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ローカル路線バス乗り継ぎ旅W 視聴直後 八木新宮線に乗せない予定?(2)
2025年5月10日 テレビ東京「ローカル路線バス乗り継ぎの旅W 第5弾 那智の滝~犬山城」

 タビリスの5月11日投稿されているが、十津川村に入ってれば過去にここで取り上げてる「五條・十津川地域連携コミュニティバス(広域通院ライン)」があり八木新宮線より1時間ちょっと早い。

 調べてなかったが熊野本宮大社で当日は終わりじゃなく十津川村へ入る便に間に合ってた。だが、東回りを狙って熊野市に向かって失敗と知り新宮に戻る無駄をして間に合わなくなった。

 09時過ぎに那智の滝を出発だから行けないはずもなく本宮大社前を10時11分と15時26分の2便あった。乗り継いで上野地までは行けるが、ずっと手前で下車しないと宿がない。

 テレビ番組の出演者は翌日の八木新宮線に乗ると先にきめつけてしまって熊野本宮大社までも行かず温泉街を見つけて向かったから思考停止してしまった。

 熊野御坊南海、奈良交通、三重交通と入り乱れる上に、距離が長すぎて先々の情報さえ案内所が持ってない。新宮で奈良交通の営業所がないから十津川村の情報も得られなかった。

 地域性が色濃く出るのだが、他社の乗り継ぎを知ってるところもあれば、別会社だから知らないを決め込んでいる地域もあるのは私も旅して感じてきた。事前調査の徹底は頼りにならないから。

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 バスの案内のみならず観光案内所もピンキリになってしまった。過去ならそれなりの知識を持っていたが、今は外国のように他社だから知らねぇーって勉強不足が激増している。

 説明する人の主観が強いため、歩く必要があれば路線がないことにされてしまう。だからテレビ番組では「尋ね方」によって引き出せる情報に差が出た。

 テレビ番組の出発点は那智の滝であったが、マニアックすぎても聞き出すことはできず後になって最も離れた場所から富士山が見えた色川富士見峠を知った(当たり前だが希にしか見えない)。公共交通も道路もないが歩くって人なら熊野古道から逸れるが行ける場所であった。



【観光調査から】

 十津川村役場あたりまで行って宿泊できたとしても早朝に五條市へ抜ける奈良交通バスは廃線になってるため代替のコミュニティーバス「広域通院ライン」に乗ることになるから同じ。番組御一行様は十津川村へ入れず通常の八木新宮線。

公共交通の旅人としては廃線によって過去の計画が実現できなくなった。

 今回の番組と反対に南下する場合には、やはり五條バスセンター(五條BC)から十津川温泉へが廃線になっていて八木新宮線より早く十津川村へ入れない。

 五條バスセンターから五條市内の城戸まで早く行けるが十津川村へ入る便は2時間待ち。2時間を利用するにして奥地へ入ってゆくか、実現しなかった五新線の跡地を見るくらいしかできない場所。



【十津川村へのバス廃線によって倒れた計画】

 小僧の頃から計画して20年も経過してしまった。まだ実現もしてないが、熊野本宮大社へ行った時点で10年を過ぎていたから計画は立て直している。この調査がなかったら日本最長路線バスを知るのは相当な後になっていただろう。だから乗ったとき事前調査と違って車両が新しくなっててびっくりした。

 途中、奈良県内に宿泊すればバス運賃をキャッシュバックするキャンペーンがあり、五條に宿泊して向かう計画を立てたが実現できずキャンペーンは終了、後年に早朝のバスも廃線。

 2016年以前から観光として考えたのは五條BCから南下した十津川温泉バス停へ向かい、果無峠から熊野本宮大社へ熊野古道を歩く時間を考えてだが最低5時間(健脚、休憩なし)の確保が必要。

 熊野古道の観光案内では6時間が必要。十津川温泉から果無集落は急な登りであり、計画時点から十数年も老化しているし、熊野本宮大社へ行ってからでも9年も経過して5時間は無理。

 自分のことは自分がよくわかっており、平地なら1日に10kmでも20kmでも歩けるのだが、荷物が重たかったり、道が悪くなると劇的に歩行性能が下がるのを自覚している。

 上りは劇的に体力を奪われ歩行速度がボロボロになり、下りは速度こそ落ちないが足腰を痛めるため翌日の影響が大きいため、休暇明けに休養日が必要だから三連休で使えるのは二日間。

 元を返せば体力も時間にも余裕があった頃に考えてたため広域の計画で、関西圏においては現存するなら今とは違う「スルッとKANSAI」という5500円くらいだったか3日間に関西の対象となっている私鉄やバスに乗り放題になる切符があったためで、十津川村や南紀は対象外だが和歌山市や高野山までは南下できた。

外国人観光客くらいの財力と日数があるなら話は違うが、金額、日数以外に路線が許さなくなった。



 村営バスは村外からは逆方向となるため早朝に十津川村へ入る便は無く、村中に入る便さえ午後の早々に終了してしまうため移動に使えるのは八木新宮線だけだから始発と最終便まで最大4時間しか確保できない。果無峠へは行くが戻ってくる計画しか立てられなくなった。

 村営バスは観光客を呼ぶためじゃなく村民向けのみだから今でも行き先は本宮大社の近くにある「うらら館」で平日のみ2往復。北上するにして最終便は15時20分(本宮大社前15時26分)。外国のような日数の休暇がなければ無理なんだ。

 話は違うのだが、市町村営バス(コミュニティーバス)は並び順に関係なく住民を最優先とし、二重、三重料金制を導入したほうがいい。そうすれば観光客便も運行できるかな?

 旅の計画で頓挫したのが公共交通の運行時刻であり、十津川温泉に宿泊するにしても熊野本宮大社から最短16km、十津川温泉北部である十津川村武蔵だと26kmもあり本宮大社まで辿り着いても送迎は無理。だいたい東京駅から横浜駅までに相当し、タクシーだって簡単には呼び出せない。

 伊豆半島で伊豆の国市と伊豆市が紛らわしい問題があるのだが、紀伊半島のほうがよっぽど紛らわしいが秘境すぎて相手にされない。北から南へ上北山村、下北山村は奈良県で、北山村は和歌山県。奈良県・和歌山県・三重県が入り乱れる県境は飛び地もあって紛らわしい。

 八木新宮線が廃線となったら自家用車以外の観光は終わりで外国人観光客も行けない秘境になってしまうが、上記の北山村系統は全て秘境でバスで行っても帰れず一泊二日のところ二泊三日が必須となり2日間は単なる移動に費やすことになる。

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| emisaki | 2025-05-12 Mon 20:52 | 大衆媒体::テレビ全般 |