2025-10-01 Wed
何年前かに見たときは「もっと綺麗に見えた」。そう感じるのも飾ってはいないから。もし飾ってると毎日の変化は常に更新され過去が判らなくなる。コピー用紙として販売されてる紙に印刷した文章やウェブページのカラー印刷ですが、インクが抜けて変色は白黒写真がセピア色に変化するより劇的に早く起こった。それほど年月は必要なく、色によって抜ける速度が違うため薄くなる以上に変色を感じた。保管義務年数を越えて残っていた確定申告の資料を捨てるときに見えたのだが、控えとして残ってるカラー印刷はコピー用紙ですと10年以上経つと変色が激しい。
10年以上も経過した画像(写真)印刷では高級紙を使うことは当然だが、ペラペラ型フィルム状の超高級紙は印刷時点で劇的な綺麗さを見せるが経年劣化には弱かった。
富士フイルムの「画彩 写真仕上げ Pro 超光沢 厚手」を使って印刷された写真のほうが高いコントラストを維持していたが、それでも十数年は長く人物の顔色が濃くなってしまった。反対に「ピクトリコ ハイグロスフィルム(購入時点、ヨドバシカメラ売価 10枚入2620円」のフィルム状 超高級紙では階調が減ったかのようになった。
(富士フイルム:2022年で生産完了しインクジェット用紙製造から撤退)
純正インクと互換インクに大きな差は見られず、印刷後の気密性が強く作用すると思われ、密閉状態が高いほうが綺麗に残ってた。
そこれ悔やまれるのがラミネート加工を施したのが1枚もない。1枚単位でやって貰うには何百円かかる金額より写真を持ってゆくため恥ずかしいというのもあった。
人物の場合、洋服の模様は綺麗だが顔がぼやけてるとか、明るい写真だと全体がぼやけてるとか、普通紙と同様に色によって違いが出てる。黒いほうが綺麗に残ってた。元となった画像を引っ張り出してきて、ボケてなかったり、発色に関しても確認できている。
印刷時点でモニターの色が正しいとも限らないが印刷結果で狂いは調整してたはず。印刷の裏に印刷年月日、使用したプリンター名、純正・互換インク、色調整値を書いてある。
20年くらい前から何年間か使っていたのはキヤノン PIXUS iP8100(7色インク)の印刷専用機だったが、以降のほうが複合機化してインクの数が減るなど性能が落ちてた。PIXUS MG6230(6色インク)、PIXUS iP7230(5色インク)を使い、それが壊れてから自宅での印刷はしていない。この流れでは古いにも関わらず、私の人生で買ったインクジェットプリンターで最も古い PIXUS iP8100 で印刷したのが以後の機種より綺麗だった。
写真はパソコンで表示すればよいし、コンビニでカラー印刷する料金がかさんで年に数千円を費やしているとしてもプリンター、インク、紙を買うより安上がり。この考え方は自家用車を買うより毎回タクシーを使ったほうが結果的に安上がりなのと同じだが、そこは大都会である条件が付く。それにも不利益が生じる時代変化があり、タクシーが常に来てくれるとは限らなくなった。
後悔先に立たず 、隠れた不利益を把握しておく必要がある。
| emisaki | 2025-10-01 Wed 20:28 | 生活::コンピューター・電気 関連 |
先頭へ △