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広辞苑は辞書の神ではなかった
 日曜日に日本テレビで日本語の番組をやっていたのに間抜けがねじ曲げたほうを正解にする内容だった。それで広辞苑が「一丁締め」の意味を「一本締め」にも記載してるなんて、もう広辞苑が信じられなくなった。

 間違えて使ってる連中がいるからって説明なしに異なる意味が掲載されていたら辞書の体をなさないではないか! 文脈から判断するとかいう話では済まされない語句が並ぶ。隠語じゃないんだから同じ言葉に異なる意味があってはいけない。なぜなら言葉(文字)は他人と意思疎通するためのものだから通じない...

 言葉は生き物って言うのも理解できるが、長年において変化してきたのなら受け入れもするが、近年の阿呆ども(特にマスメディア)によって短期的に大間違いが広まるのは絶対に阻止したい。

 100%が間違って使えば、それが真となるが、問題視してるのはそうではない。例えばリンゴのことをミカンと言い出す奴が何割かいたとして注文したら何が届くんだ?

 無責任なテレビ局(制作、出演)がやりそうなことだと思うのも、他業界の用語を盗みまくって間違うのがテレビ局の連中だからだ。真逆なのは「見切れる」であり、映像業界で「写すべきものが写ってない(画面から外れてる)」という意味で使うのだが、テレビは真逆で不要なのが写り込んだ意味で使い、知ったかぶりのタレントが広めた。知ったかぶるから「場見り(バミリ)」なんて日本語として有り得ないことを言ってる(本来は映画業界用語「場見る」)。それとも連中の得意技、「こんばんみ(ビビル大木)」「とうちゃこ(火野正平)」とでも言うのだろうか。

 天気予報で見ていたが全体ではないため確実なTBS「ひるおび」にて、なぜか「台風一過」を「台風一禍」に訂正していたのだが、一般的に使われる単語ならほとんどでてくるATOKが「台風一過」しか変換しない。「いっか」でも出ない。そこで辞書を見て「過」は過ぎるで、「禍」は災いとある。「台風一過」って台風が通り過ぎたという意味だけで何も災いと決まったわけではない。辞書に「一過」はあるが「一禍」が見当たらない。
 ということでネット上で「台風一禍」と使ってる人を見つけた中では全てが被害で使ってる。「台風一過の晴れ」であるなら何ら間違えでないし、被害で使っても問題ないことになる。反対に「台風一禍の晴れ」と書いてしまったら誤用となり、「犯罪を犯す(重複)」って言う奴がいるように「台風一禍の災害」とか重ねる奴もでてくるから、やっぱり「台風一過」のほうが間違わずに使える。なぜ番組で「一過」に×を付け「一禍」にしたのか謎であった。
 ほんとうに「台風一禍」なんて言葉は存在するのか?台風は被害を出すことから生まれた同音による誤用なのだろうか?思い込みで漢字を間違うのは試験問題にもなるくらい多い。かなり前に雑誌で印刷屋の広告にドン引きしたのだが、大きな文字で「完璧」とするところが「壁(かべ)」になってた。一過か一禍、気になるのだが経緯など、これがわからなかった。

 「ダントツ1位」って言う可哀想な人たちを指摘してきたのだが、早くも「ダントツ(断然トップの略)」が「断然」という意味だけで使われそうで怖い。テレビ出演者やCM制作者が馬鹿すぎて、特にCMは繰り返し放送するから洗脳度合いが違う。
 既に「充電」という“行為”なのに充電が電池の意味にされちまった。「充電式電池」の略が充電ではないのだから「充電切れた」なる日本語を正しく解釈すると「電池に電気を貯めてる行為=電気を貯めてるのを止めた」という意味でしかない。アルカリ電池だろうとリチウムイオン電池だろうと電気を貯めておく物が「電池」。「電池」という言葉を使う上で電気を貯めて再利用できるか使い切ったら終わりかどうか関係がない。これも日本人のバカなほうのお家芸と言える省略するとき実態のほうを捨ててしまうことが原因だと考えている。スーパーや携帯とか言うように。充電式電池の先だけ取ったのだろうか?

 WHY JAPANESE PEOPLE と言われるのも日本語を知らなすぎる残念な人たちが意味を知らず馬鹿にされてるから通用するだけで、知ってたら「お前何言ってんの?」と言い返せるから笑いにもならない。むしろ厚切りジェイソン(外国人お笑いタレント)が WHY JAPANESE PEOPLE と突っ込むならば馬鹿間抜け勢揃いの和製英語のほうでしょう。それだと大馬鹿であって小馬鹿にしないと笑いにならないけどね。

そういうことでテレビに校閲なんて無理なことを求めるほうが間違ってるのかもしれない。
だから正当性の検証は視聴者が個別に行うという面倒くさくなった時代なのです。
| emisaki | 2018-07-31 Tue 12:58 | 大衆媒体::テレビ・映像 |
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