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障害者を利用する反市政活動家の仕業?常軌を逸した活動か
「名古屋城木造天守復元、エレベータ不設置はバリアフリー法違反であり人権侵害」なんて頭おかしいとしか思えない賛同を求めてる。

・バリアフリー法の対象ではないのでは?
・生活に関与せず公園等の通常娯楽ともかけ離れている
・何が人権侵害なのか意味不明

 通称バリアフリー法は改正されようとも元から生活関連施設のためにある。そこから基準を厳しくするにしても法律ではなく各都道府県や市町村条例である。生活関連施設なのだが条例に出てくる特殊建築とやらも、建築基準法 第二条の二によると特殊建築物とは「学校(専修学校及び各種学校を含む。以下同様とする。)、体育館、病院、劇場、観覧場、集会場、展示場、百貨店、市場、ダンスホール、遊技場、公衆浴場、旅館、共同住宅、寄宿舎、下宿、工場、倉庫、自動車車庫、危険物の貯蔵場、と畜場、火葬場、汚物処理場その他これらに類する用途に供する建築物をいう」。お城がこれに含まれるかは疑わしい。愛知県「人にやさしい街づくりの推進に関する条例」によっても博物館、美術館、展示場、公園、いったい何?

文化財の復元ってことになればバリアフリー法なんぞ関係がないでしょう。

それにしてもどこから人権侵害なんて出てくるのか? 言ったもん勝ちなら亡国のやり口である。

 復元だろうとも歴史的に意味を持っているものなど言うまでもなく存在している。そこで「復元」の扱いを調べてるうちに奈良文化財研究所とやらに「復原と復元の違い」ってのがあった。「復原」とは本来の形に戻すことで修理修復にも等しく、「復元」とは遺跡などから資料に基づき新たに建築することと説明されていた。

 姫路城は修復であるが白くしたのは復原であり、廃城やら焼失が多いため復元された新築な文化財的なもののほうが劇的に多い。しかしながらRC/SRC(鉄筋/鉄骨鉄筋コンクリート)、エレベーター付きなんていう名古屋城や大阪城なんかは復元とは呼べないため個人的には単なる娯楽施設と扱ってるから、そんな代物からは復原なのか復元なのか?

 余談だが役所の資料ってイライラするのが たらい回し。別紙やリンクを付けろよって思うのだが「平成十二年建設省告示第千四百十三号第一第九号」なんて言われても何だよってことになり、探した先の文書でまた別の情報を探さないといけない事が多々ある。繰り返し改正があるからそれに準拠しろって事なのかもしれないが、投げた先の決め事を役所の人間が把握してるのかさえ疑いたくなる。

 さてLGBTとやらの障害についても某国会議員の投稿が問題視されたら真っ当な部分の意見さえも聞き入れられず、世間よりマスコミの攻撃が強すぎた件からも腫れ物扱いで行き過ぎた対応は確かであった(差別問題の先にあるのは公平ではなく異様な優遇は日本の得意技)。本件においても本質から外れた何やら別の勢力を感じるのも資金源と行動力にある。障害者差別だって騒げば、ろくに内容も調べない連中が寄って集って周囲も見えず突き進むのが今の連中である。こういうときは個人がない日本人は裏目に出やすく、調子に乗ってネット上で無関係な人を攻撃してしまった人たちが犯罪者へと転落した事件があった。

 こうした前提を経て、文化財の復元においてのなにがしかを本当に理解していて、それでもエレベーターを付けやがれって騒いでいるのだろうか? 私には単に障害者を利用した団体による計画の阻止にしか見えないのである。

 少しは筋がある意見があるかと思って掘り下げてみたが突っ込みどころ満載な周りが見えてないコメントしか見当たらなかった。「誤解して賛同してしまった」なる書き込みがあったようにバリアフリーという言葉に騙されてしまうようだ。論理的にねじ伏せてくれるような書き込みが全くなく残念。富士山に誰もが登れるようにエスカレーターを設置せよと言ってるも同然であり相手にする気にもなれない。

  これを知ったとき、沖縄で県民を無視して極左が騒いでいる状況が頭に浮かんだ。

 反市政デモなら別の形でやるのが筋。そもそも現行の名古屋城なんてのがRC構造エレベーター付きで外見は装っているが中に歴史的価値がない。それなのに

  歴史的建造物の復元にエレベーターを付けろって言ってる1点だけで異常

連中の攻め方は私が考えてるほど賢くないが、連中には「娯楽施設」だという認識をしているのか? もし正常な理解力を持ち、自己中心的な思考ではなく客観的な判断が可能である方々に対してだったら、

  文化財の再現だバカヤローって一言で済む。

理解できてたら最初から難癖はつけてないか。 復元するなら本物でなければ意味がない。そこから先の問題で建設費を出す意味があるのかを考えろって反対なら理解できるが、障害者を連れ出してバリアフリー法違反だの、特に人権侵害だのと筋違いを持ち出してくる始末には呆れるというか常軌を逸してる。

 できあがる頃に「河村が自力で天主最上階まで登れなくなってもいいのか」、そんなことは関係がない。お城ってそういうものだからさ。角度60度なる階段があるところだよ。事業を進めるかどうかをこんな難癖で決められては困る。補助金が出るならば名古屋市民だけの問題ではない。特に東京都民としては地方に5千億円も吸い取られているのに加えてふるさと納税して託児所が足りねぇって騒ぐような連中だからな。単なるブログでもなく国民として正当性について語る権利があろう。

  物事を多角的、俯瞰して見て考えられない奴らが多すぎる! そこそこの大人がね

 そうした東京で起きていることだが、田舎者が年寄りになってわがままを言い出して都会で交通を円滑に進め、歩行者の安全を保つための歩道橋なのにバリアフリーとやらで撤去されて危険を増やしている。蓋を開けてみたら平成版生類憐れみの令になってしまった保護法みたいに、バリアフリー関連法に問題がある。

 前に写真を掲載したが亀戸駅前みたいに歩道橋を撤去できない場合は交差点の四隅に大金を使ってエレベーターを設置することになる。カネがないところは横断歩道に変えられてチャリは歩道を爆走するから危険がいっぱいだ。この点で体のご不自由な方々へのための設置には何の文句もないが、しょっちゅう通っていて下は暴走チャリの恐怖、上へのエレベーターはベビーカー族の自己中な欲求を満たすためにしか見えなくなってる。

 お役所仕事こそ物事を俯瞰して見ず、自己中だろうと苦情、文句が多く来たらその断片にお金を使う「継ぎ接ぎだらけ」の対応をする。東国原(元 宮崎県知事)が過去に言ってたが、賛成と反対は必ずいる。苦情があってもやること、やらないことは決めなくてはならないと。ところが普通(世間から見れば異常)は不可能であるのに双方にいい顔をするのである(役所よりも特に政治家)。築地も豊洲も生かすみたいな話しだ。

 うちの爺さん婆さんからでさえも、生まれたときから歩道橋はないにしても何十年間も当たり前に存在していた歩道橋について文句を言ってるのを聞いたことがなく無理ならバスかタクシーを使ってた。私なら生まれた時からあった都会の方式で、足を怪我したとき一瞬たりとも文句を言う気もなかったし、道路を強引に渡るという不道徳に走ることもなかった。そういう自己中かつ不道徳な概念を持ってないからである。では同様だが違う条件下として、山の中で暮らしている年寄りが大変だから平地に造成しやがれって言うのか!?

 本件で俺が批判する連中のやり口だが、例えば、目が見えないから介助しますってのまではわかるが、連中の表現からすれば目が見えないから見えるようにしやがって暴論にしか聞こえない。障害者を使って何かねじ曲げているようにしか感じないのも話の筋が通らないからで、問題の断片しか聞かないか、聞かされない連中が誤認識して筋が通ってる苦情かのよう思って怒りに賛同しているのであろう。

 おかしなのばかりは賛同者のコメントだから当然なのだが、別口では障害者自身が行けないのは仕方がないって意見が複数見られた。それでも言うなら清水寺にエレベーターを付けろって文句つけてこいよ(まだ頭おかしいってわからねぇか)。もし障害者が反市政に利用されてないのならば上記で示したように日本人の公共物とも言える富士山に登れないから何とかしろってわがままな要求も同然だってことをよく考えるべきである。

 「エレベーターがない施設なんて流行らない」って書き込みには無知すぎて笑うしかない。上記でも例にした「姫路城」は世界に轟いております。トリップアドバイザーでも日本の城で第一位。ほかにもエレベーターやエスカレーターなんて設置したらドン引きになる施設(文化財)はいくらでもある。こんなこともわからないほど稚拙な内容であり賛同するなんて次元が低すぎやしませんか。

 文化財や美術品、自然に関しての難癖は日本人のほうが多く感じ、基本的に自己中であるはずな外国人のほうが理解している。日本人より歴史的価値がわかってるし障害を持ってるから見られないのを理解しているのだ。新聞も単なる報道じゃなく論調となっていたため正しい認識ができないのか、それとも何やら主義主張に関わってるのだろうか。やはり何か不気味な連中の影が見えるのであった。天守復元の事業が反対なら真っ当に反対しやがれ!私は判断材料が足りないため復元事業に賛成でも反対でもない。だが、

  過去の物の復元に文明の利器を設置、アホか!!

 作るならばエレベーターもクレーンも大間違いなため断固阻止で当たり前。繰り返すが、この問題が持ち上がったときから巨額費用がささやかれ事業自体に賛成しているわけではありません。民間目線での採算性の割り出しが必要。

 個人的に現在のRC構造(鉄筋コンクリート)な名古屋城へ入場料を払う気はないが、木造復元なら千円でも入る気になるが1度見れば終わり。それも忠実復元ということだからでエレベーターなど近代文明が付いた偽物ならどれだけの客が脱落するか。世間は素人なので、そこそこ入るだろうが、充実復元しないなら木造の意味ないよ。いままで通り単なる「娯楽施設」で建てればいいんじゃねぇ。

 建設費500億円とか言ってるわけで、その採算性について考えられる資料が例によってお役所仕事の都合が良すぎるもの。まるで全国に飛行場を作ったときみたい有り得ない入場者予測。当初は多くても、先々入場者数は低迷するに決まってるのに減っておらず、現時点で東京から新幹線でも問題のない所要時間なのにリニアで最短40分だからって好転するとも思えない。リニアが大阪まで通ったら姫路まで行くし、名古屋で降りるなら犬山、東京から3時間かかっても松本のほうがよいと思ってるが、それは名古屋城では決して果たせない「現存」だからである。

 建物については長期的に考えれば修復しながら木造で数百年前の建築物はあるが、RC構造は全然長持ちしないし修復も大変であるから維持という点でも木造には意味がある。建て替えてもRC構造である限り人間より早い老朽化は避けられない。先々また大金がかかるので安く作れるRC構造にしろって意見は程度が低い。

 というわけで怒りをぶつけることとなったのも、障害者が利用できない=差別と決めつけてるのみならず、人権侵害とまで言う驚きの団体の恐ろしさであり、主張に納得できる点がなく、筋が通ってない抗議活動であるとの判断を下した。世間にも前提を正しく把握した上での判断をしていただきたい。いや、そうしなければならない。

『胡散臭い連中による筋違いな[城外]乱闘』 これが本件を通じて個人的に感じたことである。
| emisaki | 2018-12-10 Mon 21:35 | 生活::暮らしと社会問題 |
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