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縦長投稿対応してもビデオカメラ未対応
 時代の最先端だったはずの Google, YouTube のくせに十数年間も放置したと思ってる縦長動画に、やっとのこと2017年に対応した。私は携帯端末(電話、スマホ)が縦長とは無関係に花火の特質上からビデオカメラを横倒しにして縦長撮影をしていたから待ちすぎて青年もおじさんになっちゃった。

 縦長は他のシーンでも使うことがあったが、19年前の自作LED照明と同じで保守的(解りやすく言えば時代遅れな)映像業界の人たちの風当たりは強かったよう当時に縦長動画なんて彼らには理解できなかった。中には理解してくれる人もいたが注文が入らないから仕事としては無縁。当時関わっていた仕事としては無縁ではなかった。ファッションショーは縦長が適していたから...

 ハイビジョンになっても時代遅れのインターレース方式も残ってしまい縦長撮影では違和感が出た。のちにインターレース問題はプログレッシブ モード登場で解決した。似たような障害としてCMOSイメージセンサーによるローリングシャッター現象は現在でも未解決。

 三脚撮影の花火の場合は関係ないが、手ぶれ補正機能という点で当時のビデオカメラは横倒して縦長にしても横長状態として機能した。それで一定の手ぶれ補正効果はあるのだが、人間として横揺れのほうが起きやすく、同時にカメラの向きは横方向のほうが動かすことが多いが、横倒しにしてるから縦方向として動作することになった。

 救いはデジタル一眼レフ動画の登場。写真は撮影の向きに捕らわれてはいないため、手ブレ補正は縦横関係なく動作するはず。“はず”ってのは動画だから横だと決めつけて余計なお世話をしてなければの話。ビデオカメラにも写真モードってのが搭載されたのだが、手ぶれ補正の動作から見ると動画では横長状態でないと正常には動かないと見た。

 ソニーの「空間光学手ブレ補正」はビデオカメラを横倒しにしても、そこそこ動いてるようだ。大きな傾きには対応できないが故の救いで、もし手ぶれ補正機構が90度以上回転可能だったらカメラ横倒しも無意味に終わるが、それはそれで素晴らしいが無理でしょ。もっとジャイロ効果を得るには外界と分離した構造が必要だから電源と信号も無線伝送が必須になる。

 問題点は通常の向きと横倒しでは重力のかかる向きも90度違ってるからで制御ソフトに固定概念が含まれると撮影者の要望に添った動作はしてくれない。私が知るビデオカメラの手ぶれ補正機能は横倒しにしても元から上下左右のブレを抑えるから機能してるかのように見えるが、実は上下と左右の動作は異なる。手ブレではなく向きを変えてるとの識別が上下(垂直)と左右(水平)方向では異なっているから起きる。もしカメラが横倒しを認識して動作していたら問題ないこと。だから縦も横も普通なデジタル一眼カメラだと角度センサーが認識して手ぶれ補正は正常に働く。


 動画投稿は、まだスマホは使ってないし、PCで編集するわけだからPCからアップロードしたが、縦長動画とは認識してるものの残念ながらPCでの再生は縦長とはならず横長で左右に黒味が入ってしまった。YouTube ウェブサイト上のレイアウトではなく動画自体の画面設定に縦長がない。だから縦長でサイトに埋め込むことができない。数値で入力できなくなってた。縦長画面(回転機構)はブラウン管時代からあるがGoogle(YouTube)の開発者とて固定概念は振り払えないようだ。
| emisaki | 2018-06-11 Mon 08:49 | 映像音声::情報・考察 |
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