私も学生時代に「時期尚早」を知らず意味から「時期早々」だと聞き違えたことがある。

　厳密に発音が違うが同じ文字なら間違いもする。隔壁を知らない子なら「かくへきへいさー」なんて聞いて見えた映像で扉が次々と閉まってるのだから思い込むこともあるが各壁なんて言わない。

　中高生以上になっても知ってる単語から思い込みが激しく、誤読に加えて、間違い用語は次々と生み出されてきた。他人事（ひとごと）を文字通りの「たにんごと」にしやがった。学校で使うから墨汁は「ぼくじゅう」と言えるくせに、肉汁は「にくじる」と読む体たらく。ホンジャマカの人は還暦のくせに「にくじる」と言ってる。

　近代の人間性の低下は、説明、注意、叱るに始まる教育環境の無さ、核家族化が原因だから。そうして私が言う地方症ってのと絡んで育ったのだから、このところ日本各地で露呈した保育所の虐待騒動ってのは起こるべくして起こった。驚いてるのは頭がお花畑（能天気）だからさ。
　預けてる親側も立場が違っただけの自己中だらけとなり真っ当な子育てができるとは思えない。送迎バス取り残しより前から家族による意図的な車内置き去り死亡事件は起きてきたんじゃん。事件化しないだけで膨大な仰天行動が潜んでいるのさ。

　日々精進であって、自分よりクズを見て自分が真っ当でと勘違いするからモンスターチルドレンを量産し続けている。重要な幼少期教育だからこそ介入すべき。