2026-08-29 Sat
映画タワーリング インフェルノの終わり、消防隊長役スティーブ・マックィーンと建築家役ポール・ニューマンが「設計屋がビルの建て方を聞きに来るまで俺はまた死体運び」というキツイ言葉を思い出したが、現実にいるのは映画に登場するビルの持ち主な親子と同じである。ホテルニュージャパン火災は子供で知らず後年の番組で知ることとなったが、関東大震災から戦争を抜けてきた年寄りに育てられたため防災意識から脳内でシミュレーションしてしまう。
ビジネスホテルに景色もへったくりもないから眺めなんて関係ない。避難路と脱出できないとき、窓を破壊して壁に逃げ道に使える配管があるかとか見てしまう。「殺す気か」って思うビジネスホテルは多数残されており、細長な雑居ビルをホテルにして部屋は刑務所の独房みたいで通路はすれ違えない狭さを知らずに空きがなく安さで泊まったことがあるが怖いなんてもんじゃなかった。
病的でも過剰でもない。先日に発生した東武鉄道駅で除草作業員が特急に衝突して4名死亡、渡るときに指差し確認していたら死ぬことは無いため、登場人物全員馬鹿が正常性バイアスってやつ。
大地震で高層ビルから落下物があり地下へ逃げ込めなかったら通行人の数によって地獄と化す。ガラスは粉砕して空気抵抗によって致命傷にならないと言うが飛散防止フィルムによって塊のままとなる。ガラスが割れるようならオフィスにある大きな物が落ちてくるだろう。
映画にあったよう予算を削ってるかもしれないし、過去に指摘した強度基準が上がるのを逃れるギリギリな59.9mとか99.9mのビルの多さが物語っている。渋谷駅で東横線と副都心線の乗り入れが始まったとき、構造を見て災害意識のへったくりもねぇクソ設計に嫌気が差した。災害大国なのにわざわざ危険にしてる見た目が優先設計は無数にある。
東日本大震災の津波、能登半島地震、熊本地震、千葉豪雨、そしていつか来る関東直下地震、南海トラフ地震、富士山噴火。他の場所で批判したが災害大国を無視した調子に乗った設計屋による数々の危険な建造物。金の亡者どもが東京に集まる限り危機は増える一方。なぜ、散って小さくまとまらないのか?何のための新幹線に高速道路網なんだ!
技術的、構造上で異なる災害対策は両立できない。
災害対策にて「本末転倒」と言ってやりたくなることもあれば「こちらを立てればあちらが立たず」という間抜けもよくある。大災害にて別の災害を忘れるのは愚か者。
複数地域で豪雨、線状降水帯による長期的な雨によって洪水が発生したから広告の魔の手に落ちてるテレビ局は建築業界の宣伝をするのだが、免震と防水は両立できない。
洪水と大地震、どちらが命にかかわって家屋を破壊し被害が大きいと思いますか?
| emisaki | 2026-08-29 Sat 08:34 | 生活::防犯・防災・防疫・犯罪など |
先頭へ △
