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広告の代弁になったか@初耳学 (1)
 2018年1月28日放送 TBS「初耳学」だが、現金派よりキャッシュレス派のほうが貯金できるの主張には実に違和感があった。例によってマスコミがよくやる断片の事実をあたかも事の真相かのように語る詐欺的手法だったから。テレビ番組だけ見ているとあたかも擦り込まれてしまうのだが、小さく書いてあった出典「キャッシュレスとデビットカード利用意向に関する実態調査2017」を精査するとわかる。

  調査対象者の収入実体がない!

これが調査結果としては正確性を欠く大きな問題だ。たとえば年収1000万円と300万円の人の貯蓄額をそのまま金額だけで比べてるかもしれないんですからね。ほかにも言い切るにはデータが足りなすぎだ。このように断片の事実であって事の真相ではないって引っかけは世間に蔓延っているようだ...

 比較方法が正しくない上に、あたかも正しいように扱う番組制作に問題がある。宣伝のための都合の良い調査結果ってのは各社が出しており番組が持ち出した元データも「JCB調べ」という逃げをしている。フジテレビの「さまぁ~ずの神疑問」が専門家に尋ねてから統計として正しいと言えるサンプリングは最低2000だった。それも条件が変わって男女年齢層を混在と少なかったら個別に示すには信憑性がなさすぎ、他の条件を示さないランダム調査にも信憑性は低い。

 サンプリングが少ないとどういうことになるかだが、100人として、99人が全て50万円だとして1人だけ1億円がいたとすると平均は149.5万円(1000人に1人でも平均10万円高)になってしまうのであり、調べ方によってはそういう人に出くわす可能性は低くない。カード利用者のほうが含まれてる可能性がある。それによる変移を排除するために付帯するデータ、この場合は収入が必須なのである。

可能性であって人口比率からしたら1億円の人がいたら正しいデータにならないが、それがなくてもバランスが取れた調査にはならない。なぜならば、

  収入に対する貯蓄額の率ではなく、金額で比べてること自体が大間違い!

代弁者である知識をひけらかす先生が、この程度のこともわからぬとは情けない。
知識ありながら、計算能力高くありながらも、あの手に多いのが、木を見て森を見ず。

 番組では調査結果のまま現金派とキャッシュレス派の貯蓄の平均額を提示しているのだが、昔よりクレジットカードなど所有者ほど高収入または個人で使える金額が多い派だとは社会を通じて感じ取れてきており今も大きくは変わってない。

 加えて、自分が二十代そこそこ小僧時代にクレジットカードを持ったとき同僚と違いがあった。限度額が50万円と20万円だったのだ。地方出身者の賃貸住宅生活者より持ち家(家族所有)自宅は限度額が最初から違って当然だった。当たり前だが家賃額そのままが自由自在のお金になってたからね。浪費しなくても同じ生活をやっていたら家賃に相当する額が貯まる。

 世間の貸し倒れから情報が統一されるまで合計すると限度額は青年には大変なことだったが、後先何も考えない時期はクレジットカード会社には相当に貢献しただろうな。それに現金でもカードでも出費額は同じって場合には、なんで現金で払う必要あるのかと考えるのが当たり前だからね。カード手数料3%とか5%とか言われるから現金で払うだけ。

 そういうことで旅の交通費も金券屋で買うなら現金で、それも新幹線回数券が意味なしの値段になってからはEX-ICのクレジットカード払いとなっただけ。損得勘定をしているだけであり、自分がやってることからしたら、

  現金派とキャッシュレス派かどうかなんて関係ねぇー! 間抜けか賢いかだけ。

 間抜けっても金持ちの浪費家っていうのは歓迎。それ以前に仕事内容に対して意味の怪しい報酬の格差を考えなくてはいけない。それがあるから、いくら賢く振る舞っても意味不明の収入差は埋められない。外国のほうがもっと酷いっても日本も昔より酷くなってる。


余談:
 仕事してれば、結果ありきのデータを作れなんて指示は私のところへ何度も来たよ。ところが雇われの小僧時代だろうとこういう薄汚い方法に文句を付けていたから、上役がデータを改ざんしてから私に正しい資料と騙して発表用を作らされたこともある。ずっと後でわかるから正しいデータもあるわけで避けられない。某化粧品会社のでは実験結果が裏目に出たから使用前、使用後を入れ替えなんて指示が内部発表資料で何度かあったようだ。
 この話を証拠もない嘘などと言うのなら、そこを去ってから起きた報道も騒がせた化粧品による皮膚への傷害事件や、一般論として昨今に発覚した大手企業数社にも及ぶデータ改ざんをどう見るのか!? 表に出ないが、それなりにあった話って考えるのが妥当でしょ。
 外国人が残念がるくらい落ち目な日本なわけ。本件と何の関係があるかだが、言われるがままが信用できなくなったんだから客としては「物事の正しい見方」という武装が必要なわけ。例えば匠の大工さんなんて一握りで一般の工務店なんて技術もなくロクに仕事もできないし、日曜大工以下の素人レベル大工による詐欺事件がどれだけ起きてて、報道が扱ってもかなりの悪態をついてくるようなのがいっぱい。一部って表現が使えるほど低くないから抑制しなければならない。いろいろな面で知識武装してればナメてかかってこなくなる。






 テレビ番組はマスコミ報道らしく結果ありきで理由をこじつけているように感じており、管理や貯められるかどうかなんてのは、その人の状況や性格が大部分であると言えよう。

 番組で「ポイントやクーポンを活用することが好き」のデータも利用していたが、その点では過去に経済評論家ぶったミニカー御殿の浪費家に呆れたことがあるのだが、マイル(ポイント)貯めるために無駄な出費をする奴らって実に多い。賢くないって表現よりバカって表現が正しいでしょ。割高な店でメシとか食ってるわけだからカード会社の優良顧客=カモってだけ。普通、日本のどっかのラーメン屋でカード払いできますか? そんなことするために1000円で済むところ1500円になることを望むのが賢いのか?

  ポイント付加やクーポン発行するくらい値段が高いってことだろうが、ボケ!

そんな連中の貯蓄額なんて語ってんじゃねーよ。最初っからカネ持ってるのを使わなくなったから貯まったって考えてもおかしいところがない。今のテレビは99%広告主のほうしか向かなくなったから結果ありきで作られてゆき非難囂々が何度も繰り返されてきた。結果がそうであるべき当事者の結果なのだから客観性がない。

  クレジットカード会社の調査なのだ!

だから調査内容からして「クレジットカードに加入してくれ」くらい誰でもわかるだろ。
おっと違った。世間にアホが多いと馬鹿にして延々と程度の低い引っかけ宣伝をやってる。

 テレビ番組では「この3日間 何を買った?」と質問しているわけだが、そこで憶えているかどうかは現金派とキャッシュレス派に何の関係があるのか? ネット上で記録が見えるのは特別な買い物であって詳細は表示できない。私はかなり前に請求書発行なら手数料100円+送料って言われた段階でネットに移行しているが、何を買ったかなんてまるでわかりませんよ。

  何を買ったか憶えてるかの質問の無意味さも解ってない

 クレジットカード会社へは具体的な品名は通知されてないし複数買っても合計額だ。だから後で調べられるっても正確なのは使った額。そういうことで何かトラブルが発生したときはカード会社から販売店に問い合わせることになる。だから結局は人間が管理しなきゃ家計簿なんて自動化できる段階にはない。まとめ請求やら購入と請求が異なるのが入り乱れると何かわからなくなってくる。

  ようするにインターネット上で明細管理が簡単というのは嘘だ!
  一般論として語れるような内容じゃない

それをもっと日常品に当てはめると、イトーヨーカ堂で食料品を買ってnanacoカード決済したところで、くれるのは現金で買うのと同じレシートだ。こっちのほうが通常生活としてクレジットカード決済より劇的に多いのだから、、

  この流れのどこが「この3日間 何を買った?」と質問して現金派を陥れる理由になるのか!?

ばあや、はたまた、執事が全部やってくれる異端な人ならまだしも、現実社会で生活している人とは到底思えない論調である。全部クレジットカードで決済できる場所で生活し、深く考えもせず暮らせる上から目線ならそう言うだろうな。

 断片の知識の膨大さなど非常に優れているが俯瞰して物事を見るという能力は劣っていると見た。当人は尊重すると言ってるが専門家の意見と言われると精査もせず公表する無責任もある。大学教授の肩書きを持っていたり専門家とやらに異常な事を言うのが含まれていることを知らないらしい。そうでないなら出演=収入のためにテレビ局の意向通りに語る愛犬ポチに成り下がってるだけでしょう。

  まともに信じられる番組なんて絶滅しちゃったからね

「広告の代弁になったか」なんて題名を付けてしまったけど、
やはり誰かの名言、「テレビは宣伝しかしない」だな。

  正しい事を言っても広告主が世間を丸め込むマイナスなら干されてしまう

恐ろしい業界。改善するでもなく排除。それは局側の大きな忖度も入ってるだろうが、広告主によって番組内容が変えられてしまうようになって誘導する内容なのだから全編CMになったと言っても過言ではない。本当のCMだって宣伝と全く関係のない映像ののちに企業名を言うものはいくらでもあるじゃないか。

 勝手に宣伝番組で正しいことを語らないから激怒したことがある「家電芸人」、ネット社会では某オークション詐欺事件に関わったタレントが問題になったこと忘れてないだろうが、普通のステルスマーケティングなら現在形だ。普通は自主的に買ったりして本当に良かった悪かったで取り上げるわけだが、YouTuberの流行を堺に一般人も評価じゃなく単なる宣伝マンの下衆野郎に成り下がってる。

 視聴者としては三流週刊誌を読む目線でテレビを見ないと危なくてしょうがない。某新聞のことを揶揄するように正しいのは日付だけって言われる日も近くなってきた。経験は劣るが若者のテレビ離れは頭が回る時代でもあり最も情報に精通する時期だから当たり前だ。

ちらっと映ったが、一番の正論は 雑誌PRESIDENT の

   「賢い人は使い分ける」

である。

 それがわかってるからこそ、賢いかどうかの問題なのに現金よりキャッシュレス派のほうが賢いと逆説的に利用した企業宣伝だったと私は分析した。

 テレビ局は広告主の配下だから当然なのだがマスコミが下手な論理で進めるから昔からある秋葉原駅のミルクスタンドで現金しか使えないことに怒ってSNSに投稿するような頭のご不自由な大人が出現してテレビ番組でコメントすらさせているのである。元は肩書き持ってても今となっては老人性の難ありを持ちを出してるよりマシってだけ。
 実働者が毎日テレビになんて出られるわけもなく、タレント化したか引退組が古い経験を元に言ってたり、まるで関係のない芸人とか元スポーツ関係者なんか朝、昼、夕のワイドショーのコメンテーターの質はどうしようもなく落ちてしまったが、夜の知識番組までもの企業支配は“胃酸が増えてくる”からいい加減して欲しい。

 最近読んたが内容三流週刊誌が当人に否定された嘘報道を非難してたが、お前らが言うなって大笑い。同類メディアだけに真相は不明だがテレビ番組に週刊誌記者が出たとき「こいつら全員、心に障がいをお持ちの方」だって断定するに至ったから自分たちの姿勢をお忘れになるのは得意なんでしょうね。

 いままでの初耳学だって企業宣伝が含まれてはいたんですよ。ところが今回 取り上げた理由は、あまりにも主張の質が悪く誘導的だから。

  良い番組を作る → 広告が付く
  広告主を呼ぶ → ご都合のよい番組を作る 

このように本末転倒したのが「テレビが終わった日」である(もかして最初から終わってるのかな?)。BS、CSの放送枠を買い、番組となってCMの規制を外れるから有名企業がとんでもない表現を日夜繰り返していたのが、どんどん地上波に下りてきて染みついてしまったのに気づいてるだろうか。そんなことだから既にどこかで「賢い人はテレビを見ない」なんて論が出てるかもね。そうであっても、虫酸が走る新聞だろうがテレビ局だろうが避けたら批評できないんだ。

 本末転倒というかパワーバランスの逆転は家電製造会社と量販店の関係にもある。共通点は直接 客のほうを見なくなったこと。 

 これからもギリギリの騙しを仕掛けてくるだろうから情報番組で、いつまた “あるある大事件” が起きてもおかしくない。視聴者としても昔で言うなら8時だョ全員集合でスイカ落としたから苦情入れるような不謹慎狩りなんてして番組制作を規制させすぎ潰すようなことしてる暇があったら、本筋の問題を叩かねば真っ当な番組制作ができるようには戻らないよ。糸を引いてる広告主の企業に強く言えるのは我々客だけなのだから。



広告の代弁になったか@初耳学 (2) つづき 同番組で真逆の事を言ってる
| emisaki | 2018-01-30 Tue 08:31 | 大衆媒体::テレビ・映像 |
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