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値上げ:江戸時代の日本人サイズな乗り物、エコノミー症候群と戦います
値上げは食料品だけじゃない。鉄道会社の反撃が始ってる。

 JR東海 東海道新幹線の料金が変わることが既に発表されたが、JR東日本の今回の発表ではグリーン車、グランクラスの大幅な値上げ発表があった。改定日は2022年春。

 今年 2021年3月13日から特急「湘南」「踊り子」は新しい料金制度になった。現在グリーン料金は50kmまで1,280円、100kmまで1,540円、150kmまで3,150 円(伊豆急行線内は一律930円)。特急料金はチケットレスなど新しいシステムの導入によって値下げを行うのも他の路線のように通勤客の取り込みを行ったと考えてる。

 まだ特急料金には手を付けていないが、発表が適用されると「踊り子」のグリーン料金は50kmまでの料金は無く、100kmまで1,800円、200kmまで2,800円となる。

 JR東海アクセス検索で調べると東海道新幹線の品川~熱海のグリーン席料金は3,060円となっていた。ほとんど同じになってしまう。どっちも、閑散期、通常期、繁忙期で今より料金の変動を大きくするらしいので、まだ正確には見えないな。

 回数が多い旅人が利用してきたテクニックは、東京~熱海は104.6km、品川~熱海は97.8kmとなるから特急は品川から乗車することだった。東京~湯河原も99.1km。

 ようするに、現時点で東京から湯河原ならグリーン料金は1,540円だが、1駅先の熱海だと3,150円にもなってしまう。グリーン料金だから大きいが、通常の特急料金や乗車券にも少し差が出るため、湯河原で途中下車や品川から乗るのが賢い使い方だった。営業キロ別の料金制が変わらぬ限り日本中で使える真っ当な節約手段。

 対象に「在来線特急列車のグリーン車に適用する料金」と書かれてる以上は特急「踊り子」の料金は1年で改定なのか? 「南伊豆フリー乗車券」も廃止されてしまった。「えきねっとトクだ値」は限定で電車料金のみだ。

 サフィール踊り子も今は品川~熱海の総額5,730円が5,980円、東京から熱海なら7,440円が8,140円になる。東京~熱海の新幹線グリーン席の総額は6,540円。サフィールはどうでもいいか。

 題名にエコノミー症候群と入れたが、国鉄時代からあった旧・特急踊り子(185系)は長身、脚長の私にとっては拷問に近かった。新しい車両になって少しは解消されたが、以前なら特急踊り子より在来線のグリーン車のほうが良く、単なる新幹線に次いで早く到着するだけの手段でしかなかった。

 東日本大震災の後に起きた廃止の悲劇を考えると、コロナウイルスは桁違いの影響を出した。民営である以上は、まだまだ恐ろしいことが起きそうだ。

| emisaki | 2021-10-27 Wed 08:06 | 交通::情報・考察・計画 |