2025-04-28 Mon
2025年4月18日 NHK「ドキュメント72時間 岐阜・西柳ヶ瀬“シャッター街”ブルース」

「やなな」は閉塞感をなくす意味では活躍したが、たとえば「ふなっしー」がいくら目立っても当事者と周辺が儲けるだけで千葉県船橋市の行政として大きく関与することは無い。熊本県「くまモン」が大金の売り上げに関与しても更に巨額な再開発が動くわけではない。
「やなな」が引退して12年も経過して事態は変わってる。
役所や大学教授が偉そうに復活できるかのように書くのだが理解してるとは思えない内容。馬鹿ではなかろうから「町じまい」を認めたくない間違った分析。それが被害を拡大させてきた。
いつものことだがハコモノ行政大好きな役所側に立てば机上の空論、調子の良いデータしか出さない。「現実」を認めなければ意味がない。
外部から見渡したほうが忖度もないため真実が見え、人口減少した中で無駄に分散させたほうが賑わい創出じゃなく賑わい喪失がすぐにでも見えた。分散によって続けられた店が潰れる。




私が知らない過去に長崎屋(ストリートビュー)が潰れて建物は放置されたままだった。驚安の殿堂 ドン・キホーテまで撤退、高島屋も閉店したのに “無用の長物” が建ち並ぶ。そんな新品ピカピカの無用の長物では割れ窓理論を打ち消すことはできない。
それを大阪で言うならば、キューズモール、あべのハルカス、星野リゾートのホテルを建てようとも飛田新地にあいりん地区は隣にあるのだから隠しようがない。
※中日新聞 > 旧長崎屋跡地を「柳ケ瀬広場」に整備 岐阜市が都市計画決定 2022年3月25日
※中部経済新聞 > 岐阜・柳ケ瀬商店街 長崎屋建物 解体工事が本格化 来年3月完了 新たな発展へ万全期す 2024年8月13日
官民一体なんて能書き垂れているが不動産屋が私腹を肥やすだけで工事または物件が売れてしまえば商店が壊滅しても痛みを伴わない。役所、住民、商店が被害を被るだけ。失敗すれば建設業者も痛みを伴う再開発でなければ成功しない。
たとえるなら採掘し尽くした鉱山の街が維持できると考えるのは頭が悪すぎだ。NHKの番組より前に伝えられてるが繊維産業の衰退が大きな原因だから早期に閉じるべきだった。
昭和の商店街が生き残れないのは車社会だから。人口に対して自家用車の保有率が最も低い東京都市部のほうがダメ商店が生き残れてしまうのも自家用車が稼働してなく行き場がないからで、車社会で年齢が低いほど商店を選ぶ。東京でも同じだがシャッター商店街の店主は客や世間の責任にしたがるが戦える品を作ってないからだ。
自家用車が使えればガソリン消費を除外して1kmでも10km先の店でも違いは小さい。電車でもバスでも自家用車でも交通路が確保されてるとダメな店は生き残らない。だいたい電車だけで行けるところに大型商業施設は存在しないため地方都市であるほど電車の駅前より集まる場所がある。
買い物難民が出るのは住民の意志ではないが、ダメな店が潰れるのは住民の意志である。日本は社会主義ではないためダメな経営者の店は潰れるべき。客として100円のコロッケのほうが旨いのに市場調査や努力もしない個人商店の150円のコロッケを買わねばならない道理は無い。
広域で考えれば効率の悪さがある。2024年夏から価格高騰してしまった米は小規模生産が多すぎて高値だったところ異常な値段になってしまった。旅館も非効率なため独自に板前を雇うなら高額化するか食事提供をやめて素泊まり専門にしたりしてる。
商店が街の規模に比例しないのだからシャッター商店街は予想できな結果であり、漂わせた閉塞感によって大型施設も死に追いやったと考えられる。
岐阜だと田んぼのど真ん中に巨大商業施設があるのだが、東京だったらすぐ潰れる。本物の都会人からすると「コストコ?何それ」ってテレビでしか見ない倉庫型店舗であり電車(徒歩)で行けたとしても持ち帰れない。アメリカのように自家用車に溺れた住民がいるところでないと成立しないため車社会だからこそ田舎で大型商業施設が成り立ってる。
コロナ禍で岐阜市役所が新しく建った。各地を旅行してきて電車の駅が中心なのは大都会だけなの解ってる。旧街道沿いのほうが発展してること多く車社会からの脱却は不可能。
人口減少で縮小してるのに「分散」を生じさせてる。岐阜駅から岐阜市役所まで2kmもあり柳ヶ瀬は中央に位置する。戦後の昭和の高度成長期じゃないのだから岐阜駅から市役所まで商店街である必要がない。集まらなければ生き残りは無理。反面、高齢化によって商店が徒歩圏になくなるのは買い物難民を生む。
行ったときには影も形もなかった高速道路が商業施設「モレラ岐阜」の北を通りインターチェンジを作ってる。岐阜市内からしたら高速道路の価値は無いが沿線住民からすると価値が大きくなる。
無い未来を抱かせ引き際を知らぬところが税金の無駄、傷口を広げることになっていませんか?
≪ 続きを隠す
| emisaki | 2025-04-28 Mon 22:55 | 旅・散策::旅の記録 |
2025-01-17 Fri
→ 中京テレビ > トラベルランド2025(第3回)開催予定日: 2025年3月15~16日 / 場所:久屋大通公園(愛知県名古屋市)
どうしても過去の「旅まつり名古屋」と比較してしまうから見劣りする。あのときの大量なキャラクターの数からすると開催規模が半減し、参加団体も変わってしまった。
過去開催の投稿写真を比べると毎年9月初旬に開催の「ふるさと全国 県人会まつり」のほうが圧倒的に登場キャラクターの数が多い。「旅まつり名古屋」が終了して一部が流れたと思う。
「トラベルランド」が旅をテーマと言ってるが、過去のステージ内容からしても「県人会まつり」のほうが特産品以外に旅もテーマになってる。ようするにテレビ局がやらかしてしまったがゆえに、広告の流れと同じで参加費=宣伝費を集めることを先に考えてしまったからの失敗だな。
わざわざ交通費を払ってまで行った「旅まつり名古屋」の復活を熱望。
| emisaki | 2025-01-17 Fri 12:58 | 旅・散策::旅の記録 |
先頭へ △