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ビジネスホテル批評2018夏
 狭い範囲で統計ではないが、旅行よりも出張で聞き取り調査をするほうが楽なので聞いてみると、やはり全体的な評判は悪くなってた。ただし、自分のことじゃないから価格が高騰して批判を買っているのか、本当にサービスが低下してるのかの判断が付けにくいところがある...

 出張くらいでしか泊まらない人にとっては現在の1万5千、2万円と跳ね上がって10年くらい前に5千円程度だった認識がないかもしれない。日本旅行ブームで外国人が増える前は、それなりに営業してきたことを考えると観光バブルで大儲けのくせにサービス低下って意味がわからない。私が数年前に何度も泊まってたホテルはもう金土に泊まれる値段じゃなくなったが日曜になると5千円に戻る。

 宿代の変動が激しいホテルと、ほぼ料金固定なホテルに泊まって受ける印象は変わってしまう。クチコミでは書いた人がどういう人かを把握する必要がある。それに超高級ホテルじゃないんだから毛が1本付いてたくらいで騒ぐのは客のほうが異常なわけであるが、私が問題にしたように「ホコリと共に積もってた」なんて事態に達してたら当然の苦情だ。忘れたんじゃなく日常的に掃除が無視されていた部分の存在を物語ってるのだから。何もベッドの下とかじゃなく客が使う場所で多く感じることが増えた。掃除に限らず。

 ワガママに育てられた“大きな子供”の不条理な苦情を差し引いても悪評は増えてしまった。稼働率が上がり、収益増なくせに、なぜ以前より手抜きを感じることになってしまったのだろうか? 価格が変わらないビジネスホテルのほうが今まで通りという感じがしてならない。私の体験が少なくなってしまったから周囲から情報を集めることになるが、誰か知らない人よりは正確に判断できるだろう。

 清掃の指摘は別件として、居抜き物件や企業保養所の未使用部屋を運用していた有名リゾート企業の原点な運営方法にあったように、人員を減らしすぎて従業員の掛け持ち業務が激しくビジネスホテルも過去に合理化を進めすぎたまま現在も変えてないと感じる。念のために繰り返すが、それが今も昔も値段を大きく変えてないホテルならそれで良いのだが、外国人観光客の増大から宿代を高くしたホテルだと悪評は避けられない。

 それで思い出すのが、テレビ東京「カンブリア宮殿」で取り上げられたオリンピック期間の特需より長期的に誰がお客さんかを考えて営業した長野県の中央タクシーでしょう。流しの商売はしておらず客待ちをしなくて成り立っているのはタクシーではなくハイヤー(和製英語)だと言える。同テレビ番組で運送業じゃなくサービス業だと語ってた。旅館も おせっかい までをも おもてなし と勘違いしてる事が多すぎる。過去の人間と違って 察する 能力がなくなってしまったからだろう。

 現実には外国人観光客は日本国としての特需であるわけだが、それで日本のする仕事が落ちてしまっては意味がないと言うものだ。外国人の日本ブームが去ったあと、日本人客からそっぽを向かれるのは誰だろうか?
| emisaki | 2018-07-13 Fri 12:54 | 旅・散策と行事::考察・批評 |
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