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乾燥肌が楽になれば湿気との戦いに変わる
吸湿剤を売り込んできてるが、あんなの焼け石に水なんだよ。

 あれが機能するのは密閉空間に閉じ込めた場合だけであり、密閉空間であるならばシリカゲルでも十分に機能を果たしてくれる。中身は同じだからカメラ用に買ったのを衣装ケースで転用しているが、自分で入れ物を用意すれば1Kg単位で売られてるシリカゲルが安くて重宝する。

 昨年に勉強したが、シリカゲルにはA型とB型があり、A型は低湿度状態から吸水(吸湿)が早いが自己放出せず高温が必要。B型はA型より吸湿開始が劣り50%~80%で自己放出するため乾燥の季節に下がりすぎないようにできた。自己放出してくれても低湿度状態は冬でありエアコンを使うため加湿器を使わなければ追いつかない。

本日、室内の湿度計は55%、衣装ケースの中は46%、シリカゲルの量が多いカメラケースは43%。
送風のみで冷房はつけてない。

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 部屋を空気の流れとして密室にできるはずもなく、空気の流れ込みはあり、洋服ダンスなど空気の淀みができる。吸湿しても次々と流れ込んでくるため生半可な吸湿剤なんかじゃ無理。エアコンの室外ホースからどれだけ水が出てるのか知れば解るさ。

 淀む場所に巨大な吸湿剤を置いてきたが1個に水が800ml貯まるものを1ヵ所に2個置いてる。プライベートブランドだから安く3個で245円であり、2個設置3ヵ所2回交換(3個入り×4)で千円に収まる。何年か前にエステーのドライペットと比較使用して性能に遜色ないことがわかってる。

 吸水性能が高く自重の80倍と説明している某素材だが、だからこそ軽くてたいした吸水量がないってことになる。しょちゅう天日干ししなきゃいけないってことだろ。密閉性の高い空間で使うには効力があるが、開け閉めするような洋服ダンスでは心許ない。

 B型シリカゲルの最大吸湿率は80%と言われてるが、湿度が60%くらいでは吸湿率30%である。1Kgをそのまま置いて300gってことだよね。服の間に入れるのに都合が良いが、やはり水が貯まる吸湿剤のほうが吸湿量が多いため併用してる。

吸水性と吸湿性は違った。

 もし本当に自重の80倍なら10gで800gだが、本家の説明を読んで「吸湿」性能は150%であることが解った。B型シリカゲルの約2倍であるが、某販売の大サイズの重さは35gしかない。

 袋の重さは知らないが、そのまま35gで150%の吸水量は52.5gである。水が貯まる吸湿剤であればたっぷり貯まるわけですから、同じ事をするのに何個必要かって計算すれば出る。

 某社が販売の何十個だかまとめて販売している全部での吸湿量は袋の重さを差し引かず最大値で計算すると765g。水と換算すると800g = 800ml貯まる吸湿剤1個分にしかならない。

 もちろん吸湿速度の差もあり、片方は放湿させれば再利用ができ、水が貯まるのは再利用ができない。水が貯まる型は洋服の間には挟めない。等々を勘案する必要がある。

 某社の素材の吸湿性が高くても製品としての現実的な体積という点でシリカゲルのほうが小さくて済む。能力は高いかもしれないが用途が間違ってるんじゃないか。

 靴箱とか流動性がある場所で使えば部屋の中に置いてるのも同然、すぐに吸湿量は超えてしまう。しょっちゅう天日干しするの?断片の優位性だけで判断せず手間も値段のうち。

よく考えれば答えは出る。

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| emisaki | 2022-05-18 Wed 12:41 | 生活::衣料 |