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リンクするなら許可を取れと大間違いした原点のこと
 過去に考察しているが、ハイパーリンクするのに許可を取れなんて過去にも現在にも法的拘束力がない意味不明な要求に変貌した原点と思える事がある。

 それは当時は「配慮」だったのだが、いつしかインターネットに素人が大勢参入するようになり、何も理由を知らない役所が忘れた頃に強制力を持たせた記載を始めたからではなかろうか?

 それを役所体質に近い組織が連鎖的に真似をしてリンクするなら申請しろとか言い出した。リンクなくして World-Wide-Web (WWW) ではないため、許可なんて根幹を揺るがす阿呆と見てきた。

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 役所がやってたから不当要求が世間にまかり通ってしまったのだろう。前投稿に書いたとおり都道府県市町村サイトでは既にリンクするのに許可申請を出せなんて不当な要求は取り下げている。

 きっかけとなった行為は検索サイトなんて存在しなかった時代まで遡る。その時代、日本ではマスメディアすらウェブサイトを所有していなかった。NTTがリンク集を有しており、それが唯一のポータルサイトと呼ばれるウェブページだった。それ以外では現実社会頼りで雑誌に書いてある URL を入力することも多々あった。

 大企業と大学の研究機関だけが常時繋がってるだけで、有名なIIJのインターネット接続料金が3分90円とか恐ろしい時代に安価な接続料のインターネットプロバイダーが登場したが、電子メールとニュースグループが長く続き、World-Wide-Web (WWW) は新しく閲覧ソフトも Netscape しか存在しなかったよう利用者が限られていた。

 幸いにウェブページを開設することができても今みたいに検索サイトが自動的に探りを入れてはくれないため、WWWの原点である「リンク」で他者と繋がりを持っていた。

 一般のウェブページ自体が数限られる中、料金体系や接続方法が次々と新しくなる時代だったため、ウェブページを作ってもプロバイダー自体を変更してしまったり、URLの変更を余儀なくされたとき非常に困ったため、リンクしてくれてる相手に変更を通知するため連絡をし合う配慮があった。

 自分がURLを変更したら事前に連絡を貰ってる相手に電子メールで変更を通知して相手のページも変更してもらうようにしていた。こうした配慮が、のちのちの大間違いの原点だと思う。

 だから検索サイトができ、自動的に再変更してくれたり、新しいウェブサイトまたはウェブページに転送させる設定も可能となってからは連絡は無用の長物へと変わってしまったのだ。

 なぜ、こんなことも知らずに無意味な要求へと変わって一人歩きして残ってしまったのか? まるで現実社会の地域差を見るような、また、最高裁裁判官すらネット社会を現実社会に安直に当てはめてしまうよう時代遅れが恐ろしい。

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| emisaki | 2020-08-09 Sun 18:15 | 生活::社会問題 |