過去に書いたがタモリの問題は、くりぃむしちゅー上田なんかにもあることで薀蓄（うんちく）に混ぜていい加減なことを言ってしまうことなのだ。それが腐ってもNHKであると大御所だろうか間違いには訂正が入るのだが民放であると無視されてしまう。

　長く見ていれば解るが近年のタモリの反応として気になっていたのは、学者の言ったことを繰り返すのだが、学者が言ったことだからオウム返しは見てる側としてうざったい。自身も知っていたからかは不明だが学者の知識を盗んだかのように聞こえるからだ。

　誰が言ってるのか知らないが高齢にて多く歩く番組が辛くなってきたってのは見ていてそうは思えない。もちろん辛いかは当人にしか解らないことだが、放送される断片からも推察できるし、途中をロケ車で移動するのが当然のため信じがたいほど歩いてるとは思えないが、テレビ番組制作の非効率な「拘束時間」の長さのほうが高齢者にとって問題だと考えられる。

　タモリ78歳、火野正平74歳。私の個人的な感想であるが平地にて1km歩くより10km自転車のほうが楽であった。過去形でしか語れないのも駐輪場が少ないことや車道が狭すぎることで大型車が通れば恐怖しかない。それで歩道を走るのは自己中の極致。都市部では使用できる代物じゃないから長らく乗ってない。よって見てる側としては体力的な部分は放送されてることから思い込むしかできない。

　ほかにも業界全体として制作会社の程度が低くて間違いにも気づけず放送されてしまうことありすぎ何十回と指摘してきた。NHKは予算から校閲体勢が高いがそれでも最近は問題が多い。

　映像制作会社と労働者を建設に例えれば手抜き工事どころか設計ミス、そして腐った機材や資材で建ててる。全く反りが合わないのも関わったことで痛感させられた。

　私が幼児の頃にも早食いしてぼろぼろこぼす番組があると食べ物を粗末にするなとか言われてたが今は「スタッフがおいしくいただきました」とか嘘に決まってることを示すほうが異常。近年の「コンプライアンス（法令遵守）」なんて言葉がテレビ業界全体をつまらなくしたが、私が指摘するのは以前なら真っ当にやっていたことが崩れたってことだ。だったらお金がなくて食べられない人がいるってのにある意味で病人を集めた大食い番組なんてロクでもない。ココリコ黄金伝説でやってた１ヶ月１万円生活をまたやったほうがいいね。

　NHKだって周辺の学者からケチがついた海底から海水が染み込むオカルト話など謝ってないこと複数ある。先週もチコちゃんに叱られるで訂正をしていたが、訂正する、しないの差が解らない。

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