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    第27回ミス熱海コンテスト 2011/11/23
  • emisaki >02.21
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    今更ながらCanon HV20の周辺光量の状況
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カノープス名称消滅
 買収の流れからついにカノープスの名前がなくなった。トムソンの傘下に入った時も、グラスバレーと経営統合した時もトムソン・カノープスとして残ってはいたが、親会社からグラスバレーが独立したことによってグラスバレー株式会社に変わったようだ。
 ここで花火の動画を公開しているが、その動画のキャプチャーや編集にカノープス製品は使われている。個人的には他社製品へ移行が進んでいるが、DV方式時代に一世風靡したDVRex、DVStormの流れで今もカノープス製品を使っている業界関係者は多い。

私は社会に出た頃からカノープス製品と関わりがあった...

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 Z80 CPUが搭載された専用機のソフト開発をやらないかと持ちかけられそれに乗った。子供の趣味のZ80パソコンでの開発から時代はNEC PC-9801でのクロス開発に移行していた。そこにあったのがカノープス電子の Plus80 拡張カードである。私は長らくこれだったがカノープス社は他の製品で世の中に知られるようになっていた。
 私が小僧の頃、NECの展示会で山田氏から直接説明されたり、こっちから意見をしたことがある。その時にもらった「カノープス電子株式会社 代表取締役~」の名刺はまだ所有している。その時を考えると、のちに「初心忘るべからず」と言ってやりたい変化が待っている。会社が大きくなるということはそういうことか、という言葉で終わらせたくないが。

 さて現在、グラスバレーとなり旧カノープス製品の流れも怪しく思えるようになった。一般もしくは小規模業務用製品はなくなるか、手が届かない値段になるかに思えてきた。EDIUSもバージョン5では対応していたのにバージョン6から業務用のファイルフォーマットを差別化し、それだけのために高額な放送用バージョンを作った。編集機能には全く違いがないため、彼らは展示会でも「サポート」という言葉を何度も使うのである。そういいながら3月31日をもって電話サポートをやめると発表。まさか放送用版でも電子メールのみにしてしまったのだろうか?

 実際、業務ユーザーの大部分が個人マニア以下のPC知識であるからお金を取るのは当然かと思いますが、このままの流れで行くと我々が手頃な値段で買えるソフトがなくなる可能性すらある。ごく一般向けと高嶺の花の放送用に二極分化するのではないかと。

 いままで高い放送用の編集ソフトもだいぶ消え去ったのがあるから、販売に携わったことがある側としては顧客に対しての信用として大打撃でしょう。儲けは微々たるものでも客からしたら何百万の機材を買って減価償却しないうちにソフトがなくなるとか、新しいハードに対応しないとかある。加えて海外のソフト開発はアイデアはあるもののバグを装備するのが大得意であって業務機材が真っ当に動かない自体もある。世界一うるさい日本人からすると海外への開発移転では信用ができなくなってしまう。これはわざわざ言うまでもなく多くの人が知ってるし体験してるでしょう。

「世界一うるさい日本人」というのは他国の性格ではマネできない自慢すべきところなのに・・・

 だけど最近の日本人も酷くなったよ。ネットで安易なアップデートなんてのが開発者の程度を落としたし、企業が検証という費用をケチったのがダメな開発者を作った原因だろう。輪をかけて信用が落ちるより先、見事に「ソフトは、バグってるもの」と世間へ洗脳してしまった。だからパソコンソフトのみならず録画機やテレビが動作不良起こしたりするわけだ。組み込み機器を開発してる連中とは思えない堕落ぶりである。そういう奴が命に関わる機器の開発に回ったらどうなるのか?
 高くても安全安心の日本食を海外から求められることからも、電化製品も日本人による製造と検証を捨て去ってきた方針が正しいとは思えない。町工場より大企業のほうが日本によくない人間を育ててる気がしてならない...。
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| emisaki | 2011-03-04 Fri 22:04 | 映像音声::話題 |