2022年9月1日　テレビ埼玉「いい伊豆みつけた」　懐かしいまち、伊東

　体育会系タレント照英さんが登場。それによってケーブルテレビの番組が一気に地方局の番組まで格上げされた感じになっていた。今までリポーターは女性だけだったが、言葉遣いは気にしても手の仕草で品を落とす人がチラホラいたため男性の起用は新鮮だった。余計なことだが温泉だと諸事情を引っ張ってる原田龍二さんがお安く起用できそうな気もする。

扱われたのは、
・伊東観光番
・東海館
・ヤマモトコーヒー一番館
・街中の古い郵便ポスト（円柱型）　[ Googleストリートビュー ]
・ダンコーエンボウル（ボウリング場）
・ハトヤホテル
・梅家湯の花店

　私が熱海に入り浸る前に花火を見に行ってた頃に若年層は「寂れた温泉地」と言ってたくらいだから伊東は知らない状態。そこから10年も経って世代が変われば昭和レトロとか言い出す。もう何年も前から始まっていたし、観光地じゃなく歌謡曲においては先に外国人が着目し、日本に来て中古レコード屋で買い漁っていた（テレビ東京「YOUは何しに日本へ？」で密着して放送）。

　テレビ番組の企画として二番、三番煎じで残念なのも年単位で時代に乗り遅れてるからである。関東の客に向けた番組であるのに東京キー局は既に何度かやってしまった企画をなぞっているだけ。

　しかもケーブルテレビで地域密着なのにコテコテの場所だらけってのも残念。もっと隠された場所があるに決まってるのだが、東京の番組でも、いい伊豆みつけたにも登場したハトヤの社長の反応のよう何が良いのか全く解ってない。

　きゃりーぱみゅぱみゅがハトヤで撮影したのは8～9年前だから関係なく、いつものパターンとして、どこにでも少数がいるマニアから昭和歌謡を特に日本テレビとTBSが祭り上げてからコロナ禍で動きもなくネタもない事業者たちが乗っかるように昭和ブームを作り上げたと見ている。だから西武遊園地の昭和の街並み改装だって後発だった。

　事業者が理解できないもの企画できるはずもない。そこを脱却しないと宣伝効果がない。飽きっぽい若年層を相手にしてる。もう何年も経過している昭和レトロブームがずっと続くとは到底思えないのだから次の事を考える必要がある。

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