2026-01-23 Fri
2026年1月20日放送 道との遭遇 【神奈川】住宅街に突然現れる謎ロータリーを調査神奈川県秦野市今泉296付近 道路拡幅工事と延長予定場所。つきあたりのためロータリーが設置されていた[Googleストリートビュー]。間違って入り込んできたためではなく法律上で必要なのだ。よって短ければ転回広場なんて作らない。
ロータリーの西側の2軒は道路建設で買い取っていただいたほうが嬉しいはずで、酷い旗竿地と道路に接してるかわからない家だ。建て替えるに工事車両が入れないから料金が跳ね上がる。
番組で語られてない建築基準法で道路と交差する地点から行き止まりの道が35m以上の場合は35mごとに自動車の転回広場がないと「道路」として認められず家屋を建設することができない。現段階で転回広場を作らずとも済むのだが、開通するまでわざと幅員を狭くしているため必要。幅員が6m以上あれば袋小路でも転回広場は必要ない。
→ 例:神奈川県葉山町 行き止まり道路(約70m)の途中と終わりに設置された転回広場
他の道路と接していれば距離に制限がなく転回広場を設置する必要がないため、金の亡者たる建設業者は利便性よりも規制から逃れる手段を使う。一定の広さで宅地開発したとき袋小路ではなくコの字の道路にするのも35mごと転回広場を作らず売れる土地を増やせるからだ。それで減る土地よりも転回広場で減るほうが多くなる。
35mは東京都心部の狭小住宅なら多数の軒数になるが、神奈川県秦野市なんて土地代の安いところなら4軒も並べば35mに達してしまう。4軒ごとに自動車が切り返しをできる土地を道路として提供しなければならない。衛星写真で適当に拾ってみたら直線110m、直角に曲がって30m、戻って110mで元の道路に接してる住宅地があった。
建築基準法 第42条1項5号道路で地図で見る限り幅員は5m弱(4m+側溝)くらい。立野台だと42条1項1号で全て幅員6.0m(側溝を除くと5.0m)ですから開発業者の違いでしょう。土地代の安い地方都市だからこそ可能な住宅地の中まで幅員6.0mの多さで私道ではなく市道になってる。
東京都心部だと最低の4.0m幅にされるし、古い町だと昔から道幅が狭いため道路沿いの全員がセットバック(4mに満たない幅を両端の地主が道として寄付)するまで幅員4mない道も多い。
そして私道ではないのも救いで、仮に私道だった場合に悪徳業者が一角を買い占めて道路状況が変わってしまったら違法状態になってしまう。別の意味だが当家は町工場だらけで立ち退いた跡地に建ったため今と建坪率が違い、建て替えた近所は狭くなってる。
| emisaki | 2026-01-23 Fri 22:51 | 旅・散策::旅の記録 |
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