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音訓混在は日本人の理解度の無さか? 重箱読みの例外とは違う
 過去に取り上げた件だが記事になってるのを見つけた。日本経済新聞 2015年11月25日に『清水寺は「せいすいじ」? お寺の読み方、音訓混在の謎』ってのがあった。

 以前から寺は音読み、神社は訓読みって法則があり浅草寺「センソウジ」、隣に浅草神社「あさくさじんじゃ」がある。一部にだけ例外がある代表が「清水寺」だった。「キヨミズデラ」か「せいすいじ」かって問題だが、私が変だと思ったのは例外じゃないのに音訓を混ぜやがるってことだ。

 教養のなさが狂わせることは今に始まったことではないが 新聞→ラジオ→テレビ→インターネット と情報の伝達速度が桁違い早まったことで現在は無知の連鎖も早まった恐ろしい時代。

 京福電気鉄道に嵐電(ランデン)と言うのがあるが「嵐」を音読みするのは非常に希であっても「電」が音読みだから当然で、いまどきの連中なら嵐電を「あら(し)デン」と読みそうだ。

 ついにで「電」の訓読みを調べたらほとんど使われることがない「いなずま」だった。「稲妻」と何が違うんだと思ったが、どうやら同じであるが意味からすると「稲妻」って漢字のほうが変。

 以前に日本中で狂ってるのが地名での「町」の読み方。京都とて正しいとは限らず、たとえば「深草西浦町 ふかくさにしうらチョウ」と読むらしいが、なんで町だけ音読みなのか!

 先入観もないし知識も乏しい外国人のほうが迷わないこともある。例えば「犬」は「i nu」であるが日本人だと「いぬ」と「ケン」が浮かぶため、柴犬「しばいぬ」を「しばケン」と言っちゃう奴が出る。

 上記で書いたのは「ニホンジュウ」であって「ニホンなか」とは言わない。「日本人」も「ニホンひと」とは言わない。何が狂わせるのかが謎である。

| emisaki | 2024-01-26 Fri 12:30 | 大衆媒体::新聞・雑誌社 |