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トクだ値がトクじゃないとき
えきねっと トクだ値 新幹線10または15%引き。在来特急10~40%引き。
えきねっと お先にトクだ値 新幹線30または35%引き
えきねっと お先にトクだ値スペシャル 新幹線50%引き(たまにある企画品)

 割引率で選ぶにも「お先にトクだ値」およそ乗車日2週間前までに決めなくてはならない。2週間を残さずして変更すると通常のトクだ値を選ぶことになるが余ってればの話。始発および最終便に近い電車は除外されてる。等々だが、遠距離の場合ほど運賃のほうが重要であって他の乗車券割引がある場合にはトクだ値より安くなる...

 ちょっと早いが、以前から考えてるコースのひとつで、東京→福島(福島県)→大河原(宮城県)→仙台→鶴岡(山形県)→新潟→東京 なんてのを考えてみた。山形新幹線があるからって新庄を選んでないのは名ばかり新幹線は福島まで在来線で所要時間がかかるため新潟周りのほうが早く、遅い時刻まで滞在することができるから。

交通費だけ比較列記すると、

■通常
往:乗5,620(東京→大河原)+指4,200(東京→福島)+乗4,430(大河原→鶴岡)
復:乗7,560(鶴岡→東京)+指930(鶴岡→新潟)+指4,950(新潟→東京)
合計 27,690円 (※ 乗車券の買い方次第で23,710円くらい?)

■お先にトクだ値スペシャル ※2017年11月6~30日乗車限り 桜の時期を考えると使えない
往:乗指6,110(トクだ値30 東京→福島)+乗840(福島→大河原)+乗4,430(大河原→鶴岡)
復:乗2,590(鶴岡→新潟)+指1,860(鶴岡→新潟)+乗指5,280(トクだ値SP 新潟→東京)
合計 21,110円

■トクだ値
往:乗指7,860(トクだ値10 東京→福島)+乗840(福島→大河原)+乗4,430(大河原→鶴岡)
復:乗2,590(鶴岡→新潟)+指1,860(鶴岡→新潟)+乗指9,500(トクだ値10 新潟→東京)
合計 27,080円

■週末パス+特急券 ※土休日連続2日
往:週末パス8,730+指4,200
復:指930(鶴岡→新潟 乗り継ぎ割引)+指4,950(新潟→東京)
合計 18,810円


選択を失敗しなければ、安く行ける もしくは ちょっと贅沢できる。


 通常の運賃だが少し安くなると思う。重複しないため一筆書き経路は1枚切符で途中下車。出発駅と着駅が同じという特殊な買い方のためネットの乗り換え案内で金額を調べることができない。これに近い方法は計算例として鉄道会社の料金説明に書いてあるくらいだから公式でしょうし、発駅と着駅が同じは鉄道ヲタクの人が買ってるのが見つかったので大丈夫でしょう。

 路線上で飛び出すような形で旅する場合は、その区間へ分岐点で途中下車してから別途購入すれば済む。あくまで別だから途中下車しなければいけないところがミソ。調べてゆくと、どうやら一筆書きで切符を買ってる場合に同じJRで別路線に移る場合は正規料金を払ったとしても何か切符のルールで駄目らしい。回避策が途中下車とか。

 だが、運賃も謎が多く、上記のコースとは違うが秋田に立ち寄る場合、東京→仙台→(秋田新幹線)→秋田→鶴岡だと794.9kmとなっていて、「本州3社内の幹線の普通運賃表」なるものを見ると761~800kmまで10,800円になってるんだがジョルダンでも駅探でも11,120円と出る。差が5キロもあるから計算誤差とは思えない。秋田新幹線じゃなく北上から横手経由にすると751.3kmとなり私が見た料金表通りの値段で10,480円になってる。東京から見ると山形、新庄から余目、鶴岡となるから秋田からだと正しい計算がされてないのだろうか?

 鶴岡→新潟→東京は474.6kmだから7560円と料金表通り(大宮までは444.3km)。足すと料金は18,680円。794.9km + 474.6km = 1269.5km だと 14,470円だからだいぶ安くなる。厳密には一筆書きは大宮までだが都市圏なので大きくは変わらないはず 1239.2km 14,150円 + 30.3km 550円 = 14,700円かな。有効期間は8日だから問題ないでしょう。ことあたりはどうでもいいか。秋田まで行くと「週末パス」が使えず「三連休東日本・函館パス」は前に怒ったように客の三連休じゃなくカレンダー上の三連休だから滅多になく使わせる気がない。14,050円をするし「週末パス」は8730円だから範囲外の くりこま高原~秋田~酒田(5,940円)を別途支払ったほうが安上がり。

 えきねっとお先にトクだ値の30%引きくらいなら、こういう買い方のテクニックで制約なく値段を近づけることができそうだ。週末パスみたいな周遊券が使えない平日や範囲を超えた場合にいい。トクだ値だと乗車券込みだから目的地が新幹線の駅から離れるとバラ買いになって割引が薄れる。特急の乗り継ぎ割引も適用されない。大都市近郊だと切符を分割すると安くなる事例がよくでるが、地方路線の遠距離だと1枚で買えたほうが安上がりなのは上記で計算した通り。


 えきねっとトクだ値 はJR東海の ぷらっとこだま よりは使い勝手が良いものの制約はあまり変わらないので通常の買い方で利便性が高くなる通常の切符を買える方法から探った。えきねっとお先にトクだ値だと2週間前で天気予報すら不明じゃ決められないのだ。那智の滝だって資料を集めだしてから実際に行けるまで何年もかかっていたから、時期外れに桜の場所を調べても損はないでしょう。

 高速バスを含めたりすると、この話も破綻する。地方路線だと高速バスの便数が少ないから安いとも言い切れない。また新幹線があっても高速バスがない区間もある。どこへ行くか、どこを回るか、いつ行くか、毎度探る必要があるから面倒。それでも、考えないと数千円単位で損しますからね。私は旅費は細かく考えるタチなので交通機関を儲けさせてくれるのは調査の手を抜く他者に譲ることにします;)
| emisaki | 2017-10-06 Fri 22:12 | comments (0) | 交通::情報・考察・計画 |
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