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情報という名の宣伝に踊らされてきた過去から学ぶ桜情報
 「宴会場」と揶揄して近寄らない上野公園と違って行きやすかった飛鳥山公園(東京都北区)も報道が集まりすぎて有名になってしまった。穴場を探すにしても、たとえば団地の中の公園なんてことになれば無数にありすぎて反対に探しにくい。歩いてたら偶然に出くわすのを狙うしかない。意外と誰もいなくて味があるところがあるので気になってきた。

 東京都23区内で穴場と言えば電車、バスと乗り継いで更に徒歩10分くらい歩く水元公園かな。外国にまで届いてる目黒川沿いも五反田駅の近くから大橋ジャンクションまで途切れる区間を差し引き約4kmだと言ってるが、私が過去に廻ってるように、そこじゃない大通りから見えない不便な場所から攻めれば観覧客人口密度は桁違いに下がる。

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 欧米人による京都観光においての流行は「混雑なしに楽しめる京都」である。春になると桜の花で覆われる日本としても有名だが、中目黒駅近くや千鳥ヶ淵なんて嫌気が差すほどの人口密度となる。選択肢がありすぎ、わざわざそこにする必要がない。

 過去と違って情報に踊らされて失敗しないために世間で働いてくれてるのがスマートフォン(スマホ)とGoogleストリートビュー。投稿についてカメラ付き携帯電話時代とは桁違いになり、ストリートビューや衛星写真は真実を見せてくれる。逆に穴場が広まって観光被害の原因でもあるだけに真逆の要素を持つ。



 太田山公園(千葉県木更津市)へ行ったときは突然の暇な時間にて調査不足が発生し、いい加減な情報に踊らされてしまったと思った。400本という数字だけが一人歩きしてしまっていて、そこへ見頃が3月下旬~4月上旬など固有情報が付加されてゆき、まとめて見れば結果的にウソの情報を旅行会社や開花情報サイトがばらまく無責任を繰り返している。

 「どこに400本あるんだ!」って怒りから後で調べて解ったが、約400本と木更津市は何も語っておらず千葉県の観光サイトにて、そこに存在する桜の種類が「ソメイヨシノ、オオシマザクラ、シダレザクラ、ヤエザクラ、カマタリザクラ」と書かれていたように合計なのだ。

 こうなると見頃は3月下旬に限ったことではなくソメイヨシノに限定して語っており400本どころか40本あるかも怪しい。そうした説明は一切ない。前後には幸手権現堂とかあったが同列で語る規模じゃなかった。

 他の地域の情報にしても周辺を撮影した写真を公開しない場合は非常に疑うべき。周りを見せたくないのだ。ホテルの部屋や賃貸に分譲住宅が超広角レンズで撮影したり、小っちゃい家具を置いて広く見せかけたりするのに似た手法には気をつけたい。

 太田山公園での救いは展望台に上って周囲を見て南側の矢那川沿いに桜並木があるのを見つけたことだった。木更津としての桜の情報だったなら太田山公園なんて相手にする必要なく、矢那川のほうを記載すべきなのだ。

 そこを勘ぐるならば、旅行会社のくせに知りもせず誰かの意図した情報によって掲載してることが考えられる。規模が大きいほうを掲載しないなんて間抜けを通り越すだろ。桜並木は単なる車道沿いであり、駐車場もないし、見る場所もないから人が集まってもらっては困るって理由かもしれないが、だったら他にも似た場所はある。

 期間中に車両通行止めにできてるのだから片側がすれ違えるほど広い場所がある矢那川は役所、警察を絡めてなんとかすればよいだけの話。観光は奥地のみしか考えず、地域振興としても、「やる気がない」ってことだな。「ガウラ」は何度か見てるか「きさぽん」の活動は見たことない。




交差する道路を除き、何メートル以内に桜の幹があるなど桜並木と呼ぶための定義がない。

 真実を知るためにGoogleストリートビューや衛星写真が有用だと思ったのは、日本一だとか世界一だとか勝手に言ってる連中の存在だった。そこに怒ったわけで、後でテレビ番組でも取り上げられたが、落としどころを作りやがって本数日本一、桜並木の長さ日本一、途切れることなく続いている桜並木の長さが日本一だのご都合主義で終わらせた(2019年6月1日放送 TBS ジョブチューン)。いつもは勝手に善し悪しを言うくせに、こういうときに限ってテレビ番組の事なかれ主義は視聴者および観光客として虫酸が走る。

 ちなみに弘前市は勝手に世界一と言うなとギネスから苦情が来たそうだが、言ってしまったので情報が一人歩きしてしまってる。6500本と言っても積雪で枯れて千本減って植林するとか言ってたが万単位は十数あり奈良県の吉野は3万本であるし、桜並木の長さで国内でも負けてるのに何が世界一なのか意味不明で早急に取り下げるべきだ。言ったもん勝ちでは、世界の嘘つき連中と同じで恥ずべき行為。

 同じように各務原市も大幅に途切れるのに31kmと言い続けてる。緑道に植林は見られるが、緑道は民家によって途切れてるのに「既植樹」の区域になっており続かない。また、大安寺川は長距離において植樹できる場所がない。

 平成9年改正の河川法により『河川区域内における樹木の伐採・植樹基準』に抵触して各務原市が出してる資料の中にキロ単位で植樹不可能な場所が含まれている。公表資料によると植樹が平成19~24年で堤防上は法律に反しないのだろうか? ならば河津町で老木が植え替えできないと騒ぎになるはずがない。そもそも植樹できる場所がない区間があり、どこが「既植樹」なのだろうか? テレビ番組で全く桜がない2kmは各務原パークウェイの山奥だと思うが、疑惑はそこだけじゃない。

本数、長さとテレビ番組が決めたご都合の全てが間違っているのに、なぜ言うか?

 この件のみならず何でも追い越されると次々と基準を変え1位を維持させようとする。世界一 → 日本一 → 本州一 → 関東一 なんて具合であるが惨めな方法で情けない。別の形にて ウリジナル と揶揄される連中と変わらず恥ずかしい。

  スポーツの記録じゃねーんだよ 何キロ? 何本?
  俺が欲しいのは見て(行って)よかった日本一だ ボケ!

 何か肩書きが欲しいあまりに嘘をつくってのは既に負けていることを意味し、そもそも戦い方、ようするに宣伝の仕方が間違っているのである。そうであっても日本一、世界一だの世界遺産だからって行く見る目のない客ばかりである以上は肩書きが必要か。列ができてれば味も知らねぇーのに店に並ぶような確証を得ようともしないで選ぶ日本人ならではかもしれん。

役所や観光協会がこんなことをしているのだから真実を語ってくれる観光客が頼りだ。
もう一つの情報源が、しがらみがなく目の肥えた外国人の評価投稿。

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| emisaki | 2020-01-08 Wed 19:32 | 旅・散策と行事::考察・批評 |