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下田、伊東を見れば熱海のすることが見える?
 どっかで見たことがあるプリン。どっかで見たことがあるフルーツゼリー。どっかで見たことがるフルーツサンド。そんな感じで観光業においても、どっかで見たことがある海水浴場の遊び場、ゆるキャラ導入などにおいても、カネがないから頭を使った伊豆半島内で僻地がやり出したことを最終的に伊豆半島では最もカネがある熱海が真似る傾向にある。熱海で何かやりだしたと思って調べると既に伊豆半島の各所でやってる。今回も、やっぱりそうだった。

 強迫観念に駈られるのか、ロクに考えもせず安易な対抗手段なのか知らないが、全国的に見ても地域性が見られることはよくある。世間的に ゆるキャラ®(ご当地キャラ)として有名になる前からテレビ局のキャラクターを追っていたわけだが、導入には地域性がみられ特定地域でどこかの局が導入すると同地域で一気に広まるが、隣の地域では全く導入されてないなんて流れを見てきた。

 これを持ち出すと下田「ぺるりん」は2015年で熱海「あつお」(2013年)のほうが早いのだが、マリにゃんは2012年、みしまるくん・みしまるこちゃんは2011年。国内ブームには遅れてるが伊豆半島の各所で一気に増えたよう近隣を気にする。

 伊豆半島の北東部ではケーブルテレビによって関東圏の放送が再送されていたが系列局があり数年前に不許可とされたため静岡メディアになって伊豆半島内での情報になったからか? それより体質かもしれないのは、まだ東京の放送を見ることができた時期から真似事の連鎖があった。

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【観光プラン自動作成機能が人工無能だと怒った理由】

 私が観光三重で使って「ああ、人工無能だ」って思った企業のシステム(観光プラン自動作成)を熱海が導入していたことに最近気づいた。説明を見逃していたのかもしれないが下田や熱海のウェブサイトにこっそりボタンだけ付いてるので気づかなかったんだ。



 ウェブサイト観光三重にて自然への興味を高くし、熊野市駅 07:30 から8時間で設定したところ「木津呂集落(バス・電車で約118分) → 始神峠(バス・電車で約161分) → 御城番屋敷(徒歩で約10分) → 旧小津清左衛門家」となったが、山間部へ入ってから戻り、紀伊本線を北上して松阪駅となるからもう熊野じゃねーじゃん。

※ 「お手軽コース」作成でも木津呂集落→鬼ヶ城→始神峠→頭之宮四方神社としてきたため無謀に大差なし

 もちろん調査済みだからこそやってみたわけで、木津呂集落へはコミュニティーバス瀞流荘線(瀞流荘行) 熊野市駅前 11:25→12:13 瀞大橋 が始発のため4時間待ち。



 全国に見られる山間部から市街地へ出る典型路線のため逆路線となり早朝便は無い。木津呂集落もしくは観覧場所へは徒歩となり、瀞大橋 14:46→15:34 熊野市駅前へ戻った段階で設定した8時間が終了する。そして徒歩の所要時間から帰りのバスに間に合う可能性は無い。

三重県で他のルートも試してみたが、非現実的な結果となったため人工無能だと。

 公共交通を選んでるのに時刻表を無視。電車もバスも乗ったことがない人が作ったのかもしれません。少なくとも考えたことがないのでしょう。私なら真っ先に考えることは公共交通の時刻表ですからね。

 もしA.I.だとおっしゃるならば、タクシーを時間借りするかレンタカーじゃないと無理ですという答えを出す。それも不可能、別の場所に変えてしまうのも恥と考えているようでは実装すべきでない。

 各所で試してみましたが、多くの選択肢がある都市部でしか使えない状態です。不可能な計画を提案してくるのですから私が計画のプロだからは関係がない。

観光三重観光AIコンシェルジュ

 そもそも、なんでこの程度の事を知るために、いい加減な答えを出す機械に頼らなくてはいけないのか?人工無能と呼ぶならば人間無能。



【熱海市観光協会ではどうか?】

 そのあたりを事前調査で理解したのかもしれないが、熱海市では時間や趣向からの自動機能は提供していなかった。予め設定されている市内の数十箇所から選び、立ち寄りたい場所を指定してゆくと所要時間と順番を提示してくれる機能だけが実装されていた。

 熱海駅前商店街(仲見世商店街、平和通り商店街「平和通り名店街」)、熱海七湯(7箇所)の計8箇所で実行したところ、出発09:00、到着12:43となり順路は、

S.移動時間   熱海駅前商店街(仲見世商店街、平和通り商店街どちらか)
1.移動時間0分 熱海駅前商店街(仲見世商店街、平和通り商店街どちらか)
2.移動時間9分 熱海七湯 野中の湯
3.移動時間3分 熱海七湯 小沢の湯
4.移動時間2分 熱海七湯 風呂の湯・水の湯
5.移動時間1分 熱海七湯 佐治郎の湯(目の湯)
6.移動時間1分 熱海七湯 河原湯
7.移動時間3分 熱海七湯 清左衛門の湯
G.移動時間4分 熱海七湯 熱海七湯 大湯間歇泉

※ 熱海駅前商店街は1つの設定で隣接商店街2箇所。片方だけなら滞在時間を手動で調整すればよい

 商店街は隣接してるが別にされ30分ずつ、七湯は一箇所につき20分が推奨時間になってるが、商店街はもっと長くても七湯は個別に20分も長居はしない。(滞在時間は手動で調整可能)

 地形と道路以外の通路も熟知している私が練ったコースと大きくは外れてなかったものの、問題は移動の所要時間にあった。

 都合よく平和通り名店街下から野中の湯であると不動産屋の表記では7分半となるが、熱海駅から進むと難所であるS字カーブの直前まで高低差15メートル下りとなり交差点から一転して短距離で7メートル上りとなる。この9分は妥当かもしれない。


 別に手動でも試してみた。スタートとゴール地点を同じ場所に設定(周遊)するように設定することはできず、熱海駅をスタート地点にしてから商店街、銀座、起雲閣、熱海城、梅園など選んで熱海駅をゴールにしたらゴールだけに更新された。

 意地悪く試してみようと思ったのが熱海城から梅園である。自家用車なら7分と表示され、公共交通にしたら43分になってくれたものの路線の選択には「アホか」となった。

 かつて梅園に湯~遊~バスが乗り入れていた頃、市街地で渋滞に巻き込まれ熱海城まで1時間以上かかったことがあるため、この移動はタクシーでもいいくらい。

 湯~遊~バスとロープウェイへの乗り継ぎは選ばれず、熱海城へは錦ヶ浦バス停だった。過去にその通りに上ったことがある身としては、あそこは心臓破りの坂で徒歩はお断り。湯~遊~バスだけは熱海城の目の前まで行くがロープウェイだと坂は残る。変更できるのは「電車・自動車・徒歩」だけで乗車路線を選択してやる機能は付いてない。

 実際に何度も移動してきた観光客としては自分なりの正解が出てる。プログラミングが悪いのと処理に必要な項目数と実データ不足である。A.I.より人間の経験値のほうが遙かに上。上り坂より下り坂のほうがいいから、こっちのほうが先だなんて芸当は見せてくれない。だって人工無能だもの。



 野中から小沢の3分は怪しい。全ては順番を直線で繋いでいるだけだから道は示されない。来た道を戻る無難なルートは3分では無理となり、ほか3ルートは全て事情通が通る道。

A.先に進んで図書館手前の階段を下って夢いろは前を通る
B.アデニウム熱海翠光園の手前の路地を入る
C.アデニウム熱海翠光園前にある怪しげな通路に入る

 Cは素人には無理。個人的に現在「熱海温泉ホテル 夢いろは」がある場所が数十回、数十泊としたところだから幼少期から最も熟知しえいた場所。当時は横もアデニウム熱海翠光園ではなくもっと怪しかっただろうが、大人になってから行ってみてから十数年間と落書きが消される気配もないし観光客が通ろうとは思わない。この間の移動は3分では無理。

他も上り坂に転じる部分を考えると表示された所要時間が短すぎる。



 私の場合は平行移動はしても垂直移動を極力しない道を選んだため野中の湯の次は大湯間歇泉。遠回りしたはずも今回に自動選択された順番より歩行距離が短かった。

 湯前神社を加えたら賢いルートを出すかと思ったら上記順番の最後に付け加えられただけだった。「野中→湯泉→大湯」が最適だが階段に裏の歩道はデータに入ってないのだろう。よって坂道を下ってから、また上るという無駄を提示してる。

 Googleを利用しただけ?順路を実際の道路で教えてはくれないが Google map を利用しているのだろう。そいつがトンチンカンな道を選択することがあるってことを理解しておかねばならない。

熱海市観光協会My Plan

 地元ガイドや住民に尋ねたほうが遙かにマシでしょ。山間部は別として観光施設がある場所は狭く集まってるため、テレビ番組で見るような距離感覚を失っている人はいない。それでも歩かないかもしれないので地域に限らず尋ねるべきは個人差のある所要時間じゃなく絶対的な距離が基本です。

事前に計画を考えるのも、時間があるならば迷うのもまた旅の醍醐味。

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| emisaki | 2022-12-20 Tue 22:53 | 伊豆::考察・批評 |