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    第27回ミス熱海コンテスト 2011/11/23
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    今更ながらCanon HV20の周辺光量の状況
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丸の内イルミネーション2011
 11月10日17時、本年度の丸の内イルミネーションの点灯が開始された。

 場所は東京駅から有楽町の山手線内側であり、東京駅から見て丸ビルの裏側に当たる道路(丸の内仲通り)。建物的にはオフィス街だが1階には店舗が建ち並ぶ場所である。

 普通の見学者は単純に見ていればいいのだが、白熱灯との大きな違いがあるにも関わらず安易にLEDにしてきたイルミネーションを考える... 


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 本来は17時から点灯だが、初日はタカラヅカの方がきて丸ビルで点灯式が行われたため丸ビルの前だけは18時半頃に点灯となった。私は関係がないのだが、16時過ぎから点灯を待っていただけに体は冷え切っている。早く点灯してくれぇ~という感じだった。同様に可哀想だったのが路上で電源を入れるのを待っている何人もの人達。

 神戸ルミナリエと同じ作者によって行われた東京ミレナリオの時代に比べると一気に平凡になってしまったのだが、LEDになって更に落ち込んでしまったような気がする。写真は別途記載するとしてLEDについて考えてみる。

 見回ってみたがLEDは暖色系だが普通の砲弾型で、近くで見れば写真の通り抵抗の部品(円柱型で色がついた線が入ってる部分)までモロ見えなものばかりだった。ここは離れてれば見えないが、問題はLEDの特徴を無視した代替え利用である。
※電球色と言われてる暖色系白色に見えますがシャンパンゴールドと称されてるようです

 本来LEDの光は発光部から直進性が高い訳ではない。発光部がプラスティックでできたレンズによって集光された製品で語っているのでしょう。集光しないと暗すぎて電源ランプならまだしも照明としては実用的ではない。砲弾型のLEDの多くは30度から120度に集光されている。反射で真横からも多少は光って見えるが正面からとでは劇的に光量が違って見える。

 白熱電球を使っていた頃にはロウソクの火の暖かみがあったのように浮かんで見えていたものが、LEDでは点がポツポツ光ってるように見えてしまう。この部分的な光だけを見ると人間の目が光量差を勝手に補正してしまうのだが、白熱灯と違って光りが飛び散らないから葉っぱのある木が木として浮かび上がらない。

 既存製品のLEDを使って全体照明を行う場合は光源に拡散板を付けるのが当たり前であって、拡散板を使う以外にもLED先端のプラスティックを切断したり、ヤスリで削ってザラザラにして光が拡散するようにしていたものだ。当然ながら拡散さえただけ同一方向への光量は落ちる。 ここで使われてる昔から売っているような砲弾型LEDではなく、21世紀と共に登場してきた高出力LEDではそれ自体に集光レンズは一体成型されてないものが多く、発光面から半球面状に光が拡散してくれるために、同じLEDを購入してから集光するも拡散するも使う側次第で楽になった。

 白熱電球と光の飛び方が違う。違いはそれだけではない。LEDも知らないであろう照明屋はいったい何を見て演出しているのだろうか!?最初からLEDを使って考えているところは、従来の電球と同じ演出を行うため、消しても残光しないLEDを残光したかのように光量調整によって見せかけも行っている。HMIにしろLEDにしろ点灯のさせかたや光りかたに違いがある訳で、それを知った上で使うべきではなかろうか。決して丸の内イルミネーションだけに苦言を呈しているのではありません。
※東京ミレナリオが終わってから立ち寄ってないためLED使用開始した2008年から同じと思われる。
※従来の電球も併用されているという未確認情報も見つかったが見た中で木の下の方はすべてLEDだった。

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| emisaki | 2011-11-10 Thu 21:05 | 催し・祭::関東 |