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除湿剤:吸湿することから隔絶することへ転換して2年
 地球環境と戦っても無駄だと大勢が気づくべき。タンスは木材でジメジメするから定期的に扉を開けないと余計にこもるが、開けたところで湿度の高い外気に触れるだけ。

【使い捨てになろうが吸湿量が大きい塩化カルシウム除湿剤は有用だ】
 今期は2022年5月28日に設置、8月17日に満水に近づき事前に交換、そして一ヶ月経過。既に1個あたり150mlは貯まってる。クローゼットに4個入れてあり、それぞれ同様に貯まってる。

 某吸湿繊維の吸湿はB型シリカゲル以上と誇っているが、それは繊維状だから表面積がシリカゲルより桁違いに大きいからだが、なのにたったの2倍かと思う。

 木炭が消臭剤になるように繊維状だから吸湿速度が早いが吸湿量は自重に対してであるため密度が高く質量が大きいから小さい空間に多く収まるB型シリカゲルのほうが吸湿量は多い。
 当初、エステーのドライペットを買っていたが値段が高いのと小さいのしかないため、800ml型3個セットで269円と100円ショップのより安いから西友のにした。

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【吸湿が早かろうが吸湿量が少なく手間が掛かっては意味がない】

 某通販されてる某吸湿繊維は全部で580g(グラム)。袋の重さなんて解らないため有利に全部が吸湿素材だと考えると1セット全て580gで最大の吸湿は870gの計算。ところが上記の吸湿剤は1個で最大800ml、すなわち水換算800gの吸湿能力がある。

 たった1個程度で太刀打ちできるわけだが、もちろん違いはある。塩化カルシウムを使うのは使い捨てでしか使えず、某吸湿繊維は吸湿速度が早く再利用が可能。

 一ヶ月で貯まってる量からすると某吸湿繊維の説明にて2ヶ月に一回風通しの良い場所で干してくれなんてバカじゃないかと思う。吸湿能力が高いほど早く能力を失う。

 毎日、エアコンに付いてるホースから出てる水を見たことないのかな。それを知らなくても冷蔵庫から出した飲料水の容器をしばらく置いたら水滴が垂れまくりだぜ。どんだけ部屋の中に湿気があると思ってるのか。そして次々と外から入ってくる。

 おのおのの短所を克服するには塩化カルシウム除湿剤は複数個を同時に利用すること、某吸湿繊維の場合は吸湿してしまったら終わりのため、こまめに放湿させる手間が必要。



【テレビ通販は客がアホだから売れる】

 さて、ビジネス的に考えると某通販会社は売りつけてしまってる感が強い。この商品は全く効果が目に見えないからであり、長い宣伝時間をかけて売ってるにも関わらず「客を調子に乗せるのはプロ」かもしれないが、客が気づいたらどうするって点で「売り方が下手くそ」としかいいようがない。ああいう売り方は姑息でしかなく悪評が貯まることになる(姑息の意味は、その場しのぎ)。

 防虫剤じゃないんだから除湿剤を吊すって意味がわかりません。湿度計が数個あったから部屋の中だけじゃなく衣装ケース内でも高さを変えて複数の湿度計を設置したが底が最も高い値を示した。実験する前から予想された結果ですよ。湿気と同じで防虫剤から出る揮発した薬剤も重たいため防虫剤なら上に置いて正解。

ちなみに塩化カルシウムの除湿剤も高さを変えて設置しましたが下が最も貯まる。

 衣料品が湿気を出すときに吸うならば服を除湿剤で覆うような形状であるべきだが、そんなことをしても焼け石に水だから別の手段を考えたわけ。



【高湿度の夏、低湿度の冬の日本では隔離しかない】

 隔離方法に至ったのはタンスで湿度を安定させるのは無理だと実験で判明したから。除湿剤に水が貯まりまくるってことは扉が閉まっていても防げないってことだった。木造住宅に木の製品であるとタンスだけじゃなくドアだって湿気で膨張して開け閉めがしづらくなってしまうのだからな。

 800mlの除湿剤を複数置いているくらいだから当然のことシリカゲルも某吸湿繊維だろうが お話にならない のである。そんなの当たり前で冒頭で書いたように地球環境と戦うも同然だから。例えるなら窓開けてエアコンを動かすようなもの。

 エアコンなら扉を閉めれば通用するわけだが、それでも少しは熱は漏れる。湿気の場合、ドアを閉めるなんて関係ないくらい漏れが激しいのである。なぜなら複数のケース内の湿度を1年観察して蓋を閉めて隙間テープを貼り付けたくらいのコンテナ(プラスティックケース)では外気の湿度に左右された。なおかつケースを買った時に包まれていたポリ袋を被せてクチを縛った程度では効果なかった。

 プラスティック部分は水を通さなくても開閉部の人間的にはくっついてるも同然の隙間だけで外気と通じてるってこと。だから木製のタンスなら湿気なんてタンス自体から出入りするってことだ。



【吸湿、放湿の除湿剤(湿度安定剤)は密閉空間で使ってこそ意味がある】

 某吸湿繊維がB型シリカゲルと同じ一定の保湿性があると言うならば、外気と隔絶した空間で利用すれば言うとおりの能力を発揮する。それでも私が買わない理由は値段が高すぎるのと体積が大きすぎること。

 だから以前に除湿剤の費用と比較し、たとえ使い捨てを10年以上買い続けても同じ出費額だとした。(1年に800ml 3個入りを3組使用で計算)

 粒状になってるB型シリカゲルだけなら1Kg 1,000円くらいで調達できる。空気を通しやすい袋を調達するのが面倒だったから市販品を買ったが10.5cm×15cm厚み1cm程度の100gで最大80g吸湿、320円で購入。某吸湿繊維で同じことをするには22cm×22cmで厚み2cm程度と大きなのを2個も使う必要がある。それは某通販の値引き価格から算出すると721円と倍額だった。某通販は送料が高いため更に高くなる。



【圧縮袋内部の湿度の長期観察を開始】

上記の結果から布団圧縮袋の転用を考えていたら衣料用ってのがあったため移行。

 8月25日から開始し、当初は中に入れた湿度計が68%もの高い値を示したため入れ替えで外気に接したため洋服が吸っていた湿気が排出されたのだと思う。

 のちにシリカゲル100gの袋の再生サイン(低湿 青→白→ピンク 高湿)が青から白に変化したため湿気を吸ってるのが確認できた。

 9月10日、3週間ほど経過してシリカゲルを放湿させて入れ直したのと同時に先週に買ったデジタル式の湿度計を外気が極力入らなないようにしながら湿度計を入れ本日見た結果が以下の値。

 ちなみに、シリカゲルが足りなかったため抜いて移してしまったほうの圧縮袋内の湿度計は50%だった。圧縮袋内へ湿気が入ったり出たりせず安定するのならばシリカゲルを抜き去って別のところで使えるかもしれない。

今度はかなり密閉されたため毎日、毎週と湿度計を観察することもなく長期的な観察で済みそう。

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| emisaki | 2022-09-17 Sat 20:50 | 生活::家電・家具・雑貨・器具・DIY 関連 |