業者じゃないため送料が宅急便の額面どおりかかっていた築地市場とは徐々に関係が切れて流れていたJAタウン。そこから各地のJAにも注文してきた。

　年に十万円も注文してると見えてくることもあるが、たまに冒険すると痛い目に遭ったりする。愛媛じゃなく某県産「せとか」にしたら水分量が異様に少ないハズレで、あわてて愛媛（JA西宇和）の家庭用を注文したら某県の贈答用より遙かに旨いんだからな。

　個人的な体験談だが農園の通信販売ってのはアタリ確率が低い賭け。たぶんそれは高級品を作る農園は流通ルートが決まってるし、または現地販売で通販をやってないことが多い。まだまだ 1次産業＋3次産業すら少なく一般流通に頼りっきりが多いと予想され、一部を独自の通信販売にしたんだろうがアタリに出くわしたことがない。少なくとも卸と小売りを飛ばしているのだからJAくらいは絡んだほうが安全なのだ。

　JAに注文前を思い起こせば主に小規模商店が集まってる某通信販売サイトでは良い思いをしたことが一度もない。小売店だからでJAで買うのと同じ品質を求めるなら、何割増しから倍額は出さないと同じにならない。農園なる名称（屋号・社名）を付けて調べると単なる小売店と詐欺まがいすらあった。ずらずらと画像を並べ立てて肝心の商品紹介に辿り着けず、ご託並をべてるほど信用できない。
　きらきらネームの歯科より、人知れず開業している歯科のほうが信頼性が高いみたいなものだ。訳のわからないカタカナ語が続く病院ほど俺はお断りする。それと同じだよ。

　日本農業新聞によると全農通販サイト「ＪＡタウン」　巣ごもり需要で好調（2021年5月10日）と、JAタウンはコロナ禍で売り上げが増えたらしい。過去に何年も大きな特典はなく、あっても送料無料だったが、2020年中盤から農林水産省の補助金なのか地域ごと割引が始まり、今年に入ってからは購入者に抽選、先着でプレゼントがあり、既に投稿済みだが兵庫県産 特選 和牛500g（9000円相当）、フラワーアレンジメント（約5千円×２回）が景品としていただけた。

どうりで以前は売り切れのままだったのに、再入荷なんてのが増えたわけだ。