2025-09-03 Wed




「東あずま」の「あずま」は東ではなく吾嬬(吾妻)だから問題ないわけではない。本来ならば妻(つま)なのだから「づま」じゃなければおかしいだろってこと。
異常な日本語はあり、「地震」は平仮名でどう書く?「ジシン」か。では「地」の音読みは?「チ/つち・ところ」。「地図」は「チズ」。なぜ濁ると「ヂ」が「ジ」になってしまうのか?
呉音と漢音なる話が出てくるのだが、私は一貫性のなさを突いているのである。
識者から文句も来ないであろうのが物件調査の流れで見つけた「東京東」で、どうやら「トウキョウひがし」と読むから頭が痛くなった。「トウキョウトウ」するはずもないが、惑う時点でこんな名前を付けるべきではないでしょ。十年前だったら思っても取り上げもしなかったろうな。
若い頃、田無市と保谷市がなくなって西東京市となったとき、東で西なんて三歩進んで二歩下がる的に馬鹿じゃねーのかと一悶着を思い出す。同様な間抜けな言い方に「南東北(みなみトウホク)」ってのがあり、文字を見て東西南北で西以外の3つ使って意味不明。
こういう疑問は受け入れてしまわなければ日本中に結構ある。まったく日本人てやつらは言葉の取り扱いが酷いな。あー俺も日本人だったー。
| emisaki | 2025-09-03 Wed 19:33 | 旅・散策::考察・批評 |
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