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京都と高野山を結ぶ直結ルート誕生@南海電鉄プレスリリースより
 不定期チェックのプレスリリースから南海電鉄にて電車じゃなくバスの情報があった(京阪バス、南海りんかんバス)。高野山は熊野三山と同時期から調べていたが、南海へが難解だからか?

2019年9月20日(金)~2019年11月24日(日)の期間限定運行でした。2,500円、往復4,500円
京都駅 09:20→12:00 高野山奥の院 / 高野山奥の院 09:20→12:00 京都駅
京都駅 12:00→16:20 高野山奥の院 / 高野山奥の院 14:40→17:20 京都駅

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・京都からの交通が不便だから直通を作った?

 単に地図を見たら、近鉄で京都→奈良→吉野口、JRで橋本、そして南海、ケーブルカー、路線バスで高野山と考えそう。個々を周遊するならいいが、直に行くなら不便。

・地理的に京都を出発地にしていること自体が間違えでは?

 過去に奈良交通バス八木新宮線を調べてきた過程で高野山へのルートも調べてあるのだが、東京から高野山へ行くならば京都で降りること自体が間違ってる。高野山は京都の南じゃなく大阪の南。


それは乗り換え案内が示してくれる。

<想定日 2019年9月20日>
京都 09:00→09:29 大阪・梅田 09:36→09:44 なんば・南海難波 10:00→[特急]→11:24 極楽橋 11:30→11:35 高野山
所要時間2時間35分 2,830円(うち特急料金780円)

京都 09:00→09:29 大阪・梅田 09:36→09:44 なんば・南海難波 10:02→10:53 橋本 11:00→11:47 極楽橋 11:52→11:57 高野山
所要時間2時間57分 2,050円

東京 06:00-08:22 新大阪 08:30-08:45 なんば-南海難波 09:00-10:32 極楽橋 10:37-10:42 高野山
所要時間4時間42分 15,940円 (このうち、東京~新大阪だと 14,450円)


この所要時間と料金を比べても京都から行くのは非効率だということがわかった。

 同等料金、同等所要時間、新設のバスは1日2往復、乗り換えずに行ける以外に利点がない。旅行者として大阪→高野山→奈良→京都と考えるから往復割引は有利に働かない。一つだけある途中のバス停は「高速京田辺」、推定700メートルでJR松井山手駅。帰りに奈良へ行くのに京都まで戻るよりマシって程度でしかない。直通だけが売り、その利用者は?

 帰りに奈良へ向かうと仮定して交通路を調べてみたが、このバスを使うと14:40奥の院でJR奈良駅は18:22 到着となる。一方、既存路線の“難解”な乗り換え、乗り継ぎですと、奥の院を14:43出発で、バス、ケーブルカー、南海高野線、JR乗り継ぎ、17:34に奈良駅となり、運賃も2,230円で安い。

 “難解”な乗り換えと、いったん新今宮まで行く奇抜な方法は地図を見るだけでは避けたくなるが、途中を挟むJR和歌山線とJR大和路線では運行本数が違いすぎる。奈良交通バス 八木新宮線を調べた段階で大和八木(橿原市)から五条駅(五條市)へバスが間抜けではないとJR和歌山線の本数の少なさは知ってる。当然ながらバスの運行本数も悲劇的である。
 JR和歌山線が悲劇的っても路線バスで橋本から近鉄吉野線のどこかへ路線バスでは無理でJR和歌山線を待ったほうが良く、待つくらいなら大阪へ近づいたほうが良いってことだった。

 高野山~吉野山という移動ならば仕方がないかもしれないが、大阪や京都・奈良が起点ならば距離が長くなっても市街地移動のほうが遙かに早く移動できる。

ということで、このバスの利点は固定の時刻で地理に疎く、乗り換えしたくない向きかな。

南海電鉄インフォメーション一覧 > 2019年07月25日 京都と高野山を結ぶ直結ルート誕生![PDF]

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| emisaki | 2019-07-28 Sun 20:02 | 交通::情報・考察・計画 |