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何を言ってるのか解らない表現 七半岸壁の七半とは何なのか?
旅行していると、よくあることだけに日本中で改善して欲しいのが「あまりにも固有名詞」な説明。

 熱海で言うと過去に問題視したのは親水公園 第一工区・第二工区・第三工区と呼んでおり、スカイデッキ・レインボーデッキ・渚デッキとか名前を付けて余計に解らなくなったようにね。「北東部(東京寄り)・中央部・南西部(伊東寄り)」のほうが理解しやすいしのだが、第四工区なるものを作るので見越した説明を考えないといけない。

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10年以上も誤解していたのが「七半(ナナハン)岸壁」だ。

 七半岸壁なる名称は日本で複数箇所に存在するため、そこでは防波堤の反対側が岸壁な訳です。よって熱海でもそうかと思ったら、どうやら海釣り施設に使われてる場所は岸壁ではなく防波堤でしかないようだ。

 ですから七半岸壁と言うと熱海港海釣り施設の小屋が建ってる場所から西側だけを言ってると読み取れた。防波堤らしきところの海側は波消しブロック(テトラポッド)で埋め尽くされてるけど、内側はどう見たって岸壁の作りだから誤解を生む。

 熱海市浄水管理センターがある埋め立て地側は「堤防」と呼べるべき高さがあるが、海釣り施設にされてるところは海側に壁と呼べるものは無い。海に細く飛び出した部分は全体が弱めの「防波堤」でしかなかったんだな。船が接岸できる場所は何か印でも付いているなら話が早いんだが、よく見れば海釣りの場所は落下防止か低い鉄柵が立てられてるので船が接岸するなら邪魔だから接岸できるようにはなってない。どのみち、にっぽん丸の1.5倍程度ある飛鳥IIは接岸できない。

※ 岸壁、防波堤、堤防の違いに注意




・結局、他所でも使われていた「七半岸壁」の七半(ななはん)とは何なのか?

 検索してみても大勢が知ってるように使ってるだけで、最初に出てきたのは、おそらく間違っているだろうと思って深掘りしようとしたが、いっこうに説明のページにぶち当たらないため別角度から責めることにした。

  にっぽん丸 全長166.65m 幅24m 総トン数22,472t 喫水6.6m
  飛鳥II 全長241m 幅29.6m 総トン数50,444t 喫水7.8m

 ネット検索するといい加減な数値までもが出てくるので製造会社、運行会社の順で調べた。そして、旅客船にっぽん丸の場合は「新」とか「II」になってないため古い船の数値に注意だった。

 船の調査にて「七半岸壁 意味」で検索して最初に表示された「おそらく7500トン級の船が接岸可能な岸壁」なる認識は完全に間違ってることが判明。考えてはいたが用語として知らなかった「喫水(きっすい)」船が沈んでいる部分の深さから「七半岸壁」とは 喫水7.5m までの船が接岸できるって意味の可能性が高まった。

 7.5mの場合、実際には10m程度の深さが確保されていると思うが、喫水8.0mに対応したとしても岸壁は隅から隅まで200m、初島への船の場所も200mちょっとしかないため、海底を整備しても 飛鳥II が接岸できる場所は新たに岸壁ごと作らない限り無い。たまに市議会で地元の現実も調べずグタグタ言う奴がいるからハッキリしとこう。

熱海港にやってきた 飛鳥II は沖合にいて、にっぽん丸は停泊してた事実と合致する。

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| emisaki | 2020-10-12 Mon 22:27 | 熱海::考察・批評 |