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防災 地形ならば常に見えている
 高蔵寺駅からたった一駅の定光寺駅から徒歩400m。道との遭遇でも取り上げられた愛岐トンネル群保存再生委員会が管理する庄内川沿いの廃線跡で住宅地に近い紅葉の場所(愛岐トンネル群 入口)、遊歩道になってるが安全面から定期的なイベントでしか立ち入ることが認められないため時期が合わず行ったことがない。
 香嵐渓が有名だが豊田市の東の山奥でも大渋滞に見舞われる。名古屋駅を起点に動くと鉄道と徒歩だけで所要時間も短い場所が複数。岐阜県美濃市には埼玉県川越市のよう観光地化が進みすぎてない町並みがある(美濃市美濃町重要伝統的建造物群保存地区)、紅葉ならバス停から徒歩2kmもあるが大矢田神社。そして長良川鉄道沿線に紅葉スポットが多数。東京でも日常が異常になった浅草に嫌気が差し、京都へ行く気もなくなってると有名どころは避けたい。

これらの調査から派生し、近くの住宅地を過去の災害情報から探ってみた。



<旧鉄道跡、愛岐トンネル群から4kmの高蔵寺駅>

 駅と周辺であるが北部は昭和の新興住宅地(高蔵寺ニュータウン)で調べると1968年から入居が始まり十年程度で一通り完成している。日本住宅公団(現・UR都市機構)の高座台団地は1978年のため投稿時点で築49年、初期の建物は築58年。春日井市役所を探ると老朽化にて「高蔵寺リ・ニュータウン計画 2021-2030」というのがあった。

 東京近郊なら多摩ニュータウンやら千葉ニュータウンのように端から端まで3~4kmな昭和の新興住宅地は、場所によって天と地ほど違う。なぜなら広さの割りに商業施設は一ヵ所に集中しているからで、ほか全ては住宅として販売したため、1~2km単位でコンビニどころか自動販売機すら無い新興住宅地と呼ぶ金の亡者が作った街が大多数だ。田舎から出てきて入居する人には便利に感じるでしょうが、東京で自家用車に頼らない生活をする側からすると恐ろしく不便で高齢化したら買い物難民になる。

 住居もエレベーター設置義務以前の4~5階建てで商業施設や駅から離れてるのに大半が高齢者の限界団地が存在していないか?「建築基準法 第31条」での義務は高さ31m以上の建物であるが、地域の条例や「高齢者の居住の安定確保に関する法律」からすると3階建て以上ともなり、高層ビルにてエレベーターがあっても冠水して何日間も動かない事例は出てる。

→ 愛知県春日井市 >> 高蔵寺ニュータウンの概要



 地形を調べると南の庄内川から中央本線 鉄道路線までは、なだらかな斜面になってる。ところが高蔵寺駅の南口と北口とでは段差が激しく、南口から線路がある下へは少し下がるだけだが北口では完全に地下になる。Google Mapの表示を信じるなら南口バスロータリーは標高47m、北口バスロータリーは標高51mであった。周辺で1m未満の高低差だと表示されないが、低いから流れ込み溜まって冠水している。

 2000年、2009年、2011年に駅の地下道へ雨水が流れ込んだ画像をSNS投稿で目にすることとなったが、やっと対策したそうで地下道への入口を高くして止水板を設置したため、今年2026年9月に北口が水浸しになったとき地下は守られた模様。

 春日井市「雨水出水浸水想定区域図・内水ハザードマップ」だと水路およびアンダーパスが薄ら描かれてるが、駅前は更に薄くしか書かれてない。岩成台南交差点から東側100m程度の区間も冠水の色が付いてるが車が立ち往生するほどの窪みじゃないから周囲の高さからすると高蔵寺駅北口のほうが危ない。

 冠水する原因として高蔵寺駅北口から北東は高台となり道路沿いに500m先で高低差10m、春日井市立高座小学校へ道路を500m進んだ地点では高低差22mだから雨水は流れ込んでくる。

 高蔵寺駅の東は幅1m程度の小さな水路、北口から西へ進んでも2mくらい高くなってから幅4~5mの水路がある。東西を見て駅のあたりが窪んでおり、南北へは鉄道の線路にて流れ出る先がないのだから雨水は溜まるしかない。

→ 愛知県春日井市 >> 雨水出水浸水想定区域図・内水ハザードマップ



 今年、千葉県で印旛沼が氾濫したが、その下流である高崎川も越水してJR佐倉駅前を含む一帯が冠水したとき水が引かないのも窪んだ地だからで、私が住む東京ゼロメートル地帯がヤバイに決まってても、ゲリラ豪雨では標高に関係なく、窪地であると周囲から流れ込む雨水が溜まる当たり前な話。

 住宅地の排水溝にまでポンプなんてあるわけがなく、流れ出る構造がなかったり排水溝が機能しなければ窪んだ高さだけ水没してしまうのを今年の千葉豪雨の報道にて知る。



 私が若くて無知な頃、東京の複数の駅で面倒くさい作りを感じたが、元気だから深く考えることもなかった。たとえば東京メトロ東西線 東陽町駅の出入口(Googleストリートビュー)、都営浅草線 浅草駅の出入口(Googleストリートビュー)などバリアフリーに反する構造には意味があった。

 スロープで高くもせず道路沿いにエレベーターが設置には呆れた。東陽町駅は少し窪んだ場所にあるからだ。バリアフリー法による強制は一部を救うが大きな罪も抱えている。なぜなら当初は冠水対策にて2~3段上がってから下る構造だったのに作り替えたら路面と平行にした。もうそうなってから20年以上は経過してるため止水板で防ぎきれるのか?冠水しないと思い込んだのか止水板を設置せず地下に流れ込んだ例もある。

 愛知県春日井市では高蔵寺駅の構造から冠水して報道され知られるが、今年に大きな被害が出た千葉県各所のよう凸凹地形は日本中にあって危険。

 冠水2mで1階は水没、水深2.5m越えたら2階建てでは逃げ場がなくなる。ウチのほうは窪地ではないが、荒川が決壊したシミュレーションで2週間以上、2.63m水没が続くと出てる。それは海面下であるためと、川の水深が下がっても流れ込んできた水は堤防が仇となり流れ出なくなるから。

大洪水よりも毎年のよう起こりがちな天災である情報を役所は示してくれない。

| emisaki | 2026-11-03 Tue 14:43 | 生活::防犯・防災・防疫・犯罪など |