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下手な宣伝とズレ 軽井沢の白糸の滝は小さい頃に連れて行かれたけど…
 テレビで軽井沢の白糸の滝が紹介されたが、大人になり見る目が養われたから山梨県の白糸の滝と違和感がありすぎた。古くはインターネットなんてないわけで簡単には調べられず旅行ガイド本にて人造(人工)であることを知った。

 違和感ってのは大きな公園にて曲面をした噴水と滝になってるところがあり、軽井沢も似たように周囲を見渡しても全てが同じ高さから落下している。人造であることを物語ってた。

 富士山麓の「白糸の滝」を見ると、自然の造形美であり水量も落ちる高さも違っていた。公園の滝なんて人工物だとわかってても魅力はあるのだが、自然とか思ったら人工でしたってのが感じ悪い。

 参拝道としての石段を何ヵ所も行ってきたが、それらは古来からある参道だから行ったわけで、計画してきた羽黒山の2446段を越えるべく人工で作る阿呆には用がない。

 シンガポールのマーライオンとか高知県の はりまや橋 とか「がっかり観光地」と呼ばれてしまった原因は、明確(正確)に紹介せず観光客に先入観を抱かせ、現地で目の当たりにして大きなズレが生じる。はりまや橋は京都の渡月橋、山口の錦帯橋を思い浮かべてしまって行くと都市部の中で「何んじゃこれ」間違いなしだから。そういう問題じゃないと言ってくるからズレてるわけで、観光客にとっては由来などどうでもよい。由来が知りたくば現地に行く必要もないのだから。鉄オタじゃなくてもダイヤモンドクロスのほうがマシでしょう。

 必死なのもわかるのだが隠すのは良くない。「オランダ坂」なんて町の坂道でしかない。長崎には魅力がたくさんあるのに、そんなの推すなってことだ。何でもかんでも盛り込むため結果的にハズレが増大する。「ゆるキャラ」では日本一でもない各地にある産物を付けまくって何が言いたいのかも失わせる。

 外国人観光客ともなれば規模が違うところから来るため紅葉で集客力を強めても華厳の滝なんて小っちゃい滝に興味は湧かない。魅力だと感じる方向性すら違うしスケールが違う。

地元の思いと観光客にも大きなズレが生じてることを理解せねば観光宣伝は機能しない。

 よく生じることは、地元で宣伝してる人は「井の中の蛙」として発信してくるが、旅行客は各所へ行ってるため「大海」を見てきて「そんなのどこにでもある」って思うことよくある。

 テレビ朝日で「タモリ倶楽部」って放送していた頃に「残念な観光パンフレット」という企画にて大いなるズレが伝えられ、観光客としてその通りに思った。例えば車社会の連中には鉄道の存在が見えないからパンフレットの地図に書かないなんて有り得ないことした。私がずっと怒ってきたのは公共交通の手段を書かないこと。

観光地の宣伝には「認識の差」を考慮していただきたい。

| emisaki | 2025-08-03 Sun 21:00 | 旅・散策::情報・宣伝 |