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加工だらけの宣伝写真が止まらない
 写真を撮ってる人たちと話す機会も多いが、これからは紅葉だが桜の写真などパンフレットとか駅貼りポスターの宣伝写真なんて「有り得ねぇー」ってのが写真を撮ってるひとたちの共通意見である。現代語で言うならば「盛りすぎ」である。河津桜だってピンクではあってもそんなに赤くないぞとか、ソメイヨシノは真っ白に近いのにピンクに寄って菜の花との関係とかバリバリ Photoshop してる。

 緑の木々は、どす黒い感じのほうが強いのに、なんか綺麗(派手)すぎる緑色。ネット上で話題になってきた女性の化粧前後によるとんでもない変貌ぶりと同じようなもの。意図的でなくとも一般的な投稿写真では有り得ない青空の写真のほうが多いのだが、コンパクトデジカメなんぞは設定を「忠実」に変えないと標準設定が捏造状態。

 それなりのカメラでは人間の目のように明暗を勝手に調整しないため露出(絞り)の違いによって表現が変わる。人間の目で青空でも同時に写る山に露出を合わせればたいがい空は露出オーバーになり真っ白に写る。そこでHDRなる手法が生まれたのだが、それは絞りの問題だから本件での指摘(捏造[加工])とは違って機械の欠点を補う方法だから了承できる。

 過去にビデオカメラにて忠実再現だったソニーを世間からは色がついてないと言われ、現実離れした派手派手が好まれたが、真実から目をそらせた会社のほうが白物家電を扱ってきたメーカーだったから変えられてた色を「家電カラー」と呼んでいた。シソの葉で色づけされた梅干しは固まった血液のようどす黒い赤が本当で、駄菓子屋で売ってた真っ赤なすももは合成着色料なのと同じで一般市場となると本質が見えない人の方が多いから売り上げが高いほうに合わせる。

 現実が見えないって点では、かねてより「不気味」でしかないと問題視してるカラコンを入れた目を不気味とも感じず勘違いしているのだろうか? アイドル系の写真集もCDジャケット写真も特に女性だと人間じゃない加工がなされてきたのに、なぜ気持ち悪いと思わないのか不思議でならない。遺伝的に大勢の人間を見たことなくても自然界は誰よりも感じやすいはずなのだが?

簡易画像処理ソフトで「彩度」設定を上げるだけでも現実離れした写真は作れる
反対に現実より鈍ってしまうから必要なのがアンシャープマスク(輪郭強調)


| emisaki | 2018-09-30 Sun 20:24 | 催し::情報・計画・考察 |
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