2024-02-18 Sun
もちろん高齢者がゆえ自らの出火によって死に至るというニュースは多く見てきた。本日に起きた火災は熱海市和田町4-20、静岡新聞によると木造3階建てアパートの一部を焼き、出火元と思われる1階に住む大家の高齢女性が病院に搬送され、住民は逃げ出したとのこと。ボヤに近いのか08:36に火災のメール、08:45に鎮火とのメールが入ってる。ローカルニュースであることと私に土地勘があることで場所はすぐにわかり、石亭や山田湯の近く。以前には山田湯のもっと近くで火災が起きていた。
東京にて第二次世界大戦による空襲を逃れて残った古い建物が密集する地域が消防車も入れず問題になるように、熱海でも土地がないため密集して車道がない区画の奥にも多くの家屋が建ってる。そこを言い始めると同じく観光地なら尾道の斜面に建ち並ぶ家屋へは階段しかないなど全国的に危険箇所だらけと言える。
何らかの特例は不明だが、役所に車道と認められてる幅員4メートル以上の道に2メートル以上が接してない土地は建築不可で、可能なのは修繕だけとしたのは、わざわざ危険にしてるとも言える規制。本件の火災現場周辺でも再建築不可が多く、既に取り壊され更地のままも多数見られる。
建築条件を満たすべく同じ土地所有者になり建築後に分割する脱法は?両方が更地ならともかく既に建ってる奥なら建築申請が通らないか?地権者が何人もいたら無理だな。
タワーマンションの問題で触れたが幅員4メートル以上の道に2メートル以上が接すれば建築できるため大通りに接してもない場所に高層マンションが建ってしまったりする。建築基準法以外にて規制を発動させるかは役所次第だから胡散臭い関係があるのか知らないが路地の中央に高層マンションが建ってきた。
大規模は規制し、土地事情を考え低層の一般住宅は耐火、耐震構造、消火設備などで建築の規制緩和をすべきかと思うのだが一方では人口減少にて地方ほど家屋は必要なくなってきてる。
→ 現場への通路 Googleストリートビュー(南東部)・(北西部)
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