と言ったほうが正しい。

 動画撮影に関して2017年の発売だとするとプロセッサー性能の予測からして4K動画の対応もオマケ程度でしょう。D5やD500みたいにクロップ状態では望遠しか使い物にならない。動画用CODECチップを搭載するはずもない。追加予算10万円から外部録画機が手に入るからカメラ本体で録画できなくても全画素からリサイズに専念してHDMI出力してくれたほうがありがたいのだ。


※ D810 と D500 は一般的に用途が異なり比べる機種ではなく他の機種を所有にて迷う。


実際に購入を考えてる機種

 昨年11月末頃にD810レンズキットが29万円くらいだったのに現在の額ではリベートを考慮しても割安感がなくなった。新製品がでそうなほど古くなった AF-S 24-120mm/f3.5-5.6G ED VR が不要だと考えると、リベートでお得だから買うとはならない。それに私の場合は中途半端な画角はほとんど使わないことがわかってる。場所取り合戦をして前に行かなくても24mmじゃ収まらない花火大会は多いし、“ゆるい”イベントでも接近戦や並ばれると全体が収まらないことばかり。ちょっと離れたら120mmでは足りない。

ニコンのレンズはリベート発生期間が3月末まで延長 (レンズキット:カメラ+レンズは対象外)

 D810 24-120mmレンズキットとボディー単体の差は単焦点20mm/f1.8Gとほぼ同額との計算となった。初めて買うなら20mmのみはつらいが既に28mmから200mmはだいたいカバーしているから問題ない。ボディーを先に買っておいて広角レンズは考えられる期間が延びた。新品の20mmでもいいし、単焦点は対応がつらいので大三元ツモを狙う可能性もでてくる。また、安価なのに意外にも評価が高い外国製マニュアルフォーカスレンズって選択肢もある。

 ただしレンズ交換のリスクは大きく、時間的に無理と状況的に無理な場合がある。目に見えないがイメージセンサーにとって悲劇的大きさの微粒子な砂埃が舞ってる場所がちょくちょくある。学校の校庭、神社などの砂利道は風がないようでも舞ってるからレンズ交換は避けてる。新製品が出るにしてもレンズ交換時に内部の圧力が高まるとかまで進化は期待できないからズームレンズは重要。レンズの中へ少しホコリが入ってくるならまだいいが、イメージセンサー面への付着は絞り F8 くらいから見えてくることもあるから困る。高画素機ほどゴミ付着は問題になるのにズームレンズの伸縮による吸い吐きを解決しようともせず、安物以外でも伸縮機構が増えてしまったのが残念でならない。レンズ交換したくない理由から D810 か D500 かで追加購入するレンズも変わってくる。

 各社で同一メーカーでも異なる仕様が2種類を超えてしまって消費者としては迷惑。最近の外部企業の技術革新によって電子的に接続可能なレンズマウント変換アダプターが発売されており他社の接続を可能にしてきているが、光学的な問題はかかえているから多数のメーカーで画質の互換性は作り出せない。おもに大きなレンズをミラーレス一眼のような小型機に付けるもので画角も望遠化してしまう。

 さらに友人のテストで判明したのだが純正のマウントアダプターでも画質が著しく低下することがわかった。フォーサーズなレンズをマイクロフォーサーズなカメラに取り付けると画像が鈍ってしまってた。これが写真ではなくハイビジョンの動画くらいでわかってしまう。そうなると値段を下げても専用のレンズを買ったほうがよくなる。

 ソニーでもAとEマウント。客に迷惑をかけない独自路線だったのに、どこからか客に迷惑な独自路線となったソニーは携帯電話より先にガラパゴス化してた。最近、その迷惑さに気づいて変更された特定部分は静止画カメラと動画カメラのアクセサリーシューが世界他社と統一規格に戻った点のみ(ホットシュー ISO 518)。そして事実上、ソニーが負けを認めたのがメモリースティックからSDカードへの対応・変更。過去にはトリニトロンでもシャドーマスク管でも今では液晶でもプラズマでも有機ELでもテレビを見る客に迷惑はかからない。それを忘れたから少しだけ革新的でも買いたくなく、全てもかなぐり捨てても買いたくなる製品もなくなってしまった。最大5万円リベートでも同一装備には100万円使わないといけないから気にならないのであった。互換性がないから徐々に対応してゆくことが難しい。


衝動買いな要素を除きよく考えると、大きそうに思えるリベート金額は小さかった。





2017年1月13日 18:30

 CES2017ではパナのGH5しか大きな話はなかったし、各社のリベート期間からしても日本の展示会に合わせての発表で4月以降の発売だろうか。新製品は他の新製品値上げから予想される定価の値上げと初期販売価格の上げから20万円以上も違うと思われるので、その額くらいな商品を今買うのは損じゃない。

 帰りに衝動買いにしてみようかと思ったら、D810にしてもD500とレンズキットにしても続々と安売り店から消えていた。D810にしては値下げ競争ではなく、突然と1位に入ってきた店で売り切れだった。確認した時点で押さえておかないとダメだったが、早まった失敗もよくあるから止めてた。

 最安ではないが信頼性の高い保険会社になってる倉庫型販売店もきのうの夜はあったが本日売れたようだ。結局、残った販売店であるとリベート額面を考慮した差より値上がったため駆け込み購入の意味すら失った。

毎年2月末ころに開催される CP+ 展示会まで待ってもよさそうかな。


※ 固有の名称はそのまま記載してますがキャッシュバックの正しい英語はリベートです。
| emisaki | 2017-01-13 Fri 07:55 | comments (0) | 映像音声::情報・考察 |
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