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エアコン室外機の防振対策@トラスコTA504 (3) 固有振動
 エアコン室外機の動作の違いによって伝わってくる振動の違いを確認した。装着直後に効果の感触を掴んでいたように振動周波数によって結果が変わっている。当家の場合、従来は電源を入れた直後に室外機が動き出したと同時に揺れていたが、設置後は初期の大きな音がする状態で振動は気にならないが、途中で動作音が変わって揺れ始めるようになった。そこから安定に近づくと微振動に変わる。この微振動が最も気に障るので対策は成功したとは言えない。

 起動直後は音が大きくても、揺れが大きくても耐えられるが、動作中にずっと低周波治療器や筋肉を動かす装置みたいにピリピリ床が振動し続けると気が狂う。今までなぜ騒ぎになってなかったのかと言うと、ベランダの水漏れからリノベーション(通称リフォーム)して材質が変わっていたのである。加えてエアコンの室外機を2段組にしたのも理由に入るでしょう。やはり多重に対策をする必要がありそうだ。

以下は、固有のメーカー、固有の製品に対して語っているものではない。業界全体に対して思うこと。

 電気部品を扱っていると各種データというのが付いてくる。それを見ながら設計ができるのだが、各メーカーの類似部品はウェブサイトで探しても寸法なんかのデータしか得られなかった。加重、振動周波数、方向性、等々によってどこに吸収率の高いところがあるのかなど製造メーカーが出していて当然だと思い込んでいたのだが、もし存在しないなら酷いし呆れるとも言えよう。クギやネジだって寸法以外のしかるべきデータが公開されてて当然である。

 なぜなら小っちゃい電機部品だって人命に関わるかもしれないのに、このような製品はエンジンが付いてる器具なんかの振動低減に使われるのを想定しながら重要なデータがないなんて考えられないのだ。もし存在していて関係者にしか出してないならば、それはそれで酷すぎる。このようなデータは、いつでも誰でも見ることができなければならない。一般市場に流してないからとか、そういう言い訳ならいらねぇー。

   なぜ実験台(通称 人柱)になっちゃうのか それは防振データが見当たらないから

 別途購入した防振ゴムシートも全くデータなしだ! 最初からデータが公開されてたら「効果ない」なんてクチコミ付かないんだよ。まさか建築現場=阿呆なんて図式を描いてないだろうな? それとも建築業界全体がこの程度なんだろうか。だからこうした業界からの耐震ゴムから免震ダンパーまでゾロゾロ出てきた偽装が見抜けないんだろうか? ただでさえ建築現場で作業してる奴に几帳面がいねぇーって嘆いているのに部品で見えてこないようでは恐ろしいわ。
 例えば、私が家を建てるなら設計図はもとより木材の等級、どこのクギ使うなど全てのデータを要求したいからな。知らなくてもお前らを越えるまで勉強するって意気込みがないから悪徳工務店に食い物にされるんじゃん。

  秋葉原の秋月電子で部品1個買ってもデータがあるやつならコピーが付いてくるぜ

 もし俺が要求してる性能テストなんて測定してないと言うなら、この商品はいったい何のためにあるのか? 絶対に防振効果のテストデータがあると信じたいね。どこか見つけにくいところにデータがあるなら教えて欲しいものだな。俺が欲しいのは重量(加重)、振動数、圧力などの関係によって防振効果を示すグラフだよ。それが最初からあれば効果は予測でき悪評には繋がらない。
 どうせ私は収益として取りに足りない客であるが消費する建築屋と繋がりがあったとしたらどうなるかな。各社の体質を分析する能力は高いと自負する。 工事現場に近いほど思うのだが建築業界っていい加減な連中ばっかりは確率的に言えば正しい。 俺の几帳面なる善玉菌を培養して植え付けてやりたい。




<追記 2018年12月29日:
結果的に対策は三重になった。
[1]室外機の足を固定するための防振ボルト (硬すぎて効果は気休め程度)
[2]室外機の足の下へ差し込み式防振ゴム (ボルトはゴムを貫通してるので効果は不明)
[3]室外機2段組骨組みの下へ防振ゴム (ここが接地面で最重要)

 振動周波数によっては防げないが、それは電源投入後の高負荷時のみで通常動作中の気になってた振動は抑えることができた。ビルの免震ゴムと同じ構造であるトラスコTA504のゴムが、もっと大型でフニャフニャだったら更に振動を抑えることができたと思う。本来はエンジン発動機の揺れを防ぐような使い方らしいので1個あたりの耐重量も大きいし硬度が強すぎる。エアコンの室外機は20Kgくらいなので計算上は1個で5Kg耐えられれば良いのだが過剰な商品しかない。

 差し込み式防振ゴムだがボルトは貫いていて揺れは伝えてしまうため買ってしまったものの意味がわからないが、ナットを緩めれば効果は上がるかもしれない。しかしそれでは振動によってナットが完全に外れてしまい室外機が倒れる危険性があり却下。

 だから騒音じゃなく振動対策なら真っ先に行うのは地面との接地面。当方も下から上へと対策を増やしていった。トラスコTA504は誰もやってなかったから実験。過剰な大きさはボルトの太さで室外機はM8(直径8mm)。M6ではボルト穴に対して小さすぎる。尚、倉敷化工 丸形防振ゴムKA-30SUS 等も同等品と思われる。

 古いエアコン室外機は振動もさることながら音がうるさくなっているため、近所迷惑もあって対策は買い換えるである。本件はそこから先の振動対策の話だということ。室外機が揺れる場合は室外機を押さえ込むように重しでも載せれば振動は抑えられるはずだが、誰かずっと座ってるくらいじゃないと軽すぎるため室外機が耐えられないでしょう。


| emisaki | 2018-11-22 Thu 21:13 | 生活::電化製品 |
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