2025-10-01 Wed
学生時代はドット インパクト プリンターと呼ばれたインクが染み込んだリボン(平たい布)に文字の形をした金属を打ち付けて紙に転写する方式だった。古くからあるタイプライターでは決まった文字しか打ち付けられないため文字の数だけ個別に必要だったところ、縦横に並べた小さな点で構成し、点を出し入れをすることで自由な文字が打てる。
そこは点が少ないと文字が汚く、複雑な漢字は表現できない。数が増えるにも物理的な棒のため限界は早かった。だが打ち付ける方式のため複数枚の転写が必要な所で今でも使われてるのを見る。
学生時代に急激に伸びてきたのがインクジェット プリンター。ほかにコピー機の方式に似たレーザープリンターなるのもあったが高額のため業務利用。そして感熱紙によって熱転写プリンター。
今でも使われてるのだが、私が長い年月が経過しているのに進化してないと思うのは、レーザープリンターの印刷物は経年劣化によって張り付いてしまうこと。印字面が重なってるとトナーが溶け出すのかくっついてしまう。
インクジェットにも濡れるとインクが染み出して読めなくなる欠点はある。濡らそうとしなくても湿気によって染みてしまうのは古い資料を掘り返して知る。
感熱紙は言うまでもなく文字が消えてしまう。自営や個人の税務申告で文句を言われたことは無いのだが、領収書の保管義務期間中に消えてしまうが、そこに全く進化が見られない。自分で対策しなければならず、私はコンビニに行って感熱紙の領収書を並べてコピーしてる。それなら6年くらいは大丈夫。世間で言われる復活法には確実も安全性もない。
混雑してたから久々に大型スーパーマーケットのセルフレジを使って手間取ってしまったからその場を仕切ってる店員のおばちゃんに叱られてしまった。専門職がやったほうが圧倒的に早い。領収書も手書きのほうが早く長期保管もできる。
そこで思い出すが、キャッシュレス決済なんぞより、今や絶滅してしまったかキオスクのプロ店員で現金払いしたほうが何倍も早い。しかも瞬時に何人も相手にするが、機械は今のところ聖徳太子のよう聞き取るなんて無理でしょ。電車やバスの乗降にてICプリペイドカードなんかより磁気切符、磁気カードだった頃のほうが格段に早い。銀行のATMだがタッチパネルじゃなく昔はキーボードだったが反応速度は段違いだ。まだまだあるが、もう書かなくていいだろ。
企業側の人件費削減が無秩序な奴らの社会教育の場を奪うことも多々ある。電車の券売機からICプリペイドカード、公衆電話から携帯電話など、それによって自己中が更なる自己中のままであり続けられるため「列の並び方も知らねぇ奴ら」と私に罵られることになった。
何事にも中途半端な技術革新、手抜きな期間が最悪なのだ。
研究開発する気もないのか、それとも人類の科学では太刀打ちできないのだろうか?
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