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ポルポ(TV番組)にて勉強になったり異論ありと
2019年3月10日01:10-01:40 テレビ朝日「ポルポ」より
タコのポルポ(CG)が町の疑問を調べる番組

・日本の信号の歴史は昭和から

 主題は、なぜ歩行者用信号には黄色がない疑問で、人は急に止まれるからが答えだったが、その過程で映像が流れ大正時代は警察官による手信号での交通整理、続いて昭和10年代の神戸の信号の写真、歩行者用信号が登場したのは昭和中頃、昭和40年の新聞記事があったこと放送された。

 ここで気になったのは「挙手」と言っていたこと。国語辞典によると挙手とは意思表示のため片手を高く上げることとなっているが、交通整理では片手を上げるだけではなく両手を使い複数の動きがあるため当方は「手信号」と変えて表記した。番組では挙手の意味を知らずに使ったとしか思えない。

 信号の設置時期も不明瞭なので再調査すると、警察庁に日本初の自動車用信号機は昭和5年3月に東京の日比谷交差点と書かれていた。
警察庁現行警察法施行50周年記念我が国最初の自動交通信号機

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 番組で紹介された神戸の信号機の下に「進メ(進め)・注意・止レ(止まれ)」とあるよう信号機を知らなかった。そこで思い出すのが小さい頃に聞いた吉幾三の「俺ら東京さ行ぐだ」であり、その流れから江戸っ子として多大なる迷惑を被って「俺ら、東京さ嫌だ」って替え歌にしてみたことがあるが、オリジナル歌詞にある「信号ねぇ、ある訳ねぇ、俺らの村には電気がねぇー」ってのも当時としては、まんざら嘘ではなかった。

 現在でも必要がない離島に信号機があるのは信号機が何であるか教育用であるが、間違って知らせるほうが逆効果である。なぜなら無意味な信号機という概念を根付かせてしまうからである。「道の歩き方も知らねぇ」と、ののしりたくなるのは以前からいたわけだが急激な世代交代により「あおり運転」から暴行など犯罪者へ落ちる奴は日本中で噴出している。もし田舎で好き勝手な運転をしてなかったから、いくら馬鹿野郎でも初めて習って使うのに異常行動をとるとは思えない。

 歩道暴走チャリも、なぜか信号は守るって具合に信号機は定着したと言ってもよいが、誰か角から出てくるかもしれないという概念を持ってない奴らは誰もいないと思い込めば信号無視するため歩行者に対しては加害者、自動車が相手なら加害的被害者とどう転んでもクズでしかない。


ほとんどの不道徳行為は「自己中が許される社会で育てられるのが原因」

 視聴率が高いとのことで見てる人が多い「ポツンと一軒家」だが、 いままでテレビが甘やかしてきたことが詰まっておりスタジオから「(教えてくれて)いい人だ」なんて声が入るからおかしくなるわけで、呆れる恐怖な部分は何度も放送されており取材車両は何度も置いて行かれるよう「速度超過の疑い」である。標識がない場合、生活道路の制限速度は時速30㎞である。そういう環境が人を変えるため、人口の少なさに対して事故率が高いのである。



・音響付き歩行者用信号機

 勉強になったのは音響付き歩行者用信号の「ピヨピヨ」と「カッコウ」。確かに十字路で音だけではどちらの信号が青なのかわかりにくい。そこで東西か主道路が「カッコウ」で南北か従道路が「ピヨピヨ」なのだと。

 確かに直線を横断するなら音だけでいいが、交差点になると音だけでは方向性を知るのは難しい。自動車の交通量が激しければ自動車の音で判断できるくらいだが通行量は時間帯に左右されるから判断材料にはならない。音は確実なのか?

 交差点だとして、どっちの横断歩道かはわかるが、音色が違うくらいでは東西か南北か把握することはできない。土地勘が必要である。どっちの横断歩道か知らせるだけなら左・右で音を決めたほうが確実となるが、それも狭い道の信号であったなら反対側に別の音が聞こえてしまう。通常の光学式信号に指向性を付けたのと同じように音響での指向性も開発されているため、なぜそれを使わないのか?

 視覚障害者が方向もわからず歩くことは危険なので土地勘があることが前提となる。その音の違いがうまく機能していれば構わないが、前に問題にあげたように歩道上の凸凹(点字ブロック)が高齢者や特に車椅子に大迷惑だってことがわかって、万人を助ける方法にしなければならないのだと思う。それで埋め込み式、杖と電磁誘導で電力なく警告を伝える方法を提案してみたが、電気使うならGPS信号からの計算速度と精度が高まればもっと良い補助機器が作れそうだな。本件のどの方向の信号機かってのも何か電波で知らせるなど世界的に統一した方式でも決めればよいのだ。



・自動販売機の硬貨投入口

 この調査は非常に甘かった。自動販売機の硬貨投入口の縦横が完全に説明されてなかった。確かに横は落とす行程が必要なのだが、人間工学的な要素が全く説明されてなかった。

番組の説明では横向きである必要がないことになる。

 例えば街中の飲料水の自動販売機では硬貨投入口が高い位置にあれば縦方向、低い位置が横方向にある。自動販売機メーカーでは、低い位置で垂直面に対して縦方向では投入がしにくいからと語っていた。機種によっては子供(または車椅子)の利用を考えて低い位置に受け皿付きの横方向な投入口も増え、押しボタンすら低い位置な自動販売機がある。

 番組で言ってた縦方向のほうが硬貨が落ちるのが早いことも確かだが、最新型の切符券売機など垂直面投入でなく平面からの落とし式投入なら同じで垂直であれば向きは関係がない。ところがあれば同時に複数枚を入れられるようになっているため投入口に溜まりがちなので「早い」って話にも安易には賛同できません。
 スロットマシンにコインを連続投入するとして縦(垂直)落とし式であってもコインの面を見ながら投入する方法ならば人間の動作として実に入れにくい。条件が必要なので縦(垂直)投入だから早いとは言い切れない。

 このように垂直に落とすから早いんだと言う理由は人間の動作を含む全体的な時間を考慮してないので正しくない。テレビ番組の問題点は審査員が固有で異論が出たりするのと同じように、誰か一人に聞いて正しいとしてしまうことにある。

 自分の人生なりに人間を見てきて、縦横より人間の動作のほうに問題があることのほうが多い。「券売機の前に立ってから財布出すんじゃねー」とかね。上記の件と同様に集団生活の場であることを遺伝子なのか知らんが構造的にわからない奴が多すぎるのだ。


 例えば駅の階段で手すりで仕切られてる場合、都会であるほど狭い側と広い側があるわけだが、どっちが上りか下りか書いてなくても決まってる。長年の生活環境の違いにって理解できるかどうか。理解できないのは、人がいないから気づけないだけ。
 大勢の人がいたら絶対的理由が生じるのだが大勢いるところに来ても気づけないから都市生活不適合者という言葉を使ってきた。駅に急に人は押し寄せないが、電車からは一気に降りる。そうした何万、何百万項目の当たり前があるわけだが、それを理解できないから問題を起こす。「赤信号みんなで渡れば怖くない」と変え標語で示したよう傍若無人が多数派となり己の愚かさに気づけないだけなのだ。

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| emisaki | 2019-03-11 Mon 22:55 | 大衆媒体::テレビ・映像 |