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林修のニッポンドリルより姫路城、そして制作
2018年11月28日放送 フジテレビ 林修のニッポンドリル【国宝&世界遺産!美しすぎる姫路城の謎】

今回の放送の一番は、私もずっと扱ってきた ○ 天守 / × 天守閣 であった。
だから天守最上階なる言い方をするのだし、城とは広範囲を示すから城内ともなる。

 これで天守閣が間違いだと世間に伝わってるかは疑問である。お城を管轄する側のくせに「天守閣→」なんて看板を立ててるのが新幹線も止まる東京近郊にあるくらい。そのほかは別途調達できてる情報だし、グルメ番組としては期待せず。

 ゴールデンタイムの番組って総集編だと思ってきたのは、この手の内容の場合は専門の番組が存在しているからで CS放送(ケーブルテレビ)では日本中のお城が1時間たっぷり紹介されてきた。今の笑点の司会の人が足軽になってて攻め込む方法を視点にした番組も見たし、一般観光客が通り過ぎたり、行かない場所から良く見える場所の紹介などもなされてきた。専門番組のほうが詳しいのは当たり前だから予算がある番組に期待するのは更に上な内容となるが、実はガッカリする事のほうが多いのも本末転倒な「スポンサーありき」として作るからでしょう。

 年寄り臭い番組のほうに聞き逃すような重要部分が含まれてきており、読売テレビ「遠くへ行きたい」、日本テレビ「ぶらり途中下車の旅」など物心ついた頃からある長寿番組は倍速再生や飛ばし見でも価値が出る。後者のように地域に密接した番組を他所で見るのは難しい。制作費から関東(東京キー局)のが地方で放送されるが、地方制作が関東で放送されることはまずない。独立地方局(テレビ神奈川・テレビ埼玉・千葉テレビ)が放送することがあるが東京キー局の電波範囲ではマニアックに進まないと生き残れないくせに地方色の強い部分をカットして短縮放送したり短期的で打ち切りばかり。結局はおのおのの県の情報局にしかならない。

 東京キー局は予算が桁違いで豪華に見せているだけで、地方局、CSやBS発祥のパクリ番組は実に多く、そのまんまパクリじゃなければ構わないってのが慣習に見える。テレビ東京「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」の目的を除けばテレビ朝日「路線バスで寄り道の旅」は時期的にも同時期な後発であり、司令塔にギャンブラー、マドンナゲストと設定さえもパクリ。テレ朝は視聴率低迷期に “振り向けばテレ東” と言われたことがあるがテレ東の旅系番組の企画パクリが目立つ。

 今回の放送で紹介されなかったところがあり、それは観光客が最も少ない姫路城の北側から見る場所であり、姫路駅からの眺めを除けば城内からしか語らず、城下からの眺めは紹介されなかった。うんちく番組としては詰めの甘ささが、詰め込みすぎるため個々の話を突き詰められないのもある。食い物は関係ないと斬り捨てられないところが専門番組ではないところ。

 以前に見たテレビ番組の問題としては、テレビの力を使って他人の敷地から見てるもので我々には真似できない。昔は地図で高低差を確認してダメモトで行くことになったが、近年では投稿写真を見つけることができるため高低差はあっても草木で見えないなる失敗が激減したのが救い。入れるところで近くの高台は男山配水池公園、景福寺公園あたりか、楽師山公園では姫路駅前より遠くなる。東京の概念と違うのは姫路駅周辺を除けば高い建物は病院、学校だから少し高台があればどこからでも見えそう。

 家族旅行でしか行ったことがなく勝手に動き回れず、白くなってからは行ってないため本物の城として、いつかは再訪したいと狙ってきた場所。それで以前にスルッとKANSAIという周遊券の効力が素晴らしく探っていたのだが既に遅し消滅してしまった。大阪周遊パスは販売されているが過去に存在したスルッとKANSAI 2day/3dayチケットと比べると範囲が劇的に狭いから阪神より先の山陽電鉄である姫路まで割引券もなく、お金が節約できないなら素直に新幹線で時間を節約したほうがよくなる。

 JRと競合の私鉄が孤立するならJR西日本の「○の関西1デイパス(○は春・秋・冬) 3600円」のほうが広範囲に周遊するにはよくなる。それは新幹線が使えないが、大阪宿泊として新大阪経由 約40分と新快速 姫路行き65分の差は小さい。東海道・山陽沿いは良いのだがJR線では近道できない近畿地方の内陸部の私鉄系周遊券として姫路城からの比叡山、高野山、吉野山などが一緒に考えられなくなったのは残念だ。


| emisaki | 2018-11-29 Thu 22:22 | 大衆媒体::テレビ・映像 |
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