2026-07-30 Thu
コンピューターの知識を持っていたことで映像制作業界に関わっていた頃の話。放送機器は日本メーカーが牛耳っていたに近かったが、私が大人になった頃は転落の兆しが見えていた。よって放送機器の代表であったソニーも貧弱なのをクソ高い値段で売る始末。最初だからじゃなく、小さい頃に憧れの商品を作っていたソニーじゃなくなっていた。
古くは年齢的に情報としか知らないが、AMIGA(ゲーム機ではない)を利用したリニア編集機があり、システム構成によっては300万円程度になるのだが、編集所を1時間借りると最低で4~5万円(特殊効果装置を使うと10万円)はかかっていたのだから長期的に使えばコストパーフォーマンスは絶大。
小規模でも外部同期機能がある業務用のビデオデッキを使わねばリアルタイムで映像転換(切り替え)はできず、日本代理店もない外国の機器にて全く流行らなかったようだ。「教えてえらいひと」って検索したわけだがAMIGAが「ウゴウゴルーガ」の制作に使われてたって出てきた。
日本で最も有名だった編集機器製造メーカーは「カノープス」。一般にグラフィックスカード販売会社として知られるが、NEC PC-9801(インテル8086)環境にてザイログZ80のソフト開発を行う拡張カードを販売で有名だった(創業時のカノープス電子)。そこが作って販売した DV-REX、DV-STROMなるDVキャプチャーと特殊効果支援の拡張カードで映像制作業界に名を轟かせた。
カノープスの製品がヒットした理由は、テレビ放送局までもが家庭用ビデオカメラ SONY DCR-VX1000 (その業務用版)を導入することで、数百万円なビデオカメラからDV方式な30~40万円で十分に作品を作れるようになったこと。
日本は情けなくそれだけで、あとに登場してきたのは外国勢のビデオキャプチャー、2D/3Dの特殊効果をリアルタイムで実現できる拡張カードを性能により100~300万円で販売してきたこと。ビデオ編集所へ行かねばならないことから一般の会社内でビデオ制作が可能になってきた。
紙に書かれた文字を撮影して画面に合成の終わりの始まり。
小僧の趣味だった流れで持ってた知識からデジタルテロッパーに関わったのだが、映像制作者がテロップ(字幕)1枚500円だと言ってたように高額。その当時のデジタルテロッパーが200万円であるが、出版社が書物を映像化するにあたりテロップを3万枚使う話があって即使用が決まった。編集所の使用料金を別に1500万円もかかるのが、200万円の装置と私の技術料だけで済むのだから劇的に安い。
別口でイマジカの編集所でデジタルテロッパーを導入していたのだが、何年も経過せずにそんなクソ高い機器を使わずとも静止画を合成するだけなら50万円くらいの拡張カードを挿すだけで可能は字幕だけではなく、コンピューターで作成した画像を簡単に映像化できるようになっていた。
何十年の技術進化とは恐ろしく今ならそこらのパソコンだけで可能も当時は革新的。
複数のビデオデッキから送り出されてくる映像を装置に入れ、その場で処理をして結果をもたらすのをリニア編集と言い、コンピューター上で行うのをノンリニア編集と言ってた。AMIGAはリニアで、Apple Macintosh用はノンリニア編集の制御パソコンとなり、時代の流れでWindows OS搭載機へ移った。
バイト成金はビデオカメラだけじゃなく、数十万円クラスのノンリニア編集拡張カードを所有。単なる個人で所有していたため、何のしがらみもなく、購入したい目的のため買った機器、試用した機器を比較しまくって投稿した。中国は話にならないんだが、欧米が作るのもハードウェアじゃなくソフトウェアはバグだらけだし、ユーザーインターフェースが話にならないわけ。日本人として身についてる心配りからすると耐えがたい。
100万円を越える商品となると、それなりに大きな企業が関わってるわけだから、客にとって私の投稿は有益であるが、売り付けたい側にとっては邪魔者でしかないから嫌われるにきまってる。
真っ当な製品にして売ろうって気があったら聞く耳持つだろうが、後ろにいるのが聞く耳持たない欧米の会社だからな。ソフトのバグすら直らないのさ。
意味があったと言えば検査能力を買われて職が変わった。そんなわけで広告費が営業利益の多くを占めるテレビで忖度のない意見なんて不可能。
広告費とは違うところで最大に企業とつるんでる放送局はテレビ東京だから期待しないで見たのだが、辛口家電マニアは、その人を紹介しただけに終わったに等しいと言えよう。だから家電芸人と同じ、テレビで商品はぶったたけるはずがなく、語っていたように良いことしか言わない。SNS用語なら「PR案件」だよ。
未だに解決してないこと 外部同期
結局、業務用機でしか実現できてないし、ケーブルでつながれる必要がある。存在してるかもしれないが電波という方法も聞いてない。よってカメラを止めないで長く撮影するには厳密に同じ時間軸にならない。個別のカメラの時計(発振器)が違ってることで何十分かすると1~2コマもズレが生じてしまう。
今の解決策は一つのカメラを主力として使い、そのカメラに録音した音声だけを使い、他のカメラで撮影した ほぼ同時刻の映像だけ切り替えて使う。
花火大会の撮影で動画のカメラを3台並列に動かしたことがあるが、録画開始点を合わせても、すぐズレてくる。花火大会がゆえに音がズレるのが当たり前だから解らないだけ。人がしゃべってると1フレームずれただけで気持ち悪い。このように複数のカメラの時間を完全一致させる手段が搭載されていない。
複数台のカメラを1画面に分割合成は同期機能が備わって1本の動画になるが、4台を別々に録画して後から4分割な1画像にしようとするとカメラごとに時間のズレが大問題になる。
タイムベースコレクターやフレームシンクロナイザー、昔は数百万円した機材も数十円のワンチップで可能になったため、カメラごとズレてるのをその場で合成は容易い。だが後から合わせるために撮影時点から複数台の時間を合わせる個別録画しておく使い方をする人が極少ないため技術的に簡単なことを解決してはくれなかった。
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| emisaki | 2026-07-30 Thu 19:57 | 映像音声::制作・編集 |
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