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ぶろぐん

熱海の今後をまじめに考える 連載 「旧体制からの脱却が急務」
 市役所のおかげで観光客が激増し同時に宿泊において部屋数が足りなくなったのは言うまでもないが、バブル崩壊からリゾートマンションに身売りしたり部屋があっても従業員をクビにしてしまってて許容度がないのは自業自得である。
 花火開催3月11日当日のみ対象店で使える3000円分チケットを大胆にも1500円で販売したが、ステレオタイプと言われようとも対象店とやらは時代遅れな団体客のオヤジ連中が夜に向かうような店しかないじゃないか! 需要がないから弱体化した業界なわけだが、今の熱海の客層に合ってないことがおわかりでない。時代遅れの政治が関与してそうな話だが、だったら現実を知るべきだな。スナック、キャバクラ、風俗店は昭和、今の熱海の客層に必要とされてるのは全く違う。酒が絡んでも違う様相の店だ...

旧体制支配からの脱却が必要だが、旧体制とはホテル旅館と風営法に関わる業態のこと。
民主主義的な率での関与こそが許される。


 建物において 「古いと汚いは全く違う」 と表現されるが、その「汚い」には時代や客層に合わないが含まれる。東京において外国人に好まれるのも都市部にして大変リーズナブル価格だからであり、座っただけでいくらとか数千円からなら好まれない。

 新宿ゴールデン街が外国人に人気なのは雰囲気だけじゃなく、新橋有楽町の高架下、更に下町風情なところへ行けばセンベロ(千円でベロベロになれる)って言われてるところも二十歳台の若年層というかデフレ給与な時代にはバブルとは違って女性も躊躇なく入るようになった。旅行で財布のひもが緩むことはあるが、いつもと異質な店に入る可能性は著しく少ない。今の熱海は古くさいオッサンばかりが客じゃない!

  熱海なら、ジャズ喫茶やボンネットのほうが守るべきところだ。




 大家族や企業団体旅行はとっくに消え去ったのにホテル旅館における部屋の構造が時代に合わないまま対処してこなかったように、俗に言う夜の店は時代に合ってない。そんなふうだから都会で普通の居酒屋までもが違法呼び込みに頼って社会問題化しているわけだ。宅配便の従業員が足りない一方、いらない商業が多い。東京なら利用率が下がろうとも周辺人口の多さが救ってる部分があるが、それでもいらない店は淘汰されてきている。地方なら営業方針の間違えは許されない状態でしょう。なのに事態がのみこめてないようだ。

   間違った業種を生かす(続けさせる)ことに何の意味があるんだ?

 昔は日本各地の旅館やホテルでストリップショーなんかやっていたらしいが、そういう時代遅れな思想のみがまだまだ残っていると思われる。そっち方面は壊滅させても熱海経済に何ら影響はないでしょう。営業が成り立たないを勘違いしすぎているが、用がないから客が行かないのは当たり前。

  時代遅れはビジネスモデルが間違っているわけで救う価値がない。
  必要なのは業種を変えろという助言。遺跡や古典芸能を残すのとはわけが違う。

電話で例えれば、プッシュホン、デジタル回線、無線(携帯電話)となってきたのに黒電話売りを守ろうとしている。それがいかに愚かな行為か。同じ携帯電話の市場に乗ってきても小型化されているのに肩から下げる大型機に客がいなくて大変だと言うのはおかしい。商品が悪いか需要がないから弱体化するのである。割引で釣る段階にない。いらないものは激安にしてもいらないのである。割引で釣るならば新業態でだ。当たり前すぎて書くのが恥ずかしい。





 何年も前に語っているが、花火大会の帰りに店に寄れって言われても花火が21時頃と遅く終わってどうするんだと。だから宿泊業支配からの脱却が必要だと書いたのだ。昭和30年代と違って宿泊業は熱海経済のどれだけを担っているのか?大半だと言われたら黙るしかないが、そうじゃなければ考え直す必要がある。花火の打ち上げ費用は全額ホテル旅館が出しているなら、これまた黙るしかないが、私は熱海市から補助金が出ていることも知っている。
公共地を使用するため100%費用出しても完全な民間事業とは言えない。

  普通は民間のほうが頭脳があるが熱海の場合はそうとも言えないため役所は口を出すべき

 役所の基本である「公平性」においてホテル旅館の指示に従う必要がなく補助金分くらい口を挟む必要がある。自費開催に多くの口出しはできないとしても補助金は停止し市営で開催する日を作ればよいのである。国内で1年中同じ遅い時間にやってるのは同様に宿泊業が牛耳ってる観光地のみだから宿の都合に合わせた時刻に打ち上げる。

 前日に泊まっていたとしても帰りがけには遅くなりすぎて見られないし、宿泊じゃなく商店に寄ってから帰りたくても打ち上げ時刻が遅すぎるから寄れないって問題は当初からわかってることで数年前には指摘の投稿をしている。

 開催日は価格高騰、観覧に最適な部屋数は減、海岸線のリゾートマンション住民は飽きてて部屋は真っ暗ときてる。聞き取りサンプル数は少なくても客同士や横のつながりにおいて何かと口コミ情報は得られている。待ってる時間、ぼけっとしてるわけではないのだ。路線バスの中なんて宝の山だよ。特におばちゃんなんて俺以上に容赦ないもん。そこに住んでいるあんたらは何の市場調査ができているのか聞きたい。

 梅園の帰りや地元客で混雑してたのに「あの店は観光客相手に鞍替えしやがって高くなった」とか聞こえてますかね?個々の商店の失敗の積み重ねがシャッター通りってのを作ってる。私はV字回復に転じるどん底(2011年)までの3年間を最もよく見てきた。観光客ともだが地元のおばちゃんともかなり話をしてきた。だから個人の思い込みで論じてはいない。

 ということで花火だが、日が暮れるのが早くなる 10月(11月)花火開催の江ノ島で帰りに周辺の店が大混雑するのは開催時刻が早く終了が19時頃だから。もし21時終了だったら子連れで寄る時刻ではなくなる。20時20分と遅すぎる開始はホテル旅館の食事時間に関係しているとしか思えないのだ。宿泊客が減る日曜日(平日前)に開催される日が多いため終わってから店に寄る余裕がない! 増設した開催日は土曜日だが7月以降を見ると例年通り。

  花火やるなら宿泊客に対してだけではなく熱海市経済活動の一環として開催すべき
  (補助金とホテル旅館と別のところからの資金調達)

 東京から行ってたなら終了後に即帰っても帰宅は深夜だから店に寄るのは無理だが、小田原・沼津三島・伊東の沿線からやってきている人も多い。熱海じゃない率は帰り道の人数を調べれば明白で大部分が宿泊客なら駅は混雑しない。帰りにどこか店に寄れるかどうかは近隣からやってきている人に関係する。今の開催時刻ではそれは無理。それだから店が混雑するのは花火が始まる前になっている。

 花火の始まる前っても飲食店には入れるが土産物屋には入れないことが多い。なぜなら夏場だとして昼間っから ひもの とか買って帰るまで何時間も熱い中で放置することになるから買えない。だからって花火の帰りに開いている店はごくごく限られている。平和通り名店街、開いているとでも? ラスカ21時半まで?それはレストランで商店は20時閉店だ!

  だって買ってくれないもん。売ってますって気合いも気配もまるでないんですけど…。
  それでやろうとすると間違いにも、売りつけます って感じにさせてくれる商売下手。

 宿泊客だけのために開催しているなら、単なる傍聴人で勝手にサクラにされてるような感じだが、花火開催は考え直す部分が多い。マンネリ化してるってのも議論すべき点だ。開催回数が多いのは東京で言うところの「いつでも行けるから東京タワーには行かない」って理論になる。





 私が糸川が草でウザったくなったと語ったときに、受け売りだが足利フラワーパークの成功例を書いた。あれもある、これもあると従業員に言われ・・・それは何もないのと一緒よと語った当時園長の話であり、客の感情と一致するものだった。熱海の連中はそれがわからず、酒飲み音頭みたいに1月は何、2月は何と次々とやらかし、これぞと思わせるのを薄れさせてしまったのである。現在はテレビ戦略における単なるプチバブルであって完全なるリピーターの足がかりにはなってないのだ。客としてそれを感じ取っていたからジャカランダ整備を酷評してきた。それをやるなら全部あたみ桜を植えやがれってね。何もかも宿が平均的に埋まればOKってことからしか考えないからおかしくなるのだ。





馴れ合いは時代遅れ。

 花火大会が役所の事業ではないため業者選定について透明性がない。議会資料により役所(税金)から補助金が出ていることがわかっており、この補助金ってのは勝手に使えっていい加減なものなのだろうか?

 私が知るべき一般大手企業では100万円を超えたら入札ってところも多く、随意契約は非常に大変である。個人的だが相手方が発注したいと思ってくれても100万円超えない仕事しかできず大変だったことがある。少額ならコンペやプレゼンとはならないが、小規模なら100万円以下で入札でもよいくらい。複数から見積もりを取るくらい当たり前でしょう。

 よって数百万円を年間を通してとなると、入札するのが当たり前で最近お役所がよく言うようになった「プロポーザル方式」で行うべきだろう。なのに熱海は業者が変わったり、入札やってるなんて話は噂にも聞いたことがなく、ずっと固定の業者である。だから花火がマンネリ化しており、花火マニアがあんな小さい20号と言うように世の中が見えなくなってる。

 企業より役所のほうが資料の公開という点では透明性があり、過去に隠されてきた取引の一端を知ることができる。入札結果しか公開しないところもあれば、プレゼンの内容までわかる場合もある。




 なんだかんだ、まだ市場調査もできてないうちに プチ バブルがやってきて手も付かずになってしまってる。危惧されるのは忙しくなり各種手抜きが横行して客離れにつながらないかである。先に在日の伊藤園グループが食い込んでいるわけだが、星野リゾートや大江戸温泉物語が居抜きで運営してゆけるように立地ではないことが証明され、経営能力という脳ミソが足りないのが全ての原因なわけだ。だから宣伝活動するのは土台を固めてから。それがわかったら宣伝より先に、なぜ客の空気を読もうとしないのかが不思議でならない…。

| emisaki | 2017-03-12 Sun 23:48 | comments (0) | 熱海::情報・考察・批評 |
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