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ノウイングを見て思い浮かんだのは幼年期の終り
2022年6月21日 テレビ東京 午後のロードショー「ノウイング」

 テレビ東京の平日午後は古めの映画を放送しているんで、ニコラス・ケイジが出でたからノウイング(Knowing)をきのう見た。同じニコラス・ケイジで出てたB級作品でも5分後の未来が見えるってのが面白かったから録画しておいた。

 放送の番宣が人類の未来は50年前に予言されてたなんてことだが、見進めると途中で別の作品名がちらついてきて、後半で完全にアーサー・C・クラークの真似じゃないかとなった。

1953年出版 幼年期の終り "Childhood's End" (2015年に映像化)
2009年上映 ノウイング "Knowing"

 幼年期の終りも映像化されてる。進め方を変えたとしても結果的にはノウイングは幼年期の終りのパクリに見えてしまった。パクリを避けるべくストーリーを作り替えたと見えるから。

 言い始めたら「幼年期の終り」から部分的に真似した作品が実に多くみえる。それにしても70年前のSF作品として改めてアーサー・C・クラークの凄さを知る。小学生のときにテレビ放送されたから映画「2001年 宇宙の旅」を見たのだが、特に後半が物語として何が言いたいのか全く解らなかったのを思い出す。年齢を積み重ね、それに続く映画で「2010」を見てから、そういうことだったのかと解ってきたが、作品は「2061年宇宙の旅」、「3001年終局への旅」と続くが読んでないため全貌を知らず。

 「幼年期の終り」では結果的には一部の子供だけを連れて行き、地球自体を宇宙人が消去してしまうのだが、ノウイングでは太陽の巨大フレアによって地球が滅ぶから選ばれた子を連れて行くよう美化されてる。

 映画としてハッピーエンドにしたがる欧米人からするとバッドエンドだとも判断できるため気になるのかもしれない。日本の作品はバッドエンドが多い。

 現実を考えたら俺よりクズ全てに罰が下されるならば、そうした後には私が最もクズってことになり始末されて文句は言えない。良き未来のほうが大切だから。

| emisaki | 2022-06-27 Mon 12:22 | 大衆媒体::テレビ全般 |