2020-08-05 Wed
製造や販売店なら売り上げデータを持っている。それでも色やサイズの読みが外れることがある。それでかアパレル業界は言葉として成立しない「来年は何々が流行る」なんて未来形を使ってきたのかもしれない。正しくは「流行る」ではなく操って強制的に「流行らせる」が正しい。昨今の情報公開によって完全な民営でなければ細かい収支まで情報を得ることができる。中には何を買ったまで公開されており、ある業種の注文から世の中の傾向を垣間見た。
接客業務における購入割合は、
例1: 7号 20% / 9号 26% / 11号 37% / 13号 17% バスガイドっぽい服
例2: 7号 20% / 9号 30% / 11号 35% / 13号 15% エステの受付にいる服
例3: 7号 *** / 9号 67% / 11号 33% / 13号 *** 観光大使にいる服
例1と例2は一般接客、例3は更に表舞台に立つ人だから絞られてると思う。カタログ通りではなくジョア、ハネクトーン早川、チクマと効果的に組み合わされていた。多少の変更で20着以上、オーダーだと50着以上だから大きめの施設でも接客業だけで特注は無理なようだ。20とか30着とバラバラな買い方をされるので特定の品だけが余るわけか。
事務職のデータは無理でも接客業から見えてくる。見栄を張るのか膨らんだのか、ちょっと力を入れたらボタンが吹き飛びそうな方がたまにいるが、事務職と違うとサイズがないのか?個人別に採寸して用意できないのか疑問。ほぼワンピースを選ぶのも個人向けにサイズを合わせてられないのが理由だろう。事務服のデータが入手できれば一般的な傾向が読み取れるだろう。
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