2025-06-14 Sat
2025年6月14日 テレビ東京「知られざるガリバー エクセレント カンパニー ファイル」過去に取り上げたが、この番組の表現は古くさいのだが、それは古い企業だとありがちであり「モーター」であるが「モータ」になってた。本日も違和感を覚えたのが「コンデンサ」であり、Condenser なのだから「コンデンサー」である。趣味の一つとして電子部品を扱っていると解るのだが海外では Capacitor(キャパシター)のことである。
それではなぜ番組は「リポータ」「メーカ」と表記しなかったのか?支離滅裂ですよ。一貫性がなく誰の責任で混在させているのかが謎だ。
続いて紹介された部品も isolator だから アイソレーター なのだが知ってるネット上の翻訳を使ったところ一時期に役所のお達しで単語末尾の「-」を取る狂った方針に外部も従ってるようだが役所は間違いだと気づき既に取り下げてる。よって「コンピュータ」ではなく「コンピューター」である。
企業側の人もコンデンサー、アイソレーターって言ってるじゃん。尚、DeepL翻訳、Google翻訳共に代案として「アイソレーター」を表示したが標準じゃなく残念。
| emisaki | 2025-06-14 Sat 18:31 | 大衆媒体::テレビ全般 |
2025-06-14 Sat
どうやら近くのマンションに引っ越してきたようで、突如として非常に声のデカイ(うるさい)目障りな奴が出て、子供もうるさい。とにかくボリュームが何段階も高い。何十メートル離れてる。テレビ報道で見たことがないが、ネット上であると特定の国の人が身勝手に暴れている投稿動画ってのはよくある。最近で衝撃的だったのが、自動販売機に向かって何度も跳び蹴りを加えてる女。器物損壊罪の現行犯ですが、警備品が来てたけど日本は甘いし言葉も通じないし、やられっぱなし。
テレビではなぜか報道されないが何度も事件を起こしてきた難民ヅラした害人なんぞ強制送還の条件を満たしているのに追放されない。大手は報道せず、別のところからヤクの売人で逮捕されるまで前科三犯。罠だとほざいてるようだが、それまでの犯罪を言い逃れできるはずもない。追い出す気がない日本には権力者の中に売国奴がいるようだ。
日本人の生命も疎かにするから飲酒運転の末、小学生の列に突っ込んで逃亡したような奴を入国させてしまう。資産没収の上、賠償を完了後に強制送還しなければならない。
アメリカの件も混同してしまってるが、合法の留学生を排除するってのと違法入国者を追い出すのでは話が違う。違法入国は追い出すのが当たり前で非人道的もへったくりもない。
国内で田舎者に対し数百万項目で言いたいことがあると怒ってきたわけだが、天文学的数値で腐った害人が幅を効かせて好き勝手に暴れるような国にする気か?糞を支持する日本人も同罪。
アメリカのトランプ大統領を支持する人がいるのも理解できる。アメリカもだがイギリス、ヨーロッパ諸国が低俗な移民者によって無茶苦茶にされたのを知らないのか。害人を追い出して労働力の危機に陥るよりも、どんどん害人が増えると外国のよう保身のため動く政治家が出てきて川崎市や川口市のよう害人による侵略が完了してしまう。
長らく国内の都市生活不適合者と戦ってきて、自己中に育った奴らには「郷に入っては郷に従う」という言葉がないことがわかった。害人なら尚更で、先に掲げた国々は手遅れ。日本存亡の危機。
日本人のクズに対処するだけで精一杯なんだぞ。
2025-06-14 Sat
一瞬、松阪(まつさか)の誤読に聞こえてしまったが島根県だった。調べたところ漢字で「松永」であったため、やっぱりな。
松永牛「ショウエイギュウ」でないならば「まつながうし」ではないのですか?
柴犬は「しばいぬ」であって断じて「しばケン」ではない。
これだから文法さえ間違ってる「日本語のようなもの」を喋ってる人ばかりになった。
社会がないところでは正されることもなく高齢者でも「元旦」の意味も知らない。
先日はテレビ番組で雨が降ってるから傘を差しながら寺の住職が「雨模様」には呆れた。
派生して意味が拡大することはあるが、完全に意味を取り違えた「○○界隈」。
日本語のようなものを喋ってる。「充電切れた」なんて言う馬鹿が増えて当然。
2025-06-13 Fri




2009/07/11 名古屋 伏見モンブランホテル 5,000円 (2025年9月29日で閉館)
2009/08/08 名古屋 伏見モンブランホテル 5,400円
2009/08/28 名古屋 伏見モンブランホテル 5,000円×3泊
2010/08/21 名古屋 ホテル シルク・トゥリー名古屋 5,800円
2010/08/27 名古屋 ホテルオースプラザ 4,500円 (経営者が同じかは不明だが改装されてる)
2012/03/16 名古屋 グレイスイン名古屋 4,480円 (2024年2月廃業、2025年7月に新たなホテルへ)
2012/07/28 一宮市 シルクホテル 4,700円(一宮七夕にて利用)
2016/03/21 名古屋 アパホテル名古屋錦EXCELLENT 4,000円 (閑散日の料金)
2016/07/30 豊橋 第一ホテル 5,300円 (2017年頃に廃業、解体済。古い建物でした)
上記でアパホテルが安いのは平日前の閑散日料金だからで休日前だと1万円を越えて大型連休なら2万円。上記より何年か前には連泊にて土→日12,800円、日→月3,700円だったことがある。
【ワケアリ部屋 たいしたことないからマジで無理に区分けがないのが怒りのポイント】
→ モンブランホテルグループ >> 【重要】名古屋伏見モンブランホテル閉館のお知らせ[2025/06/01]
そこは建て替えてくれたほうが嬉しいが、グレイスインの後を改装して開業するベース・レイヤー・ホテルのよう外国人観光客へ方針が変われば部屋の構造や料金が高値推移して泊まれない。
当初はずっと同じホテルに泊まってたのに色々なホテルに泊まるきっかけとなった件がそこにある。エレベーター近くはワケアリとして少し安くなっていたが問題ないと思ってた。
空き部屋がないから選んだら9階(最上階?)はエレベーターの稼働により共振を起こす部屋だった。エレベーターが動くたびに部屋中が微振動を繰り返して寝られたもんじゃない。
そうして考えれば無理だと思った部屋は直方体ではなく部屋の中に斜めの支柱。普通のビジネスホテルでも風呂場(ユニットバス)には段差があるが、それが異様に高かった。屋根裏部屋って感じ。
真実だから愚痴ったのだがホテル側から丁寧語で難癖つけられたかのような返信を付けられてから色々なホテルに泊まってみようと思うようになった。
ワケアリにもピンキリがあって通常料金から200円安いだけ。その額をケチった自業自得じゃない。半額ならまだしも空き部屋がなかったときしか選ばない。大ハズレと知ってたら半額でも断る。
全く同じ建物であるが今は掲げた領収書にある金額で泊まれるのは平日前の休日(閑散日)のみ。休日前だと1.2~2万円にもなってしまっていた。とっとと建て替えるべきでしたな。
【上記とは違った意味で安いからって泊まるとハズレなホテルもある】
尾張一宮で住宅街側にあるホテルは自営業って感じがする格安ホテルでしたが、岐阜で似たような環境にあるホテルは気づかない人もいるようだが難ありで風俗に利用されてしまってる。
知らず泊まったとき非常ベルが鳴ったため脱出したら、そそくさと逃げ出す女、ただならぬ空気感。ネット検索したら「デリ○○が呼べるホテル」って出てきた。グルなの?
※ ユニットバスの扉を開けっ放しなど湯気を部屋の天井に充満させると火災報知器が作動
【泊まっていたほうが安上がりから新幹線で東京へ戻って出直したほうが安いへ】
2002~2005年が大阪市内へ御堂筋パレードなど催しや地上デジタル放送のキャンペーン会場へ、2006~2010年が名古屋、2010~2015年は熱海への領収書の山を築いていた。
切符の領収書の箱だったため少ししかホテルの領収書は入ってない。当時は東京にいなければならない時間帯があって土日を連続して日帰りとかバカやってたから新幹線の領収書に比べたらホテルは半数以下。ゴールデンウィークに東京~名古屋を3往復と伝説のバカもやった。
そこは無駄に何もない日を挟んだとしても泊まってきたほうが安上がりだった。
バイト成金になる前の学生時代に時間はあってもお金がなかったから5月3~5日に加えて4月29日のイベントにも行きたいと思った。だが東京から博多へ出直したら5万円(飛行機ならもっと高い)も余分にかかってしまうから4月29日から5月3日までビジネスホテルを渡り歩いたことがある。
このところゴールデンウィークなら休まなければ実現できないくせに「最大 ○連休」なんて言う馬鹿だらけの報道だが、当時は「飛び石連休」なる言葉のほうが一般的かつ正しく言われていた。
微々たる節約のため観光地へ行くでもなく博多、天神の周辺を歩きまくってた。小屋みたいな店で博多とんこつラーメン屋とか観光客が行かないところ生活圏を見てまわる原点だったかもしれない。
【交通費が1万から突如2万円になることはないがホテル代ならある】
名駅、栄だと観光客狙いで料金の基準が高いためにビジネス街のほうを狙っていたのだが次々と変わってゆく。出張費の上限が決まってて泊まれるホテルがないとの嘆きも聞く時代。
今から10年くらい前までは夏休みなど繁忙期においてもビジネス街など観光地を避ければ5千円台で泊まれた証拠が上記の領収書。外国人観光客が増えだしてから繁忙期に名古屋市内に低価格で宿泊することができなくなり、名古屋市内で8月末の土曜日を表示させたら空き部屋は「名古屋マリオットアソシアホテル 13万円」が1件だけのよう豊橋、大垣、四日市など名古屋市中心部から離れたホテルさえ空きがなくなったこともある。
名古屋から伊勢でもホテルが全く取れなくなる日がある。今年ならば8月1日から8月4日まで「鈴鹿8時間耐久ロードレース」があるため周辺のホテルは埋まってると思う。自分とは関係がない動きも調べておかないと泊まるところがなくなる。追っかけが多いアイドル系のイベントがないか探っておかないと気づいたら空きなしってことに。
・花火の観覧料も高騰 企業協賛が激減したから?
今はもう花火大会の観覧に大金がかかるようになってしまった。例えば桑名なら新幹線が往復2万円、夏の土曜日のためホテルは1万円を越えるばかりか空きを探すのも困難になった。場所取りすればそこそこ良い場所、1万円ならもっと良い場所だったが今は花火観覧のカメラマン席(抽選)が2万5千円であり交通費など合計6万円もかかってしまうまで高騰してしまった。
10年より前ならば正月、5月の連休、子供の夏休み期間中だったとしても探せばなんとかなった。ところが「名古屋ならホテルが2万円を越えたら新幹線で東京まで戻れる」…こんな考え方になったのはインバウンドなる言葉が出てからで激変してしまった。
【業務上横領客を狙うQUOカード付き宿泊 業界に自浄作用なし】
一泊通常5000円がQUOカード1000円付きが5500円なら利用するけど6000円と普通に買えば良い価格になってる無意味には犯罪につながる意味があった。
どう使われるか確定するまで犯罪が成立しないからって不道徳極まりない。外食は福利厚生ではなく食事代でも通用しない。出張に伴う出費の替わりに出張手当として支給される。
ビジネス客の獲得のため生まれた汚い手口。たとえば人殺しに使われるからって包丁の販売を禁止したら困るが、それとは違って業務上横領をさせる狙いは「法に反するのは利用者」であっても客寄せのために利用している。
どう使われるか知らぬ存ぜぬが通らず道徳的に外道だと、なぜ解らないのか!?
過去に取り上げたが“害資系”だけに「10泊したら1泊無料」を掲げ、出張で10泊してサービス提供された1泊分を自分で使うと業務上横領の幇助をモロ出し表現で宣伝に使った。
【低い額の業務上横領は罪の意識がない】
悪代官(政治家)は越後屋(企業人)が作り出すと書いてきたが、どのツラして政治家に領収書を出せなんて言えるのだろうか。横領させるようするなら明細書を出すべきは会社員のほうである。
業務上横領って簡単に起こる行為。線引きが難しかったが、昔にNTTが宣伝した「かえるコール(もしくは遅くなるとの連絡)」は残業させられた場合は合法だが、普通に帰る場合は会社の電話は使えない。自分の携帯電話でも私用通話で会社のメモ用紙を使えば横領になるとされている。
大手企業ではずっと前から私用でインターネットを使うことも禁じられていて監視してるのも聞いたことがある。今なら全員が携帯通信端末を持ってるでしょうから消えてきた罪かな。
【夜遅くまでになると泊まるしかなくなる 終電は記憶してた】
家族旅行から自分ひとりで行動するようになったとき東京~新大阪だと2時間30分だったのが2007年に2時間25分、2015年に2時間22分、2020年ダイヤ改正で2時間21分になった。特定の便だけだが、よく乗ってた最終便が最短時刻で運行されてる。
乗り慣れて最終便は空いてるとの現実から、わざと遅らせて帰ることもあった。特に博多や広島から東京へ戻る際にゴールデンウィークなど予約が取れず自由席で在来線ラッシュアワーのようになった。終電は博多発のため使えない手段だが新大阪駅で始発に乗り換える方法もやっていた。
現在、大阪だと21時24分発、名古屋だと22時12分発で東京駅着23時45分が最終。東京に着いても在来線との接続により時代によって変えてきた。
横須賀線(総武横須賀快速)への乗り換えで、品川駅ならすぐとなりのプラットホーム、東京駅だと地下5階。新幹線の所要時間の短縮とダイヤ改正にて東京駅始発に乗れる可能性が出たが、新幹線2階のプラットホームから東京駅を東西に横断し、地下5階まで6分で行く必要がある。
【まるで石と鉄の構造物 古きは残り、新しのが先に朽ち果てる(1)】
今回に困ったのが「白い紙」が複数出てきたこと。共通点は感熱紙による伝票にて文字が消えてしまった。全く見えないためカメラで撮影して画像処理でも歯が立たず、検索して出てきた方法にてヘアードライヤーを使う手段もダメだった。強いと全体が黒くなると書かれていたが頃合いが不明。買ってきた状態の惣菜を電子レンジに入れて見てると容器が一定の温度を越えると価格ラベルが急に真っ黒になるからヘアードライヤーで暖めるのも限界までは行ってない。
色あせるにしても20年前のカーボン紙による転写された手書き伝票は明確に読み取れる。逆に電子化した原題では紙のやり取りがなくなり、記録が消失した時点で何も残らない。早くからネット予約を始めていたホテルだと今から2~3世代も前の携帯電話端末での電子メールで宿泊情報をやり取りしていたため、破棄していたり、残ってる機種も動かなかったり。
安価を実現しているビジネスホテルでコロナ前から導入されてるのを感じたのが自動精算機。受付(レセプション、間違い用語:フロント)に人がいても現地決済の場合に機械化されたホテルに何度か遭遇した。もっと古い宿だと全てが人力だけど。
領収書を残したくば感熱紙ならすぐコピー。税務での保存年数も耐えられないこともある。
大きな問題は特定期間の記録がごっそり抜け落ちてしまうこと。確定申告をやっていたから領収書など最低5年は残すのだが、十数年前の個人旅行でクレジットカード伝票は保存してない。
ホテルの領収書は10年以上経過しているから消えた日は不明だが、コンビニの領収書で5年も耐えず消えてるのを多く見てきた。立証責任は申告者にあるから即コピー。
【まるで石と鉄の構造物 古きは残り、新しのが先に朽ち果てる(2)】
「確かこのへんにホテルあったよね?」とGoogleストリートビューを見てもサービスを開始する以前には遡れない。ストリートビューに残されてるのは2010年頃から。
昭和の東京オリンピックから60年も経過しているのだから、そのあたりに建ったビルは建て替えが行われて当然の時期になってる。
そして国土地理院へ行けば航空写真があるが、当然のこと真上からであり建物に名称は書かれてないし拡大できない低解像度写真にて細かいところが解らない。
区画が再開発ともなれば知られて気にするのだが、徐々に建て変わったりすると知らないうちに記憶と違ってしまう。そんなことがGoogleストリートビューで確認できた15年間で起きていた。
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| emisaki | 2025-06-13 Fri 23:03 | 旅・散策::考察・批評 |
2025-06-12 Thu
本牧の調査から出てきたのだが長後駅へ相鉄いすみ野線と市営地下鉄ブルーラインが通るはずだったのに農家や商店が猛反対したから湘南台に逸れたという話があった。残念ながらその話、ウラ取りはできなかった。信頼できる筋の情報が見つからなかった。現地で聞き取り調査が必要でしょうが、そこまでするほどは興味を持ってない。
確かに市営地下鉄は長後街道の下を通って長後駅へ向かえば権利関係が楽になる。相鉄いすみ野線はどう進むはずだったのか知りませんが現在通ってる沿線にて宅地開発が未だに進んでおり、田舎駅のままな長後駅とは対照的に感じられる。湘南台から市営地下鉄ならJR戸塚駅を通り、上大岡駅で京浜急行線との乗り換え、JR関内駅、JR横浜駅へ通うには乗り換えなし。
長後駅は寂れてるが一帯に工場があるためか小田急 2023年度の公表資料によると乗降客数は31,436人もいる。小田急江ノ島線 湘南台は85,558人。1999年(平成11年)に開業したほうの相鉄いすみ野線は27,346人、市営地下鉄は44,402人(全て2023年度)とあったため合計すると1日平均15万7306人の乗降客数となり長後駅と劇的な差になってる(※)。
※注意点: 乗降客数は乗っても降りても1カウントされるため往復利用していれば倍になる
※注意点: 湘南台駅では他社線への乗換も含まれるため駅周辺に関わってない人も含まれる
何の証拠も示さないYouTuberが語ることは、むしろ聞かないほうがいいくらい危ない。本件は出所不詳しかなく住民が反対したかの確証まで辿り着けず残念だったが、湘南台駅周辺も元をただせばド田舎だったため複数路線が通ったことで造られた施設、増えた乗降客数の推移記録から結果は明瞭。
<資料>
→ 神奈川県 >> 都市計画・地域発展 > いずみ野線の延伸に向けた取組み
→ 藤沢市 >> 都市計画 > 施策・事業 > いずみ野線延伸計画の検討
→ 小田急 >> 「鉄道部門:駅別乗降人員・輸送人員」
2025-06-12 Thu
→ 横浜日吉新聞 > 長年続く「横浜環状鉄道」の事業化検討、状況は大きく変わらず [2022/02/09]

スーパーマーケット以外の商業施設を取り去ってしまえば一般的な集合住宅。早くも再開発が必要だが鉄道が必要なのに、なぜ造られなかったのか?
【横浜高速鉄道みなとみらい線 元町・中華街までしか通らないまま】
ある記事にて「みなとみらい線」は借金を抱えたままと書いてあったが、そこは嘘ではなかった。建設費と公表されてる何年間かの収支報告書からも返せたもんじゃない。
しかしながら地下鉄の計画段階から新興住宅地として整備した本牧まで通さなかった理由までは辿り着けなかった。更に地域を広げてみるとガセネタとまでは言えずとも出所不詳な投稿ばかり。
そこで何日間か空き時間を使い、地元、役所やマスメディアの資料を中心に探ってきた。
【個人的な関わり】
二十数年前から何年間かは下っ端の仕事にて取引先のある各所へ行ってた。よく行ってたのが神奈川県中区山手町だったが物資調達に困り、飲食店もない。土地柄から現在でも変わらず。
よって南の本牧のほうまで行くことはあった。集合住宅が建ち並ぶ団地へは個人的も行くこともあり、大勢が住んでいるはずなのに寂れた感じは古いからかもと誤認して深掘りしなかった。
現実は1982年に本牧米軍接収地の返還から再開発が計画され建設ラッシュ。ショッピングモールであるマイカル本牧は1989年に誕生した街にて古くないのに2009年の時点で廃墟漂う商店の撤退。完成直後のバブル崩壊が理由だと言う。
近くの鉄道と言えばJR根岸線だけだった。横浜市営地下鉄があっても4kmも離れた関内駅となりJRの駅のほうが近い。みなとみらい線が開通しても元町・中華街駅まで2.6km。
(※ イオン本牧店 旧 マイカル本牧を中心)
地域全体が陸の孤島だったため地下鉄の反対は考えられない。住民は地下鉄を熱望するほうが自然。みなとみらい線が開業したのは平成16年(2004年)だから私が小僧の頃は無く、JR根岸線 山手駅から歩いて1時間くらいかかったことがある。地図で行けそうかと思ったら行き止まりとか、上り下りが激しいため速く歩けない。結論は横浜駅から路線バス。
【時代背景を理解できない奴は調べろと批判してくるだろう】
当たり前だが二十数年前は今とは違う。携帯電話すら高価な時代でiモードが登場したのは1999年でも画面の解像度、大きさからして携帯端末で地図なんて見る時代ではない。
自分がパソコンでインターネット接続環境を整えていても企業側がサービスを提供してるかは別問題。ネット上ではマピオンとかYahooによるゼンリンの情報を使った地図が先にあり印刷して使った。
GoogleMapに衛星写真なんて後の話でストリートビューは十年そこそこの歴史だし始めの何年かは大都市の幹線道路だけで路地なんてなかった。
鉄道に関しては出てきていたが、当時は路線バスだと途中の停留所の時刻なんて行かなければ解らなかった。今はネットで解るが癖が残り今でもバス停で時刻表を撮影してしまう。
ある程度は不便なほうが人をより良くし頭も使うことになる。不便だからと自家用車に溺れた社会では距離や時間感覚を失い、歩くことすら苦痛に思う自己中を量産。
本日の報道だって99歳にもなって運転し、高速道路に入って逆走して正面衝突。それほど昔にならずとも聞いたことがない事件事故は人間が変わったことを意味する。そこが街を調査する理由。
【小銭稼ぎのニセ情報もあろうが、他所の理由を混ぜて語る間違い】
最近に商店が反対して地下鉄が延びなかったとの投稿を読んだのだが裏付けは無し。本牧なら20年以上前から知ってますが反対するほど商店がない。
団地の成り立ちが米軍から返還された土地のため地下鉄を通すことに文句を言う人すら住んでなかった。横槍を入れるっても書いたよう近くに強力な反対運動を起こせる商店勢力が見当たらない。
よって「みなとみらい線」が横浜~元町・中華街までの理由は不明のまま。記録としては主要駅である横浜駅を除くと最も乗降客数が多い駅が7万人台の「みなとみらい」、次いで5万人台が「元町・中華街」であるため、バブル崩壊で衰退してるし通勤通学しか想定できない本牧まで作っても採算が取れないと考えたか?
本牧を通して根岸駅まで延伸したとして乗客数は見えてる。みなとみらい地区にタワーマンションを建てる場所は残されている。地下鉄が通ったとしても本牧を再開発して売れる公算がない。
もったいないとは思う。なぜなら川崎市の上流もだが横浜市には平地が少ないため「丘」なんて呼ぶより厳しい場所に家屋が大量に建っている。車道も作れず階段でしか行けなかったり、まるで熱海かと思ったが斜行エレベーターが付いてるマンションが多数ある。辿り着くには真っ当に車も走れないグネグネした道だったりして横浜市の人口より少ない県は多数あるのだが、どちらが暮らしやすいのでしょうか?
こっちから遊びに行くとしても多くは横浜駅から山下公園までとなるが、住宅地をまわると「この坂も実に上りたく“ない”坂である」となってしまい気がめいる。
よって少ない平地である本牧に稼働してない建物が多いのはもったいない。店を一ヵ所に集めて他は作り替えたほうが生き返るであろう。
【物件調査】
最初に自虐ネタをやってたのは島根県だけど、スペイン風と言うならばスペイン村みたいなキャンペーンはどうでしょう。「駅までジョギングで30分」「コンビニって何ですか」「不便なのに家が高い」「バスは多いけど道が混んでるからいつ着くかわからない」とかね。
1991年(投稿時点で築34年)だけどグランデュオ本牧の中古マンションの部屋は135平米で7480万円。ルネサンスシティ本牧の中古物件は築21年、81平米で5780万円。
一般家屋を含めて旧耐震と言われる境目は1981年6月より後であるが、阪神淡路大震災を経て「2000年基準」と言われる厳格な耐震基準が決められてるより前の物件は安くて当然に加え、一般的に建て替えの平均は築50年(短くて40年)のため現金がないまま建て替えとなってしまうと二重ローンを抱える危険。
よって築年数が大きい建物に高いお金を投じるくらいなら価格が高くても築年数が少ないほうが「安物買いの銭失い」を回避することができる。難ありで売られたのではない新しめの中古物件なら新築で買うより劇的に安いし見えてる物件を吟味できる。
築年数が長く不便な場所にして高いのは買い手の意向もなしにリノベーションしてクソ高い費用を上乗せ販売が地域や業者に限らない常套手段だと見抜いてる。
この物件が現状渡しであったなら1千万円以上は安くて当然。例によって管理費も考慮せねばならない。修繕積立金と合わせて最低月額3万円は30年住めば1千万円以上も持って行かれる。
広ければ高くなるが70~80平米で管理費と修繕積立金が月額4万円はもうボッタクリの世界だ。自宅は自分で積み立てねばならないが10年で360万円貯められれば十分だ。
基本的な考え方だが交通の便が悪いってのは損失を時給換算して加算するため他所より片道1時間失い時給1500円とすると10年で約1千万円分もの損失となる。
概念なので実際に失うのは自分の時間だから30年ローンなので3千万円高くても良い物件が買えるわけではない。勘違いして共働きだからと1億円の物件なんて買うから何もかも失うんだ。ちなみに一戸建てを買った人は住宅ローン払いとは別に貯めたお金によって建て替えることになる。集合住宅なんて割合で土地の権利があっても建物が古くなったら売っても書い手がつかない。
本牧調査は以上。
<資料>
→ 横浜市 >> 横浜市における鉄道計画 > 交通政策審議会答申第198号における位置づけ
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