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　統計には十分なほどの人数と年月で見て辿り着いた結論は、大勢の社会を遺伝的に体験したことがない人達は「時間経過へ予測能力が欠如している」である。

　私の高速歩行でも追い越せないと判断し、前の人の後ろで速度を落とした状態で歩いてるのに、後ろから来て私ごと追い越して対向者と接触や迷惑かける集団生活能力が欠如した人を大勢見た。

　時間経過で各人がどう動くか予測できないからであり、この能力は高速度で動く自動車なんかでは命に関わり特に必要だが、能力を持たぬから特に多い右折で対向車との衝突事故が後を絶たない。自動車は歩行者よりスピードは出るが瞬時の加速率は劣るため、停車状態から右折には時間がかかるのを完璧に計算できる必要がある。

　過去に書いてるが、本質を理解していたら「コリジョンコース現象」なんて事故は有り得ない。動いてないよう見えると識別しにくても、自分が動いてるなら止まってる物は過ぎ去る（動く）との概念を目標物が多く存在しない環境で育ってきてると持てないからだと思う。自分と同じ速度で動いてるから相対速度がゼロなだけなのだから。

　こういうことが幼少期から連れられたり遊んだりで体感的に学習してしまうのだが、東京で産まれてもダメな奴はダメってことは学習できないのではなく、大勢の他人がいる場に来ても自己中だらけのように社会的生活を受け入れる遺伝子が止まってると考えてる。

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　建物や通路の間抜けな構造が都会のそこらじゅうに存在してしまうのは見た目が最優先とイカレてるからだ。一級建築士だろうが根底から都会をご存じない方々には通路やビルを設計する資格がない。ガラクタを芸術だとか宣う芸術家ではないゲージュツ家ばかりのように、依頼人の意向で社会を無視する設計者だらけの末路が東京の町だと思う。

　全体を考え直す必要があるも大災害に見舞われて作り直せる悲劇しかもう手段は残ってない。再開発ってのは小さな区域で町全体が再設計されたことは無い。

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　統率され、他人との人間関係が濃い場所でないと真っ当には育たない。自分勝手に育った親ほど真逆の事をする。子供にはのびのびとした所でと移住するが、のびのび＝自己中心的な行動である。何度も「東京へテ○リストを送り込んで来るな」と怒ってきた。東京で真っ当に生活できる子を育てられる町など存在しない。戦後に東京は社会性がない＝秩序がない連中で受け尽くされたから、そこに混ざっても低俗な自分に気づけないだけ。

　TOYOTAが静岡県裾野市で作ってる「ウーブン・シティ」なんて工場やテスト場の一角であり、田舎だから周辺との関係性が希薄だし、自動車会社だから鉄道も関わってない。加えてウーブン・シティのウェブページに書かれていることからは私の考える社会性ある人間づくりに関して希望はまるで見えない。基本はトヨタの利益を上げるための一環ですからね。

　東京から都市生活不適合者を追い出せ、そうした町によって御山の大将ではなく大勢の他人の中の一人であると教育ができるのか？

　人間教育には物理的な町よりも、遺伝的に能力を持ってなければ幼少期から長きに渡って教育する人間が必須で、その教えを受け入れる人でなくてはならない。

　物理的と言うならば、長屋のような狭い場所に押し込めたほうが自分勝手ができる住居よりも必ず社会性があるよう育つ。そんな空間では他人への配慮など関係性なくして生活できないから。社会的能力を持たずも幼児期は従順であるが十歳代になり本質を現して多くが腐ってゆくのが教育だけでは済まないと指摘する根拠。

　日本は自己中が台頭して無秩序へと逆行しているわけですから手段を講じて真っ当な集団生活能力をさせても遺伝子がONになるのは何世代もかかりそうだ。

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