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「ニッポンの温泉地が激変!あなたの知らない令和の熱海」を見て
2023年3月3日 テレビ東京「ガイアの夜明け」ニッポンの温泉地が激変!あなたの知らない令和の熱海
2023年3月6日 テレ東プラス「ホテルニューアカオ」負債は100億円超...熱海・老舗ホテル再建の苦難

 放送のタイトルでは隠されていたが、ネット記事のタイトルにあるように番組は既存ホテルを投資ファンドに売却することになった赤尾の再生にあり、当然ながら、なぜ巨額負債に陥ったのか隠されたというよりも経営者が理解してないからそうなったと考えたほうが妥当であろう。

シェフとか板前さんって修業してから戻ってくるよね。

 井の中の蛙なのか使えない従業員に気づいてなかった。過去の報道からも井の中の蛙と書いたのは事実で、観光学校に行き、修業することもなく近隣で就職する連鎖では社会が全く見えてない。

 私がホテルマンの能力を知っているのは旅行だけでなく、企業の催しや展示会をホテルで行う事業に関わっていたから。ホテルを利用する側でもあり裏方でもあった。あのホテルはどうだとか、このホテルは他の従業員にも話しが通ってるだとか経営体質、従業員の能力が見えてきていたから。

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 そうした話を10年間くらい聞いてきてホテルニューアカオで「ダメだお前ら」と思った決定的な事が起きた。それは台風による高波で食事会場となる大広間のガラスが割れたときの対応の悪さ。

 確かに想定外のできごとであったとしても、地震だって火災だって想定外みたいなもんだろ。割れたガラスで怪我人が出ても助かる者が助からないんじゃないかって不安になる。


 「損して得取れ」って言葉があるが「明日の幸せより目の前の銭」ってことが宿泊者の投稿から見えた。ワンマン経営で従業員に何の権限もないんだろうが、ニューアカオが使えなくなったってのにロイヤルウイングを使わせなかった。

 推測するにロイヤルウイングの客に迷惑がかかるからだろうが経営判断として間違いだと感じた。次回無料招待にしたって話がない。それがあったら宿泊者が文句付けてない。自然災害だとしても客からしてみれば契約不履行になるのだから。雨だから景色が見えないのとは訳が違う。

 気づかない奴は気づかないが、そうした体質が積み重なったのではなかろうか。世の中の大多数はサイレントクレーマーとされ、何も文句を言わず選択排除するようになる。

「客が来ないのは社会情勢のせい」なんて思ってるからシャッター通り商店街が誕生する。




 無能ばかりが目立ってきたわけだが、なぜそんなことができるのかと疑問は今回のテレビ番組によって知ることとなった。立て直しのプロを雇い入れていたのだった。

 ブラックジャックでも末期ガンは治せない。モルヒネを打っただけな改修が見えたわけで、プロでも手遅れはどうしようもなく売却という手段になったわけだな。

 雇われた人も、もっと早く言えよって感じだろう。代々と家族経営やってきたワンマン経営者って外界に出ても視野が狭いのか、そう追いやられてしまうのか?




 2005年以前は全国の花火会場の一つとしか考えてなかったが、行くようになったのは名古屋へ通っていたから。熱海出身のアナウンサーがいて、そのファンの方々に出会ってなかったら小学生までの間に数十回と行ってた観光地 熱海を振り返ってみた。そして私が「愛しの八重歯ちゃん」と呼ぶ素晴らしい方に出会ってなかったら入り浸ることもなく熱海を調べることもなかった。

若年層が「寂れた観光地」と言ってたのを度々聞いたように色々な意味で「どん底」に向かっていた。

 宿泊者数として熱海のどん底は2011年だが、ずっと落ち込んできたのだから東日本大震災とは全く関係がない。むしろ東日本大震災が発生したのにV字回復したのは熱海市役所のメディア戦略によるもの。疲弊してたから商店が協力的だったのが主な理由。後になって友近とハリセンボン近藤春菜の「オレだよ、アタシだよ」ってコントみたい自分の功績かのよう語る奴が登場するが、お前じゃねーよ。タイミングよく波に乗っただけです。

 メディア戦略なかったら若者も寄り付かず潰れてたね。若年にウケるのも日本を知らない層だからで、日本を知ってる私からすると熱海で新規出店が出しているものってパクリだらけじゃん。




 もう十数年前になるが熱海に入り浸るようになった頃、昼のイベントから夜の祭りや花火までの時間が暇すぎ、観光客が行かない住宅街で住民と話をするようになっていた。

 噂話が広がってる可能性もあるが複数の人や別荘族として長い方々とも話す機会を得てきた。そこの人達の総合的な話だと赤尾の失墜は昔に戻りロイヤルウイングなんて豪勢な建物を作ったことにあると言う。それで調べると、最悪な時期に止めることもなく事業が進められていた。最悪な時期ってのはバブル崩壊。

 バブル経済で調子こいてたなら理解するが、ロイヤルウイングの開業は1994年となっていた。ニューアカオの開業が1973年となっていたためバブル崩壊時には古いという認識ができなかったのだろうが、波風と塩に晒され続ける建物が古くなったらどうするという経営能力はなかった。

 俺と経営哲学が違うのだろうが、好景気はカネを貯め、不景気にカネを使うのでは? あぶく銭な時期の計画なんぞ株価が上がったら買って、下がったら売るくらい阿呆にしか見えない。

 バブル崩壊時期はまだ小僧の頃だから私としてはバブル崩壊後に学んだ経営学にすぎず偉そうな事は言えないにしても、バブル崩壊後も学んでないのは誰か?

こうした疑問に答えて欲しいんですけど本当の責任者は出てこないしテレビは宣伝で綺麗事だらけ。




テレビ番組を見るときの心得。

 有識者の受け売りで「テレビは宣伝しかしない」に加え、テレ東は企業の儲け話が優先で闇を語らず。例えば事実上クズの乗り物である電動キックボードの問題よりも金儲け話で伝える。問題点は金儲けの障害としてしか伝えない。そうした報道姿勢は各種事業で変わらない。

 各局でもエスカレーターの片側を開けろと言ったのは鉄道会社なのに手のひら返しで止まって乗れと言い出したから本質も理解せず広告主でもある鉄道会社様の言うとおりであった。

 どのマスメディアもだが「意図」なしの記事は無いだろう。全国ネットな民放と相反する一長一短があることを理解してないと、まんまと企業の宣伝に乗せられてしまう。

 視聴者として「ガイアの夜明け」も宣伝番組としか捉えていない。「ワールドビジネスサテライト」にしても企業の儲け話しかやってないわけだが「知られざるガリバー」くらい明確な企業宣伝番組であって欲しい。

みんな賢くなったほうが世の中は良くなると私は信じている。

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| emisaki | 2023-03-07 Tue 20:25 | 大衆媒体::テレビ全般 |